攻め合う中での質の差。軍配は横浜FMに上がる
横浜F・マリノス
3試合連続ゴールはすごくうれしいですが、チームとして良いパフォーマンスを見せられていることはもっと良いことです。いまに始まったことではないですが、それは監督やスタッフらマリノスに関わる人が良い仕事をしている証拠だからです。 (シャドーの手ごたえとして)自分はシステムを問わず、ベストを尽くすことを考えています。たまたま結果が出ていますが、3試合前の(第15節・)名古屋戦でも良いパフォーマンスを見せられました。いまは結果が出て、得点も決められているので、この状態を維持していきたいです。 ただ、自己分析をすると、シーズン最初は調子が良くありませんでした。打撲のケガが長引き、コンディション調整に時間がかかりました。いま、結果が出ているのは、結果が出ていなくても仲間やスタッフがプッシュしてくれ、試合に出してくれていたおかげです。
(3試合前の第15節・名古屋戦からシステムを3バックに変更し)いまは武器を増やしているときで、引き出しを増やすためにも前向きに取り組めています。なおかつ結果を出さないといけない中、勝利への欲がチームに出てきています。(2連覇には)連勝を続けていくしか道はありません。とにかく目の前の試合に勝つことに全選手、スタッフが取り組んでいます。それが今日の良い結果につながったと思います。 (珍しく相手よりボール支配率が下回ったが)自分は支配率よりは中身が大事だと感じています。今日の得点の形も良かったですし、後半も得点こそ取れませんでしたが、もう1つ2つ奪えるシーンもありました。そこで決め切る力を上げれば、もうワンランク上のチームになれる可能性を感じています。これからもチーム力を高める作業をしていきます。
サガン鳥栖
監督
立ち上がりの失点、1-2からの失点。それで試合が苦しくなったなと思います。ゲームは狙いどおりに運べた部分と想定外の部分が混在して、結果的に負けてしまった。ラストのクオリティーですね。彼らは決める力がある。個の能力がある中で僕らはグループでしっかりと打てるチャンスはたくさん作れはしましたけど、やっぱり得点を取れない。そこが1つ、チームが次に進んでいく上で大事になってくるかなと思います。ボールを回して勝てるわけじゃないので。 --今日もビルドアップの形を少し変えたと思います。お互いのシステムを考えたときにボランチの1枚がもう少し勇気を持って前に出ても良かったかなと思いますが。最初のタイミングで相手の3枚のプレッシングに対して、ダブルボランチをその脇にしっかりと据えておくことでボランチの距離を確保したかった。それがあったから前進はできていたと思います。あそこを1枚はがしてしまうと相手はハメやすいですね。そのあとですね。前進したあと、そこを1つ、返したあとのステップアップというか、出るところはおっしゃられたように勇気を持って出ようという話はしました。 --後半、梁 勇基を入れるタイミングで松岡 大起をCBに入れました。あの変更で期待した効果は?守備のスライドの部分と個の部分。ジュニオール サントスがいましたけど、そこまで高さを使ってくる相手ではなかったので、地上戦で対人の強さとスピード、あとはビルドアップ能力の高さ。怖がらずに前に運んでくれる。あとは勇基のボールの配給。もっとボールを円滑に進めて、前向きの状況をたくさん作りたかったということで、攻撃の枚数を残しながらというイメージが強いです。失点もしそうになっていたのもありましたけど、難しいタスクを松岡はしっかりこなしてくれたと思います。 --想定外という話がありましたが、それは立ち上がりの失点のことでしょうか。それも含めてですね。前半で3失点してしまった部分、十分に防げる点ではなかったかなと思っています。
横浜F・マリノス
監督
すごく良いゲームでした。早い時間帯にゴールを取れ、良いスタートを切れました。その後も強く、アグレッシブに戦い、チャンスを作ることもできました。もっとゴールを狙えるチャンスはありましたが、タイトなスケジュールの中で選手がよくやってくれました。 --2試合前の第16節・C大阪戦からまた“自分たちのサッカー”が表現できているように見えます。その要因を教えてください。前節(第24節)・清水戦もそうですが、試合のスタートから良い形でゴールが奪えています。相手に危険な選手が多い中、選手がしっかりと戦ってくれました。 --後半、得点こそ取れませんでしたが、鳥栖のダブルボランチに、同じくダブルボランチの喜田 拓也と和田 拓也がプレッシャーを掛けたことで、相手のチャンスも減りました。どう感じていますか。前半はDFとFWのラインの距離間が開き過ぎてしまったところがあり、相手にフリーな選手が生まれてしまいました。ただ、自分たちがボールを持っていれば、相手を危険だと感じさせることができ、ゴールも奪えました。後半は「もう少し前からプレッシングにいこう」と喜田と和田がしっかりとハメてくれました。ボールを奪ったあとには、もう何点か取れそうなチャンスも作りました。
サガン鳥栖
DF 2
原 輝綺
--3失点について。ひさびさの選手もいた中で最初の1分で決められているのが物語っていると思うんですが、試合の入りというか、1点目は集中力の問題かなと思います。その流れで自分たちから崩れて2失点、3失点としてしまいました。後半のような戦いが前半からできるようにならないとこの先厳しいなと思います。最初の失点みたいな形で失点してしまうとチームとして波に乗り切れない部分があるので、課題というよりは試合に向けて出場する選手たちがどう準備するかにかかっているかなと思います。 --入場制限が緩和された中での試合でしたが。無観客試合とサポーターの皆さんが入ってくれる試合では、言葉に表すのは難しいですけど、大きな違いがあると選手たちも日々話しています。今日は入場したときにいつもより多いなと個人的にも感じていました。そういう中でふがいない試合を見せてしまったのは残念に思います。アウェイを挟んでホーム戦があるので、良い試合ができるように。勝点3がプレゼントできるようにしたいなと思います。 --今日も少し、ビルドアップの形を変えて後半も修正をしたと思いますが。相手の9番(マルコス ジュニオール)が僕のところにわりと食いついてきてくれていたので、ボランチから(樋口)雄太くんに入るボールや1列目を越えていくというのは、練習でもGKを含めて何度もやっていましたし、わりとできていたほうじゃないかなと思います。あとは最後のクロスに合わせるところやシュートをしっかり足に当てるとか、そういうところは個人にフォーカスがいくと思います。そこはみんな、もう分かっていることですし、チームとしても共有できているので。僕の仕事はなるべく1列目をスムーズにはがしたり、次の選手が選択肢をより多く持てるようにするためにボールを前に運ぶこと。そこは(高丘)陽平くんや(松岡)大起には言っています。今後、もっと良くなっていくと思います。
FW 16
林 大地
--今季4点目について。相手の深い位置で、まず良い守備から(石井)快征とコヤくん(小屋松 知哉)がボールを奪えたことが良かったと思います。あと、奪ったあとに快征が僕のいる位置を把握していたみたいで、スッと前を向いてなんの無駄な動作もなくパスを出してくれたのが大きかった。あとはGKを見て、ニアが空いていたので足にだけ引っかからないように上を通した感じです。 --ホーム2連敗になってしまいましたが。ホームで2連敗は良くないことですし、今日もお客さんが見に来てくれていた中で、自分のゴールがもっと勝ちにつながる試合を増やしていきたいなと個人的には思っています。 --後半はチャンスがありながら得点を奪えなかった。要因は?今日に限らず、2点取った試合が個人的にはない。監督にも「1点で満足するな」と言われています。今日も2点目を取れなかったことは悔しいです。取れた場面もあったし、1試合2点取るFWか1点だけのFWだったら2点取るFWのほうが良いので。そこはチャンスがあればいくらでも取れるようにしていきたい。