
前半だけで5-0。前田直輝の4得点などで名古屋が浦和を圧倒
浦和レッズ
--後ろから見ていて、今日の試合で最も欠けていた部分は?いつもと違っていたのは、球際のところだったり、前半からセカンドボールが相手に行ってしまったり、そこは相手というよりは自分たち次第だったかなと。6失点したことも悔しいが、自分たちで修正できなかった。ポジティブな声を掛けて、失点しても切り替える声をみんなで掛け合っていたが、その中でも修正できなかったことの悔しさのほうが今日は強いかなと思っている。 --攻められ続けていたわけではない中で、簡単に失点が重なってしまった印象。後ろから見ていて最後の粘りなどは?相手に余裕を持たせるシュートシーンというのが今日は多かったと思うので、僕も含めて全員で反省しないといけない部分かなと。少しの一歩の寄せ、詰めの甘さというのが失点の数につながったと思っている。GKとしてもどんなシュートでも止めたいという強い気持ちがあるが、その中でもやっぱり、DFともう少しうまく守れたんじゃないかなと思っている。この6失点というのはチームとっても非常に痛い結果だが、自分たちはしっかり前を向いて同じ方向を向いて全員でやっていきたいと思っている。 --試合後のチームの様子は?どういう声をかけたか?最後まで全員であきらめずに戦ったと思っているし、誰一人負けたくてプレーしているわけではないので、みんな感情的になる部分もあると思うが、その中でもやはり試合は続くということで、切り替えてやろうという声をかけながら、こういう状況ではあるが良い声をみんなで掛け合ってスタジアムを出たいと思っている。
--特に前半について、うまくいかなかった点は?チームとして、どこからプレッシャーを掛けて相手をハメていくのかというところがある。縦にボールが入ったときに相手の金崎(夢生)選手に収まってしまうことが多かった。サイドのマテウス選手、前田(直輝)選手には走られて、そこで走り負けるというところがあれだけ多くの失点を招いてしまったことだと思う。どこでプレッシャーを掛けてどこでボールを奪うかというところがチームとして統一できていなかったかなと思う。 --相手がかなり対策してきたようにも感じられたが、どう修正をしようとしたか?まず、1失点したところに、次の失点をしてしまってはいけないというところがチームとして統一できていなかったところだと思う。まずはそこを改善しないことには、相手が対策を立てた中で、ピッチレベルで改善していくことにつながらないと思う。失点したあとの時間帯をもう少し慎重に、より集中してプレーしなければいけなかったかなというところが、まず大前提かなと思う。そこができるようになってから、相手がどう出てくるかをピッチレベルで感じながら、チームとして対策ができてくるのかなと思う。 --今日は難しい試合だったが、ここ最近プレーが充実しているように見えるが?自分の中で手ごたえは感じているが、やはりチームが勝たなければ自分の良さを出せたとしても意味がないと思っているので。チームを勝たせる選手になりたいし、そういったプレーをもっとしていきたいと思う。
名古屋グランパス
監督
今日は高いレベル、高いクオリティー、高いインテンシティーで試合ができた。特に前半は5-0のスコアとともに内容が伴って、完璧なゲームだったと思う。前半良かったのは、浦和がこうくるであろうと予想したとおりだったことで、どうやって奪いにいくかなど、あらゆる面で良いプレーができたのかなと。それでああいう点差になったと思う。 ただ前半の最後のほうにジョアン シミッチが足を痛めた。まだできるということで、後半にも送り込んだが、形を変えざるを得ないという交代をしたあと、なかなかこちらがやりたいことは簡単にできなくなった。少しスムーズさがなくなってしまった。それでも選手はこの点差でもダラダラ試合をするのではなく、90分しっかりプレーする、ゴールを狙うという姿勢をもって戦ってくれた。チャンスがあったので、あと2点くらい入っていれば、もっと良い形だったと思うが、こういう試合の中で贅沢を言っても仕方ない。 --4得点の前田 直輝の評価は?もちろん4点を取った選手が「たまたま」ということはないので、本当に素晴らしかったと、私が言うのではなく、皆さんがそう感じたと思う。ただその中で、1人で取ったゴールはあったのかと言うと、周りの選手が全員絡み、みんながチャンスを作り出して今日は前田が得点をした。得点がなかった選手も含め、オフェンス陣だけではなくチーム全体として全部が機能した上でああいう試合になったと思う。
浦和レッズ
監督
1、2点目を早い時間に失って、2点目のところまでは選手ももう1回頑張りましょうという形だったが、3点目のところでゲームのコントロールを完全に失ってしまった。非常に難しいゲームになった。時間はまだだいぶあったが、前半はそのまま終わってしまった。後半のところで入り直してというのはあったが、コントロールを失ったままゲームが90分続いてしまったと思っている。 --こういうショッキングな敗戦のあとに1週間空くが、どういうところに働きかけて次の試合に臨むか?土曜日(の試合)なので、日、月曜としっかりと休みが取れる。まずはしっかりと休息をとって、体だけではなくて頭のところも休息をとって次に向かいたいと思う。(休み明けにどういう言葉をかけるかは)しっかりとゲームを見直して考えたいと思う。 --展開の不運もあって点差が広がってしまう中で、顔が下がる選手もリバウンドメンタリティーを見せる選手もいた。チームとしてもっと反骨心のようなものを見せられたら良かったのでは?ハーフタイムにそういう話をしたが、ハーフタイムに入る前に、そういったものをもう少し表現しなければいけないゲームだった。局面でもちょっと、ボールの奪い合いで入れ替わられるシーンが多かったし、展開だけではなくて、しっかりと見直すべき点はあると思う。 --失ったコントロールをどう立て直そうとしていたか?バランスをとろうとしたが、局面の戦いで敗れてしまって押し込まれる場面があったりだとか……、単純なロングボール1本で前線に収まるシーンが多くて、もう少しそういうところをコントロールできればと思った。
名古屋グランパス
FW 25
前田 直輝
--今日はどんな意識で試合に臨んだのか?柏戦で序盤に足首を痛めて、今週の清水戦も休んだ。みんなが戦っている中で、自分が戦えないという悔しさというか焦りがあって、今日は必ず結果を出したいというイメージで試合に入った。 --その中で4得点。素晴らしい結果だった。まず1点目を早い時間に取れたことが大きかったし、すぐに2点目を(取れた)。自分たちが狙っている縦に速いサッカーで、マテウスが良い抜け出し方をして、ああいう速いクロスを狙ってくるというのはずっと昔から知っているので、相手との駆け引きで勝てて良かったなと思う。(4点)取ったが、どれも良いボールが来て流し込むだけだったので、本当にチームメイトに感謝したい。
MF 10
ガブリエル シャビエル
--久しぶりのスタメンだったが、どんな気持ちで試合に入ったのか?復帰に少し時間がかかるようなケガだったが、自分とトレーナーでいいリハビリを行って、良い状態の準備ができたことで、このようなエキサイティングな試合ができたと思う。 --1ゴール2アシスト。自己評価は?個人的に1ゴール2アシストはうれしいが、それができたのもチームが一丸となってプレーできたからこそ、個人がうまくできる。自分がチームの役に立ったということがうれしい。 --チームの好調の要因は?こうしたパンデミックの中では、いかに自分たちが意識を高く持つかがカギになってくると思う。こういう状況は誰もが予想できないこと。そこに対して自分たちがいかに集中して努力できるか、できることを精一杯やる重要さが分かった。グループとして意識を前に向ける準備ができているからだと思う。