試合の見どころ

第9節終了時点で首位に立つ町田と浦和が4月13日の日曜日に国立競技場で激突する。
町田は前節、川崎Ｆと引き分け、6戦負けなしで首位に浮上した。躍進を遂げた昨季と同様に強度の高いパフォーマンスを継続し、堅い守備と鋭い攻撃で結果を残している。
攻撃を牽引するのは相馬 勇紀と新戦力の西村 拓真が形成する2シャドーだ。前者はここまで2得点・4アシスト、後者は4ゴールと多くの歓喜をもたらしている。昌子 源を軸とした3バックの安定感も抜群で、攻守両面に隙は見当たらない。
対する浦和は前節、福岡に敗れ、5試合ぶりに黒星を喫した。9節を終えて2勝しか挙げられておらず、12位に留まっている。
昨季途中に二度目の就任を果たしたマチェイ スコルジャ監督の下で攻撃的な戦いを標榜するが、ここまで7得点とその成果は表れていない。前節も福岡の堅守をこじ開けることができなかった。
マテウス サヴィオ、金子 拓郎ら今季前線に加わった実力者がこの状況を打破するカギを握るだろう。
両者は昨年も国立で対戦し、2-2の引き分けに終わっている。終了間際に町田が追いつく劇的な幕切れとなったが、果たして今回はいかなる結末が待ち受けているだろうか。