エース負傷交代もFC東京が勝利。柏はオルンガが好機を生かせず
FC東京
DF 4
自粛期間も長く難しい試合でした。お客さんも入っていない雰囲気も今までにない。試合の入りは良くなかった。でも勝点3を取れたところは大きいかなと思います。 --今季リーグ戦初得点。狙っていたセットプレーからのゴールでした。J1では去年2点取っているけど、今年は初得点。1点取れたのは良かったと思います。 --去年はこのスタジアムで悔しい思いをしたと思います。去年ルヴァンカップでここでデビューして点を決めたけど、オルンガ選手に決められて負けた。同じシチュエーションで借りを返すというか、オルンガ選手に取らせなかった。成長できていると少しずつ感じます。 --オルンガとの初対決でしてやられてからの1年間。今日はうまく抑えた。今日も何個か危ないシーンがあったが、去年は2失点で今日はゼロ。それは1つの目標だった。抑えたら自信になると思っていたので、成長を感じられた。 --ゴールシーンを振り返ると?小川(諒也)選手のCK。インカーブでファーサイドに行って、折り返しを見たらモリくん(森重 真人)が高い打点で中に入れてくれました。あとは触るだけでした。慌てず決めようと一瞬頭をよぎりましたが、落ち着いて決められました。しっかりゼロで抑えて自分の点で勝てる。CBとしてやりがいを感じられている。これをもっともっと増やしていきたい。
柏レイソル
監督
結果こそ負けを喫したが、90日間自粛した中でのリーグ再開の初戦。選手たちは終始役割をやり切ってくれた。決定機を決め切れなかったが、いくつか作りました。その流れの中からセットプレーで失点をしてしまい、結果は残念ですが、継続してやってきたことがパフォーマンスとして表れたポジティブな試合。決定機を決められなかったのは、パスやシュートといった技術的な課題は残る。試合をしていく中でゲーム感覚やテンポは改善傾向に向かうと思う。次の試合に向けてしっかり準備していきたい。 --1人退場後のゲームプランですが、神谷 優太選手と仲間 隼斗選手はどんな意図での投入でしたか?戦術的には1人足りない状況での展開なので、1点ビハインドで点を取るためにクリエイティブな選手を投入して引き分けに持ち込みたい狙いでした。タニ(大谷 秀和)のところに戸嶋(祥郎)を入れてボランチに、神谷も仲間も攻守で走れる選手。中でも神谷はもう少し攻撃のところで起点を作ってほしいと指示した。江坂(任)、瀬川(祐輔)、仲間からの効率の良いミカ(オルンガ)へのボールフィードでチャンスも作った。そういう狙いで戦術変更をしました。
FC東京
監督
前半は硬さが両チーム目立ち、ボールも落ち着かなかったです。柏との試合は堅い試合になることは覚悟していた。どちらがスキを突いて先制点を取るかという展開。前半は危ないシーンもあったが、ゼロで折り返したことは悪い展開ではなく、後半になってセットプレーで先制し、その後試合もコントロールしてくれた。この試合を迎えるにあたり、選手たちもいろんな思いがあったが、これで落ち着いて今後の試合に臨めると思う。Jリーグの方々にも感謝したい。東京は感染者がいまだ出ているが、自粛をしっかりして今日という日を迎えられたことは、すべてのFC東京に関わる人に感謝したい。 --この1勝の意味は?勝利でスタートできたので、これ以上ない。非常に強豪との連戦が続く。選手のコンディションも見ながら、全員で力を合わせて戦いたい。 --リーグ戦初先発となった安部 柊斗選手の評価は?後半はトップ下にして非常に彼の持ち味が出たのかなと。前半は硬さもあって非常にハードワークの相手に持ち味が出なかったですが、後半はアグレッシブになって良かったと思います。 --システムを目まぐるしく変え、さらに選手の配置なども柔軟に変更しました。どんな策を持って試合に入りましたか?柏はバイタルエリアを使うのがうまいチーム。ダブルボランチの[4-3-3]、[4-2-3-1]という言い方かもしれませんが、そのほうが良いのかなとスタートした。ディエゴ(オリヴェイラ)がケガでプレーできなくなり、トップ下にはどういうタイプが良いのか。ちょっと今日は縦に急ぎ過ぎていたので、後半は(東)慶悟をボランチにしてから中盤のハマりが良くなった。レアンドロやアダイウトンも自由にプレーできるようになっていった。ただ全体的にコンビネーションはまだまだ。もっと精度を上げていかなくてはいけないと思います。
柏レイソル
DF 15
染谷 悠太
負けてしまったので悔しいですし、次の試合に向けて良い準備をしていきたいと思います。 --決して悲観する部分だけではなかったと思いますが、ポジティブな点は?そうですね、セットプレーで失点したけど流れの中で前半以外は危ないシーンはなかったですし、どんどんこれから良くなっていくというのがポジティブなところだと思います。 --右サイドがクリスティアーノ選手ではなくてマテウス サヴィオ選手で、ボールポゼッションが増えた。手ごたえは?クリス(クリスティアーノ)にはクリス、サヴィオにはサヴィオの良さ(がある)。サヴィオは足元でしっかりボールを扱えるので、起点を作りながら相手陣地深くまで行くという狙いだった。押し込める場面もあったし、その時間でいかに点を取るかを練習からまたしっかりみんなでやっていきたいと思います。 --途中でヒシャルジソン選手が退場になり難しい展開でしたが、その後も良いチャンスがありました。1人少なくなっても後ろから数的優位を作っていけば大差ないというか、ピッチ上でもベンチからもそういう指示。ポゼッションしながら進攻していくところはしっかりオーガナイズできていたのかなと思います。
MF 28
戸嶋 祥郎
僕自身、ビハインドで1人少ない中で途中出場。まずは1点取って最低限勝点を拾っていくイメージでしたが、それを最後まで達成できなかったので悔しさが残る試合でした。 --難しい展開。攻撃の厚みももたらす必要がある中、プレーイメージは?まず[4-4-1]というシステムにして攻撃していく中で、なるべく間に顔を出して1人足りないことをごまかしていく作業はしていこうとした。向こうがリードしていたので自陣ではボールアタックに来ない状況だったので、ペナルティーエリア手前まではストレスなくボールを運べた。ただ1トップなのでゴール前での厚みが足りず、シュートチャンスを作れなかったと思います。 --J1出場。昨季までプレーしていたJ2時代からの成長は?J1でのリーグ戦は初めてだったので気合いが入っていて、なんとかチームの助けにと思った。昨年よりポジショニングに気をつけて、より高いレベルで細かい修正や動きはだんだんできている。でも監督や選手からはまだまだだと見られていると思うし、僕もそう感じている。コンディションもどのチームもまだ上がっていないので、その中で輝けるようにしたいと思います。 --新加入。今日フィールドのスタメンは昨年までの選手でしたが、途中出場で持ち味を出していたと思います。ポジション競争に関しては?僕の受け取り方は、新加入で試合で結果を出さないと使ってもらえないと。今日の試合でも結果を出していかないとスタートの名前に入っていくことは厳しい。一つひとつのパスやシュートを向上していかないといけない。スタートに入っていけばチームもより競争意識が出てくるので、そこに割って入っていかないといけないなと思います。