シャレン!Jリーグ社会連携


SC相模原
「物流×NPO×スタジアム」でつなぐ食の循環。福祉のラストワンマイルを解決する持続可能なフードバンクモデル。
SC相模原、物流企業の株式会社ギオン(以下ギオン)、NPO法人フードコミュニティ(以下フードコミュニティ)の3者が連携協定を締結し、地域課題である「食品ロス」と「貧困」の解決に取り組む活動です。NPO単独では困難だった食品の大量保管と配送を、ギオンの倉庫とトラックを活用して解決。クラブはスタジアムを回収拠点とし、選手による発信で支援の輪を広げました。単なる寄付活動を超え、プロの物流アセットを社会課題解決に組み込んだ、持続可能で循環型の新しい社会連携モデルです。
- 活動場所
- 相模原ギオンスタジアム、GLP ALFALINK相模原(ギオン保管倉庫)、相模原市内全域
- 協働者
- 行政、 企業、 住民、 学校、 学生、 NPO、 ファン・サポーター、 スタジアム、 選手
- 協働者名
- 株式会社ギオン、NPO法人フードコミュニティ、相模原市
協働者の声
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株式会社ギオン 管理副本部長 兼 人事部長/須藤 亮平 氏
物流の強みである「運ぶ・保管する・届ける」という機能を社会課題解決に活かせた点が、本取組みの大きな価値だと感じています。善意に頼らず、仕組みとして地域に根づく活動を、SC相模原の皆さまと共につくれたことを誇りに思います。
活動詳細情報
1. 株式会社ギオンnote
2. タウンニュース①
3. タウンニュース②
4. PR TIMES
5. 公式サイト
ストーリー
相模原市では食品ロス削減とひとり親家庭への支援が急務でしたが、活動を担うNPO法人フードコミュニティは、深刻なジレンマに直面していました。
それは、善意の寄付が集まれば集まるほど、「保管する倉庫がない」「配送する車両と人手がない」という「物流の壁」です。2024年問題による物流コストの高騰も追い打ちをかけ、必要な家庭へ食品を届けるラストワンマイルが限界を迎えていました。
「スタジアムのアセットだけでなく、パートナー企業のアセットも地域課題解決に繋げられないか」。SC相模原はこの仮説のもと、トップパートナーであり物流大手のギオンに相談を持ちかけました。
ギオンは「地域貢献」と「物流の社会的意義の発信」という観点でこれに賛同。
2024年6月、ギオン・フードコミュニティ・SC相模原の3者で「ジモトアイプロジェクト/フードドライブ推進パートナー協定」を締結。これにより、ギオンのトラックでの食材回収・配送サポート、巨大倉庫「ALFALINK」で保管を行うという、プロフェッショナルの物流スキームが完成。フードコミュニティは物流、管理業務の負荷が軽減され、支援者へのケアに専念できるようになりました。
SC相模原はホームゲーム全試合でフードドライブの受付を行い、選手やマスコットのガミティが食材のお届けを行う活動に参加し、SNSで呼びかけることで、サポーターにとってフードドライブが「観戦の一部」として定着。2024年11月にはスタジアムで「フードパントリー」を開催し、支援を受ける家庭を試合に招待することで、孤立防止とレジャーの提供を同時に実現させました。行政からも高い評価を受け、相模原市のSDGs補助金の対象事業にも採択されています。
2025年1月からは相模原市内の小学校へ選手とトラックが出向く「フードドライブ啓発キャラバン」を展開。子どもたちが食品ロスを学び、家庭で余った食品を持ち寄る体験を通じて、次世代のシビックプライドを育みます。クラブがハブとなり、企業とNPOの強みをパズルのように組み合わせるこのスキームで、ホームタウンの食品ロスの削減と有効活用による循環型社会の実現を目指していきます。
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