シャレン!Jリーグ社会連携


横浜FC
4年ぶりの外の世界 ~医療・施設・クラブで紡ぐ幸福寿命~
横浜FCでは、地域のホスピス型住宅「ReHOPE 東戸塚」と連携し、Jリーグ、サントリーウエルネス主催がする「Beサポ!」に取り組んでいます。2023年末、施設側からの「横浜FCを応援したい」という熱い提案から始まり、医師、施設、クラブの3者が連携して、4年間外出が叶わなかった患者様のスタジアム観戦を実現させるなど、医療的壁を越えた挑戦を続けています。2025年の「人生100年時代の物語大賞」でのブロンズ賞受賞も果たした本活動は、誰もが最後まで幸せを感じられる“幸福寿命”を支える、Jクラブの新たな可能性を示しています。
- 活動場所
- ニッパツ三ツ沢球技場、ReHOPE東戸塚(ホスピス型住宅)
- 協働者
- 企業、 スタジアム、 病院
- 協働者名
- ReHOPE東戸塚、株式会社シーユーシー・ホスピス、みんなの戸塚クリニック
協働者の声
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ReHOPE東戸塚 施設長/田中 貴大 様
ホスピス型住宅の利用者様にとって4年ぶりとなる外出とスタジアム観戦を実現でき、心から嬉しく思います。地域に根差す横浜FCの皆様と連携し、「生きる喜び」を感じていただけた時間は、私たち支援者にとっても大きな力となりました。スポーツ×医療・介護・福祉が人生に寄り添う瞬間を、今後も共につくっていきたいです。
活動詳細情報
1. Beサポーターズ!
2. ReHOPE
3. シーユーシー・ホスピス
ストーリー
2023年末、ReHOPE 東戸塚の皆様から「『Beサポ!』を通じて横浜FCを応援したい」との切実な想いを頂いたことが全ての始まりでした。
「患者様の最後を看取るホスピスを暗い場所だと思ってほしくない」という当時の施設長の想いを伺い、施設での応援観戦会、選手による施設訪問など、入居者の皆様と交流をさせていただく機会を設けていただきました。徐々に横浜FCのことを気にかけていただくことも増え、「入居者の方もスタジアムで現地観戦ができたらいいですね」といったお言葉もいただきました。
しかし、進行がんや難病を抱える入居者様にとって、スタジアムへ行くことは簡単なことではなく、クリニックの医師による医療面でのバックアップ、施設スタッフによるケア、クラブ側での安全な受け入れ体制の確立という、三者での強固な連携が必須でした。
現地調査、入念なシミュレーションなどを何度も議論を重ね、専門的な医療体制を整えたうえで、試合当日を迎えることができました。入居者様は実に「4年ぶり」となる外出が実現し、スタジアムでの熱気、迫力を肌で感じ、現地観戦や応援を楽しんでいました。
世間では平均寿命や健康寿命が議論されますが、人生の最終盤において最も大切なのは、心が満たされる“幸福寿命”であって、外出が困難な状況にあっても、周囲の支えがあれば「幸せな日常」は創り出せる。ご入居者様の笑顔は、サッカーには病という壁を越え、生きる意欲を呼び起こす力があり、「何かに挑戦するのに遅すぎることはない」ということを確信させてくれました。
この活動は、「人生100年時代の物語大賞」においても好評をいただき、ブロンズ賞を受賞しました。表彰式の壇上で、異業種が連携して一人の人生の物語に寄り添う価値を再認識しました。
たとえ困難な状況にあっても、大好きなチームを応援することで明日が楽しみになる。横浜FCはこれからもホームタウンに暮らす人々の生活に寄り添い、“幸福寿命”を支える活動を継続し、最期まで自分らしく生きられる地域社会を共に創り上げることに貢献していきます。
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