
光った指揮官の采配。後半の2得点で鹿島が連勝を飾る
サガン鳥栖
--2試合連続で先発。本職でない右サイドでのプレーが続いていますが?右サイドというポジションは不慣れというか普段やらないポジションなんですが、自分の良さを生かそうと日々考えて試合に臨んだ結果、試合には負けましたけど、自分のやるべきことはしっかり遂行できたかなと思います。 --ミドルシュートを放つなど積極性も目立っていましたが?目に見える結果を出したいという気持ちで試合に臨んでいて、一番はゴールかなと思うのでどんどんシュートを打ってゴールを決めることができたら最高でしたけど、今日はチームに貢献できなくて申し訳ないです。 --チーム内の若手の活躍も刺激になっているのでしょうか。近い年代の選手が試合で結果を出しているので、自分も負けていられないなという気持ちが強いです。 --後半、チームとして足が止まったような印象でしたが?自分たちのやりたいサッカーを1試合通してできなかったのは、みんなの意思が統一できていなかったからという印象があります。展開としてカウンターを受けるシーンが何度もあったんですが、前線の選手と後ろの選手の考えがちょっと違ったというか、合っていなくて間延びする時間があったと思います。チームとして統一できていなかったのが一番だったかなと思います。
--試合前の心境は?前日練習でも「先発でいく」と言われていたので心の準備はできていました。 --試合を振り返って。攻撃ではクロスを全然上げることができなくて、守備ばかりになってしまった。もっと仕掛けてクロスを上げていけるようにしたい。 --鹿島の素晴らしい選手たちと対峙してみて。土居(聖真)選手はうまいので対応しづらかったです。落ちてボールをもらいにいくので、自分としても捕まえづらかったです。 --今後に向けては?練習で攻撃の部分をやったり、守備での対人の部分を高めていきたいです。 --1年前はクラブユース選手権を戦っていました。そこから今日の先発までどの部分を成長できたか。また、より成長しないといけないと感じた部分は?自分が去年、一番成長できたと思っているのは、U-17W杯でいろいろな相手と対峙して世界を知ることができたこと。今日の課題としては、攻撃の部分ではもっと攻めて、守備ではしっかり守って、攻守に貢献できるようにしていきたいなと思います。
鹿島アントラーズ
監督
運動量とアグレッシブさを特長としているチームに、まずその特長に対してわれわれが同等のものを示さないといけなかった。あとはボールを持ったときに落ち着いて揺さぶって、できた少ないスペースを狙っていく、使っていくことに尽きると思う。それを我慢強くできたと思います。その他の試合のように多くのチャンスは今日に関してはできなかったんですけれど、ただ後半慌てずにやったところでチャンスを作り、それをモノにできたかなと思います。 --沖 悠哉選手がプロデビューを飾りました。彼を起用した理由と、評価を教えてください。就任当初から沖と山田(大樹)をずっと見てきて、彼らが成長している実感はありましたし、これは僕だけではなくて、われわれスタッフでもそういう話をしている中で、そういう話がありました。練習試合でも非常に良い成果を、あるいはパフォーマンスを示していたというところがありました。どこかのタイミングで彼を起用したいなという思いが芽生えたし、そういう気持ちを芽生えさせたのは本人自身なので。ボールを持ったときに、特に足元のときに慌てずに状況を見るというところ、あとはキックのミートがうまいので、いろいろな要望を出したところで「自然体でやってほしい」ということを言ったら、今日非常に良いパフォーマンスを示したと思いますし、いくつかのシュートを打たれましたけれど、非常に良い対応ができていたのかなと思います。アントラーズというクラブのためにも若い選手を育てていかなければいけないし、今後もこのような日々の姿勢というものを変わらずやり続けることを願っています。
サガン鳥栖
監督
アウェイ2連戦でしっかり2連勝したかったんですが、それがかなわず、残念に思います。チームとして準備してきたものを選手たちは出そうとしてくれたし、出せた部分もたくさんあったんですが、良い流れのときに得点ができず、ちょっと流れが悪いときに踏ん張れなかった。そこで失点してしまったことが1つ、敗因になったのかなと思います。 --後半立ち上がり、ペースを握ったが、そこで決め切れなかったのが敗因だったのでしょうか。サッカーは90分なので。90分しっかりとマネジメントした鹿島さんがうまくゲームをコントロールしたのかなと思っています。僕たちが選手交代で効果的な部分が見えたかどうかというと、そうではなかったので。そこのパワー含め、全体を通して鹿島さんに分があったのかなと思います。 --後半、鹿島が交代で3枚投入してきたところで相手に流れがいった印象でしたが?パワーをもって前線からプレスを掛けてくる中で、勇気を持って僕たちももうちょっと前に運ぶための作業をしないといけなかったんですが、前と後ろを分断されるような状況が生まれて、流れが相手にボールを渡すような状況になってしまった。簡単に言えば、イージーミスが生まれて相手にたくさんボールを持たれたなという印象です。 --16歳の中野 伸哉選手を起用しましたが評価を。皆さんが見てどう感じたかは分からないですけど、十二分にできたんじゃないかなと思います。16歳どうこうという目では見ていないので。彼の守備のスピード、攻撃時の落ち着いた技術あるプレーだったり、そういったものは今日に関しては十分にできるんじゃないかと思って送り出しました。実際にできていたと思うし、彼が試合に出てどう自信になったかは分からないですけど、次につながっていくんじゃないかと思います。
鹿島アントラーズ
MF 11
和泉 竜司
--今季初ゴールになりました。あらためて振り返ってください。頭を越えた時点で準備していましたし、自分のところに来てくれたので、その折り返しの移動中にヘディングという選択肢もあったんですけど、胸トラップでしっかりコースに持っていけたので、そのあとコースに流し込めたかなと思います。 --今回ゴールを取ったことで気持ち的にラクになるなど、どんな気持ちがあるでしょうか?鹿島に来て初ゴールですしホッとしている部分もありますけど、まだまだここからが勝負ですし、チームとしてもここ(首位から離れた順位)にいてはいけないチームだと思うので、当然得点もそうですし、それ以外の部分でもしっかり、スタートで出ようが途中から出ようが、全員がチームのためにやり続けることが大事だと思う。まずそこは個人的に満足してないですし、ここから先が大事だと思っています。
GK 31
沖 悠哉
--プロデビューの率直な気持ちを教えてください。自分が小さい頃からこのカシマスタジアムで試合を見てきて、いずれはこのスタジアムで試合に出て勝利するというのを目標にやってきたので、まず今日の試合に勝てたことは本当に良かったと思います。 --今季初の完封勝利です。自分の力で勝てたとは思っていないですし、もちろん試合に出ている選手、ベンチの選手、ベンチ外の選手、皆さん全員の力でこの試合に勝てたと思うし、それは無失点もそうですけれど、みんなのそういった思いが1つになったので、無失点で勝てたのではないかと思います。