ついにジンクスを払拭。FC東京が勝利で橋本拳人を送り出す
浦和レッズ
--今季初黒星だったがどういうところをFC東京に上回られたか。ディエゴ オリヴェイラ選手のところで起点を作られる機会が非常に多く、もう少し前半から球際のところで行けたら良かったのかなというのを皆が思っていましたし、前半が終わって監督からも話がありました。1失点してから、自分たちも少しチャンスがありながら決め切れなかったところは次への課題かなと思います。こういう負け試合になってしまった試合をしっかり反省しながら次へつなげるということを、またすぐ水曜日に試合があるので、良い切り替えをして皆で同じ方向を向いていきたいなと思っています。 --スタイルで似たところがあり、昨季2位のFC東京が相手で足りていないものが分かりやすい試合だったと思うが?先制をされたあとというのは相手チームも研究をしてきていると思うので、しっかりブロックを作って中をやらせない、カウンターをやらせないというところを徹底してきたんじゃないかなと。そこは自分たちの良い部分でもありますし。次の段階というのは、引かれた相手に対してどう崩していくのかはもっとやっていかなければいけないかなと思います。
--今季初黒星となったが、どういうところで相手に上回られたか。ちょっとしたところの勝負の際で負けてしまったのが今回の敗因だと思いました。失点の場面も自分たちのミスであったり、防げるような失点だったので、そういったところをしっかり防ぐことができれば、自分たちにもチャンスはありましたし、決め切る勝負強さというのが今回の敗因の1つかなと思います。 --先制されて苦しい形になったと思うが、ビハインドを乗り越えるためにどういう部分を磨いていきたいか。1つは失点する時間帯というところで、前半の終了間際に失点してしまったので、そういう勝負の際が決まってしまうところでの失点をなくすというのは大前提として、守備の部分で、サイドに出たところでもう少しチームで連動して、プレッシャーを掛けて奪い切るというところを、統一をもってやらなければいけないかなと思いました。
FC東京
監督
前半は少し相手に合わせてスローなテンポで、序盤は様子を見るというかアップテンポにできなかったです。飲水タイムで自分たちでテンポを上げるようにと話して、徐々に上がっていきました。前半最後に良い形で先制して、後半は落ち着いてゲームを進め、交代で入ったアダイウトンが追加点。理想的な展開で浦和に勝てたと思います。 --長年浦和に勝てないジンクスがFC東京にはありました。また勝利で移籍する橋本 拳人選手を送り出せたことについては?相性の悪い相手はどこのチームにもあります。1回流れが変われば、また対戦の流れは変わってくると思います。悪い流れを断ち切るのは難しいですが、全員が集中して戦うことができた。 橋本 拳人がラストマッチでチームの士気が高かった。最後まで躍動してくれました。本来であればアディショナルタイムで(橋本を)交代させられればスタジアムの皆さんに花道をという感じでできたんですが、試合展開がそこまで余裕がなかったので。ただしっかり結果とプレーを最後まで、サポーターとチームメートに残してくれたと思います。 --残り数分間で監督の表情が厳しかったように見えましたが。えっと、どうやって(選手を)替えようかなというところで、5枚をうまく使いたいのもあるし、ピッチ上で疲れていてすぐに交代させたい選手もいた。カードの切り方をスタッフと話したので、険しい表情に見えたのかもしれません。 --あらためて、橋本 拳人選手についてコメントをお願いします。拳人はどちらかといったら自分が(前に)行く方で、味方に使われるタイプという印象がありました。ただ、見てみると意外とポジションも取れるし、(味方を)使う側になれれば代表ぐらいになれると期待して、監督に就任した2018年から拳人を使ってきました。本当に期待以上というか、彼が成長してチームの中心になって、攻守のつなぎ役としてプレーすることでチーム自体も成長してきた。 もちろんいなくなることはチームにとって非常に痛い。拳人の背中を見て育った後輩が出てくれることを信じて、ここからまたチームを作っていきたい。拳人はそれなりというか、覚悟をして(移籍を)決断したと思う。ぜひ成功してヨーロッパで、また日本代表で活躍する姿を見たい。またヨーロッパのCLとかELで各国の強豪クラブと対戦する姿を楽しみにしながら、これからの成長を期待したいと思います。
浦和レッズ
監督
敗戦を喫しましたけど、失点の時間帯だったり、形がもったいなかったなという思いがあります。また、選手のところでいろいろなアイディアを持って、もう一度点を取ってというところにチャレンジしましたけどかないませんでした。また次の試合がすぐに来るので、しっかりと準備したいと思います。 --トーマス デン選手がメンバー外だった理由は。 コンディションです。 --試合前に球際など勝負事の部分を挙げられていたが、そこが勝敗につながったか?ディエゴ オリヴェイラ選手のところでなかなか起点がつぶせなかったところ、サイドのスライドの強度のところが、少しわれわれのほうが落ちたかなという感じがありました。もう少し続けてやれればというのと、あとは(失点の)時間帯がもったいなかったですね。 --先制されて攻撃に出なければいけない展開で、決定機を作れなかった試合だったと思うが、攻撃で足りなかったものは?先に(点を)取られたことがすべてだと思います。先に取られたことで相手が構えてカウンターを狙うという形になったので、ああいう形にならないようにしてスキームが進められれば良かったなと思います。
FC東京
FW 15
アダイウトン
非常にチームみんな気持ちが入って良い試合だった。難しい試合でしたが前半で点を取ってコントロールできた。私も途中で入って点も取れて、非常に良い試合だったと思います。 --サポーターの前での試合。拍手での応援は?本当にありがたかったです。今日はじめてのホームゲームでサポーターも入って、声を出して応援はできませんでしたが、なんとか私たちを応援する気持ちが感じられてうれしかった。勝ててゴールも決められて、サポーターにも喜びを与えられたと思います。
MF 18
橋本 拳人
自分自身ラストマッチでしたが、浦和に僕自身一度も勝てていなかったので、本当に勝ててうれしい思いです。 --長谷川 健太監督が橋本選手の背中を見た若手が頑張ってほしいと話していた。例えば安部 柊斗選手は育成組織の後輩ですが、期待は?(安部)柊斗はボール奪取のところで非常に良いものを持っています。僕がいなくなっても頑張ってくれると思うし、ほかにも若い選手で良い選手はいっぱいいる。僕自身もそうやって(ポジションを)つかんできたように、みんなもつかんでほしいです。 --試合後のセレモニー。サポーターの表情は見えましたか?選手の雰囲気は?久しぶりにファン・サポーターの前でプレーできて幸せだった。選手とは最後にたくさん話をして、みんなに頑張ってこいよとか戻ってくるなよとか言われました。たくさんの思い出もあり寂しい気持ちもありますが、今後活躍することで恩返しをしたい。FC東京の優勝も願っています。 --ロシアに移籍して大きなチャレンジになる。自分への課題や成功するためのテーマを教えてください。まずは自分の強みであるボール奪取や守備的なプレーが通用するか楽しみ。プラスαで攻撃で結果を出せるか。攻守両面で存在感を出せるように頑張っていきます。