
鹿島

第16節
5月11日(日)13:05

川崎F
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歴代最多の8度の優勝を誇る鹿島と、歴代3位となる4度の優勝を果たした川崎Fが5月11日に国立競技場で対峙する。リーグを代表するクラブ同士の一戦となるだけに、ハイレベルの攻防が繰り広げられることは必至だ。
因縁の対決でもある。今季より鹿島を率いるのは、昨季まで川崎Fを指揮した鬼木達監督だ。川崎Fに多くのタイトルをもたらした名将が、今度は自身が現役時代を過ごした古巣でその辣腕を振るっている。
鹿島はその新監督の下で、勢いに乗っている。前節は福岡を下し、5連勝を達成。2位に4ポイント差をつけ、堂々と首位に立つ。鈴木 優磨、レオ セアラら攻撃陣に強力なタレントを擁し、リーグトップの24得点を記録する攻撃力を備える。一方でここ4試合はいずれも無失点と、守備の安定感も高まっている。攻守両面で隙がなく、今節もしたたかな戦いを見せるはずだ。
対する川崎Fは現在14位に留まるが、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のファイナルステージに進出したことで、他チームに比べて3試合消化が少ない状況にある。
ACLEではクリスティアーノ ロナウド擁するアル・ナスル(サウジアラビア)を撃破するなど見事にファイナルに勝ち上がったが、決勝ではアル・アハリ・サウジ(サウジアラビア)に敗れ、悲願のアジア制覇はならなかった。
それでもその経験は、今後のリーグ戦で生かされるはずだ。リーグ戦は4月20日以来となるが、過酷な環境下で強度の高い試合を経た彼らが、国内の舞台でいかなる戦いを示すのか。昨季までの監督が率いるチームを相手に、逞しさを増した姿を見せつけたい。