光った波多野豪の好守。C大阪、J1デビュー戦のGKが守るゴールを割れず
FC東京
開幕してからいつも準備していたので、言われたときにはいつもどおりやろうと思った。その結果、すんなりスタートから入れたかなと思います。 --J3の試合とは違った?スピード感も違うし、J1は名前のある選手もいてみんなうまい。ただいつもどおりやればできると思ったし、昨季J3ではキャプテンもやらせてもらって自信もついた。今日も落ち着いてできました。 --ピンチでも良いセーブがあったが?ピンチというピンチは前半の立ち上がりにあったが、冷静に対応できたし、ほかの10人の選手が体を張って守ってくれた。良かったです。 --どのあたりから自分らしいプレーが出せたか?試合が始まってから緊張が取れた。入場のときから緊張していないと感じたし、ピッチに入ったら緊張せずに僕らしくできるなと思いました。 --ほかのチームでは若いGKも活躍している。刺激を受けていたか?刺激というか、若い選手が出ていると思ったが、僕も準備して毎日の練習で必死にアピールしていた。ほかの選手どうこうではなく、FC東京で林(彰洋)選手からポジョションを奪ってゴールを守ってやると思っていました。 --待っていたファン・サポーターに向けては?いろいろな方に「波多野選手、試合に出てくれ」とインスタグラムでも言ってもらえた。待っていた方もいると思うので、4年間お待たせしたという感じです。 --先発を言われたのはいつ?2日前ぐらいだったと思う。準備はしていた。予感はしていた。個人的にGKコーチから「(出番が)来るから準備しておけ」と言われた。ずっと僕はFC東京の育成組織で長くいたので、恩返ししたいと思っていた。ここからが大事なので、優勝のために頑張りたい。
--最後まで良いプレーが続いたが?今日はチーム全体が守備面でタイトにいけていた。自分のサイドの坂元(達裕)選手はキーマンだった。そこはタイトに行くようにした。特に今日はレアンドロ選手が下がってしっかり守備をやってくれてやりやすかった。左サイドも(安部)柊斗や髙萩(洋次郎)選手も出てきて連動した守備ができた。攻撃も守備が良かったぶん、レア(レアンドロ)や柊斗と距離感が良かった。まだ自分としては後半何回かミスがあったので、そこは修正していきたいと思います。 --今季はここまで好不調の波があったが、ようやく良い調子になってきたか?自分自体が動いている感覚がある。レアや柊斗とのコンビネーションが良くなってきている感じはします。 --森重 真人がチームの現状について「攻守のバランスがまだ見つかっていない」と話していたが、今日の出来は?この間の試合(鳥栖戦)を受けて、レアンドロの位置を高く取らせたままか、全員守備全員攻撃にするか。今週の練習ではかなり話し合った。結果今日の試合のようにハマったので、良かったなと思います。 --攻撃面は不発だったが、加えていきたいところは?今季は左サイドは安部 柊斗とレアンドロと3人。もっとコンビネーションを上げて、えぐれるように怖い攻撃をしていきたいです。 --今日はスタートからひさびさの[4-3-3]。守備がハマればうまくいく手ごたえも?そうですね。練習でもレアに対して監督をはじめ自分たちも守備に関して落とし込めた。レアンドロがすごく頑張ってくれて、ハマった感じはすごくありました。
セレッソ大阪
監督
チームが見せたプレーには満足している。結果には満足していないが、プレー内容には満足している。ゲームを支配して、相手を押し込み、相手陣地で奪い返し、相手はかなりの時間、リトリートする状況になった。リスク管理もできていた。最後の10分以外は、ゲームをコントロールして進めることができたと思う。最後の10分は、よりリスクをかけてゴールを奪いにいったことで、スペースが生まれ、相手のカウンターも受けたが、全体的なプレー内容には満足している。 --ボールを丁寧に握りながら、幅も使い、チャンスも作れていたが、こういった試合を勝ち切るためにあと1つ、攻撃で加えたいことは?1点が取れていたら、という状況。特に、前半序盤のチャンスで1点を取れていたら、相手も前に出ないといけないし、よりスペースができた状態で攻撃できたと思う。また違ったゲーム展開を、いま、ここで話していると思う。 --最後、失点のピンチを防いだキム ジンヒョンに対する評価は?ジン(キム ジンヒョン)の出来には満足している。空中戦でも安定感を示していたし、ビルドアップでもチームに貢献している。いつもどおりだが、ジンのプレーには満足している。 --JリーグYBCルヴァンカップ第2節の浦和戦で結果を残した豊川 雄太と西川 潤がベンチにも入っていなかったが?2人とも少し違和感を抱えている、ということ。潤は次のカップ戦に間に合うかどうか。トヨ(豊川 雄太)は間に合わない。2人とも前回の試合後に違和感を覚え、メディカルスタッフから出場を見送るように言われた。トヨも重傷ではないが、潤のほうが復帰は早いと思う。
FC東京
監督
締まった試合ができた。非常に好調なセレッソに対して90分通して自分たちの色も出して戦えた。前節が前節だけに今日の試合は大きな1歩。もちろんさらにパワーアップしていかないといけない。途中からの選手もさらに活躍してくれた。これからの総力戦も戦っていきたいと思いました。 --若手が出てきたことで総力戦への見込みは?今後またどんな状況になるか分からないが、ケガ人はいるけど若手を含めて楽しみな選手が出てきた。この連戦をある意味楽しんでいけるぐらいの感じで進めていきたい。セレッソ相手で締まった試合をしなければ、今日は勝負にならないと思っていた。最近失点が多い中で、締まった試合がやれた。こういうゲームをしながらしっかり勝利につなげていきたい。 --初先発だった波多野 豪の評価は?初先発にしてはよく失点ゼロで抑えてくれたし、大きな貢献をしてくれたと思います。 --波多野を起用した意図は?試合の流れを変えたいところで今日は起用した。最近の練習でもコンディションが良さそうで、同期や近い世代の選手が試合に出て「自分も」と意欲的に取り組んでくれていた。今日は彼の起用を決断した。(日本のGK界は)彼の同世代、また下の世代も出てきている。五輪世代なので高い目標を持って今後プレーしてほしいと思います。
セレッソ大阪
MF 17
坂元 達裕
--気持ちが入った一戦。随所に持ち味も発揮されたと思うが、試合を振り返ると?今日は決定機が何本かあって、自分で決められるチャンスが前半にも後半にもあったので、そこを決め切らないといけなかったと思う。 --振り返れば、序盤に迎えた清武 弘嗣からのクロスのシーンは決めたかったか?そうですね。決定機であることは間違いなかったので、決めないといけない。でも、これまでシュートはあまり打てていなかったので、ああいう形からシュートを打てたことは自分の中ではプラス。もちろん、決めないといけないシーンだったが、次から外すことを恐れて、ゴールを狙わなかったから意味がないし、ゴールも決まらないので。次もどんどん得点を狙って、シュートを打てるときはどんどん狙っていきたい。 --そのシュート場面は、GKも近く、コース自体も少なかったか?とにかくダフらないように当てることを意識して打ったが、それが対角に行かずに真ん中に行ってしまったので、それは反省点。 --プロの舞台で、アカデミー時代を過ごしたFC東京と戦い終えて、どのような気持ちか?もちろん、お世話になったクラブだし、勝ちたい思いは強かったが、いつもどおりのプレーをしようという思いで試合に臨んだので、試合に特に影響はなかったけど、素直に、楽しかった。 --FC東京U-15むさし時代の2学年後輩、波多野 豪と対戦して、彼の印象は?実際、自分のシュートも止められたし、あの年代で堂々とプレーしていたので、素直にすごいと思う。 --サイドでかなり攻め込んでいたと思う。個人としては、できた感触もあるか?もちろん、通用した部分もあったが、けっこうキックフェイントも対策されている中で、クロスの精度や、中に入ってのシュートでうまくいかないこともあった。そこは課題だが、(松田)陸くんとも良い関係を作れて、チャンスも作れていたので、そこは次の試合にもつなげていきたい。
FW 9
都倉 賢
--第6節・神戸戦以来の出場になったが、個人としての感触はいかがか?無事に復帰できて、ケガもぶり返すことなく終われたことは収穫だが、試合勘の部分では、チームに貢献できずに悔しい。ここからまたパフォーマンスとコンディションを上げていくことが大事だが、またチームの構想の輪に戻れたことは、ポジティブな要因。 --チームとして、守備意識の強い相手にもチャンスを作れていたが、こういう試合を勝ち切るために、これから攻撃で必要になることは?やっているサッカーや方向性は間違いなく、みんな同じところを見ているし、監督が導いてくれるところに選手一人ひとりは応えていると思うので、そこは引き続き、みんなで努力していくことが大事。あと、勝負は時の運というか。例えば、今季、デザインしたセットプレーをやっているが、セットプレーからなかなか決めていない。そこも、1点入れば、どんどん取れると思う。こういった、どっちに転ぶか分からない試合はセットプレーで勝負が決まることも多いので、蹴る選手、中に入る選手、責任を持ってやっていくことで、こういった試合も勝ちにもっていくことができると思う。 --ここまで、FWのゴールが少ないが、チーム戦術上、ある程度仕方ない部分もあるのか、それとも課題があるのか。どう見ているか?押し込んだ状態のシチュエーションは増えているので、そこでFWが決められていないぶん、ほかの選手が良い場所にいたり、サイドハーフの選手が入ってくるなど、良い部分もあるが、やはり、確率としては、FWの選手のほうがゴールを取れる場所にいる回数は多いので。そこは僕も含めてFWの選手が責任を持って数字にこだわるべきだと思う。もちろん、こだわっていながら、数字がついてきていないことは、一人ひとりの力がまだまだ不足しているのかなと。ただ、押し込みながら、狙いを持ってゾーン3に入っていく形は共有しつつあるので、時間が解決してくれるのかなと僕自身は思っている。今日も、相手が堅い中でも、サイドの深い位置までえぐって、もう少しでゴールという場面もあったし、繰り返していけば必然になると思うので、焦らずやり続けることが大事になると思う。