ボールは相手に渡さない。川崎Fの強さ、ここに凝縮
柏レイソル
DF 2
--前半はボールを持ったときにビルドアップで詰まってしまうことが多かったが?ゴールキックからCBがボールを受けて、そこからSBなりを使っていこうという話があったんですけど、なかなか中2日で準備する期間がなく、うまくいかなかった感じですね。 --後半はそこの部分が改善された?ビルドアップが改善されたというよりかは、アグレッシブに守備を前から行く選手が入って、狙いどころがあった。後半は点差もあって、川崎Fも落ち着いていたので、そういうところはあると思います。前半からそれをできなかったという話は監督からありました。 --昨季は悪いなりに耐えて後半に立て直す試合もあったが、この試合でそれができなかったのはJ2とJ1の差なのか、それともコンディションや試合勘の部分に原因があったのか?J1とJ2の差もあるし、コンディションもまだ100%には戻っていないので、そこにも原因があると思うけど、試合に入るところの気持ちや球際は川崎Fのほうが一枚上だった。そこで盛り返せるような力がまだまだなかったかなという感じですね。 --再開後3連敗の受け止め方は?再開して練習試合をやっていない中で、最初はキツいだろうなというのは覚悟していた。ただ、3連敗という結果は(受け止めて)、応援してくれる人たちのためにもしっかり勝って次に向かっていけるようにしないといけない。来週からしっかりトレーニングを積んでやっていかないといけないと思う。
川崎フロンターレ
監督
まず、久しぶりにお客さんの前でサッカーができたこと、そこに至るまでのいろいろな方の努力にすごく感謝しています。 そしてチームのほうも、立ち上がりから多少アクシデントがありましたけど、積極的な姿勢を見せてくれたこと、そして前半に得点を取れたことがこういう形になったと思う。とにかく得点を大事にしているので、そこのところで結果を出してくれたことはすごく評価できます。ただ、これに満足することなく、やはり失点シーンのアラートさというか、そういうものをもっと持って、次のゲームに進めていきたいと思います。 --難しい3連戦だったと思いますが、3連勝で勝ち切ったことに対しては?本当に難しい再開だったと思います。僕自身もそうですけど、やはり選手ですよね。無観客から慣れない初めての経験でスタートして、そしていつも満員の中ですけど、今日は5,000人弱のところでやらなければいけなかった。ただ、それでもお客さんの前でプレーするときにまた新たなパワーを選手たちが見せてくれた。それには満足している。まず3連勝を掲げてやってきたので、この7月しっかりと勝っていって、8月につなげればいいかなと思っています。 --とにかく前に攻めにいく姿勢が徹底されていたと思うが、そこに関しては?あらためて、5,000人だったがサポーターの力は?攻守において前へ行こうという姿勢を今季ずっと出している。もちろん苦しい時間はあったけど、それでも自分たちのスタイルを持ちながら戦ってくれている。そして、これをもっと突き詰めていくことが大事だと思っている。 そして、やはりお客さんの力を感じる。選手もお客さんあってのスポーツ、サッカーだという思いに今日はなったと思う。やはりそこのところで喜び合えることはゴールだと思う。とにかくサポーターにはゴールで恩返しできたらと思う。 --前節・FC東京戦からスタメン3枚を変更した意図は?90分、前節戦った選手がいたり、ほかの選手もいますけど、1つはコンディショニングのところももちろんそうだけど、もう1つはそこのポジションでしっかり争っている選手たち、もしくはその中でも好調をキープして、なかなか出番がなかったけど好調をキープしていたので、思い切って使う決断ができる。どんな状況でもスタメンだろうが、サブスタートだろうが、そこのモチベーションを崩さずやってくれている。しっかりと今後も見極めていきたいと思っています。
柏レイソル
監督
序盤は守備のポジショニングはそれほど悪くなかったけど、相手は相当クオリティーの高い川崎Fさんですので、ボールを引っかけてからの効率的なカウンターに出ていけなかった。ボールを奪ったあとにカウンターに出ていくオプションがなかった。そうしているうちに相手にペースを握られてしまって、セットプレーとカウンターから失点を許してしまった。 ハーフタイムに3人を交代したのは、戦術的な理由というよりかは技術的なところで相手にミスを突かれてやられているシーンが目立ったので、われわれとしては後半は人こそ代わったけど、フォーメーションは変えずに人を代えて巻き返しを狙った。そうしているうちにポゼッションもフィニッシュの本数も良くなったと思う。後半に戦った選手たちは勇気を持って最後まで戦ってくれたと思います。 --ボールを奪ったあとにミスが続いたのはゲーム勘のところに原因があるのか、それとも違う部分に問題があったのか?それはポジショニングの悪さが原因だと見ています。われわれがボールを奪う状況では、当然ながら相手の選手たちは前がかりになっていると思う。その状況で前にパスをつけるのではなくて、後ろに返してしまうシーンが目立った。相手は相当、攻撃に人数をかけていますので、そこでボールを引っかけられて相手にチャンスを作られてしまうことが続いた。なかなか効率の良いカウンターに出られなかった1つの理由は、ボールを奪ったあとのポジショニング、前の意識が足りなかったことだと思います。
川崎フロンターレ
DF 5
谷口 彰悟
--3-1でしっかり勝ったが?中2日のゲームでしたけど、前半の立ち上がりから受けずにアグレッシブにやることができましたし、新しく今日出た選手も自分の特徴を出していた。良い感じで前半を進め、セットプレーで先制点が取れたことが良かったと思います。 --前線から守備がソリッドだったが?攻撃もそうだけど、守備への切り替えが非常に速くやれて、基本的にオルンガ選手や前線の江坂(任)選手、その辺に入る前にうまく取れたシーンが作れていた。チームとしても、そういうことをやっていこうと話していた。それを実際に試合で出せた。前の選手は攻守にわたって今日は非常にアグレッシブにやってくれたので、後ろとしては助かりました。 --難しい3連戦で3連勝だが?再開から連戦で、試合の雰囲気や今日はお客さんが入ってのゲームだったけど、いろいろな意味で、この3連戦を3連勝できたのは、チームとして非常に大きなことだと思っている。今日のゲームなんかはお互いに疲れていたと思いますけど、連戦は勝つことがすべて。もちろん内容に関しては詰めたいところ、修正する部分が出てきたけど、今日は総力戦で勝ち取った勝利。これは大きいし、ポジティブに捉えていきたい。 --今日はサポーターが入ってのゲームだったが、そこで感じた思いは?久しぶりにお客さんが入った中でサッカーをすることができましたけど、ちょっと独特な雰囲気といいますか、人が入っていますけどあまり声を出せない中で、拍手で反応してくれたり。でも、それだけでもすごく良いなと。お客さんの前で、サポーターの前で試合ができるのは本当に幸せなことだなとしみじみ感じながら試合ができた。また、観に来てくださった方に勝利を届けられてうれしく思う。クラブとしても、Jリーグとしても、人が入ってゲームができたのは大きな一歩になるかなと思う。
FW 41
家長 昭博
--セットプレーから2得点を奪ったが、今後を見据えての重要性はどのように感じていますか?毎週、セットプレーの練習はしていますし、毎週、相手のセットプレーの守備に関してのスカウティングはできていて、スカウティングの効果と練習の効果が出ていると思うので、これを続けていきたいです。 --セットプレーは新たな武器になっていきそうですか?そうなるように頑張ります! --ご自身は2得点を挙げ、チームは3連勝。そのけん引役が3トップにあると思うが、プレーしていて手ごたえはどのように感じている?大きくは去年とやることは変わっていないですけど、意識づけとして3トップの選手が攻撃のときにカウンターで出ていくのはチームとして決まっている。そういう狙いが出ているシーンが多いと思う。新しいことに取り組んでいる効果もちょっとずつ出てきていると思うので、ポジティブな面も出ていると思います。 --今日は観客が入ってのゲームだったが、感じたことは?やっぱり拍手してもらうのは選手としてありがたい。声援で頑張れたり励まされたりするので、選手としてはお客さんがいてプレーするのはあらためて幸せなことだと思いました。 --1点目は頭で、2点目は右足で決めたが?頭で決めたゴールは入れるだけだったのでラッキーだったと思いますし、右足でのゴールも相手の股を通りましたけど、股は狙っていないのでラッキーでした。