松尾佑介が2得点。横浜FCがアウェイで浦和を撃破
横浜FC
FW 40
--今季初先発で気合いが入っていたと思いますが?ここ最近、10分程度の出場が3試合くらい続いていたが、前節・川崎F戦で30分くらい出場することができました。そして、この試合ではスタメンに名前を連ねられて非常に光栄に思っていますし、勝利という結果で終えられたことはうれしく思っています。 --惚れ惚れするような2点目のアシストを振り返って。松尾(佑介)選手は非常にスピードのある選手なので、そのスピードを生かすように、選手個人個人の能力を最大限に生かすために常に考えてプレーしている。あの場面ではボールを受けてターンした際に松尾と目が合って、アイコンタクトを取れたので、アウトサイドのキックで合わせることができた。松尾の非常に素晴らしいゴールにつながってうれしく思っています。
--埼玉スタジアムでのプレーは今までもなかった?小学生のときに前座試合でやらせてもらったくらいですかね。 --プロになって埼玉スタジアムでプレーした感想は?レッズユースだったので、レッズの試合をみんなで観に行くこともあって、本当に僕にとって夢の場所、一番身近に感じられる夢の場所だったので、そこでプレーできたことは本当に幸せなこと。チームは違いましたけど、ここでプレーできる幸せをかみしめながらプレーしていました。 --試合前から楽しみにしていた?横浜FCのホームでは1回やったけど、埼スタは僕にとって特別な場所でもあるので、そういう意味では逆に空回りしないかなとか不安もよぎったけど、そういう時間も含めて本当に楽しい時間でした。 --2ゴールという結果は出来過ぎなくらいだと思うが?当分ゴールがなかったので、その中で良い意味でゴールがなかったら叩かれる選手になりたいと思っている。そのためには常にゴールが求められ、ゴールを必要とされていると思う。そこで評価される立場だと思うので、今日は2ゴール決められたけど、次もゴールを決めないといけないので、良い準備をしていきたいと思います。
浦和レッズ
監督
前半の内容に関しては、われわれのほうに問題があったと思っています。失点もそうですけどそれ以前のところで。少しボールを握ったところから失点の形、1人(ピッチの外に)出たところで1つ取られたところ。10人ではボールホルダーにはプレッシャーが掛からないですけど、その後の対処だったりに非常に甘さがあって、最後までそれが響いたというか、難しいゲームでした。 --後半立て直したポイントについて。(柏木)陽介を中にしたのが1つと、守備のところで1つずつ前に出るところを整理して、出なさいと、やってくれというのが1つです。あとは前半あまりにもミスが多かったと思っているので、選手の立っているところを変えたのが大きいと思います。 --ミスや甘さは疲労からか、それとも複合的な要因か。いろいろな要因はあると思いますけど、事実としてミスが多かったということは非常に問題であって、それが何故なのかということは考えますが、今日の埼スタで出たことが残念です。後半は相手も2点取れば構えてしまうところはあるので、ああいうふうにもなりますけど、前半からもう少ししっかりとやりたかったのが本音です。
横浜FC
監督
90分ハードワークした選手たちを評価したい。守備の時間も長かったですけど、無失点に抑えられたこともチームとしてすごく自信になるのかなと思います。 前半は良い形で松尾(佑介)が2得点と、非常に難しいゲームの中でも彼は得点を取ってくれた。もう少し自分たちの時間帯や攻撃する時間帯があれば良かったですけど、まずは前半をよい形で終われたと思います。 後半はしっかり守備をしながら、浦和が出てきたところをカウンターで狙って3点目をというプランで入りました。なかなかカウンターまで運べなかったけど、少しチャンスを作りながら、絶対に失点はしないようにと後半もうまくゲームを運んでくれたと思います。 --レアンドロ ドミンゲス選手が今季初先発だったと思うが、このタイミングで先発に至った理由と彼に期待したことは?長いケガをしていてなかなかコンディションがそろわなかった中で、ここに来てコンディションが上がってきていることと、この間の川崎Fでは途中から出て非常に良いパフォーマンスをしていたので、そういうところを見て先発起用に踏み切りました。その中で今日は2トップというよりは、1トップのトップ下という形でレアンドロにある程度自由にボールを引き出してもらって、そこからの配球を期待していた。 おそらく、(浦和の)ボランチは(横浜FCの)ボランチをつかみにくる。特にエヴェルトンが前につかみにきて、その後ろのスペースが空くことがスカウティングで分かっていたので、そこにレアンドロがうまく入れれば攻撃するチャンスや、彼が前を向くとチャンスは生まれるので、そういう期待をしながら起用しました。2点目なんかは良い形でスルーパスを出してくれて、あれは彼にしか出せないスルーパスを出してくれたので良かったと思います。 --チームの成長を感じる勝利だったと思うが?1周目は僕の方から選手たちに少し無理というか、必ずつなぎなさいと。何があっても、苦しくてもつなぎなさいと。そういう話を常々してきた。そこから2巡目に入るにあたって、ゲームの流れを見て判断して良いよと。苦しければ相手の背後に裏に蹴って裏返すことをしてもいいし、守備で守り抜く時間もあると。相手を見てうまくゲームを進めていくことをこの2巡目から意識して、それを今日は選手たちが非常にうまく実行してくれたと思います。
浦和レッズ
MF 10
柏木 陽介
--後半からリズムが改善されたと思うが、前半は右サイドからどう見ていたか。結局は自分が下がって、受けて、はたいてトントントンというときがリズムが出ていたと思っていますけど。やっぱりボランチのところで前を向く姿勢や体勢を作る、相手のFWを寄せるようなちょっとした出し入れが前半からもう少しあれば。前半は出してすぐに戻して横パスというのが多かった。ウチのパス回しとしてその傾向が強いので(相手が)ハメやすい。 ただ、後半はボランチ同士のパスも増えたし、CBが僕に入れてから次のCBが前に運んでいくとか、そういう距離間もできていたと思うので。そして(柴戸)海と縦の関係を作ろうと話して、相手の動きを見てうまく駆け引きができたかなと思います。
DF 3
宇賀神 友弥
--ケガ明けの復帰戦となったが、入った際のメンタルは?後半の頭から行くというのは、どちらかというとバタバタしながら入るような感覚なので難しいなと、「復帰初戦がこういう入り方か」と思いながら。気持ちを作るというよりも、この試合をどうにか打開しなくてはというのと、自分が入ったことによってゲームの流れを読みつつ、反撃ののろしを上げるためにはどうすればいいのかということを、どちらかといえば冷静に分析しながら入ったという感じですね。 --勝ったり負けたりで、ここから良くなるか、悪くなるか、どちらにも転ぶ状態だと思う。分岐点になりそうなポイントなどは?自分たちがボールを保持しているときにどう崩すかというところが、少し徹底されていないのかなとピッチに立ってみてあらためて思ったので、もう一度チームとして積み上げてきたボールの動かし方をやらなくてはいけないのかなと思います。残り半分、もう一度自分たちの原点に帰る必要があるんじゃないなかなと思っています。