鹿島、2009年以来の8連勝ならず。大分がホーム大敗の借りを返す
大分トリニータ
--今回はしっかり足で決めた。大分に来てからやっと足で決めることができた。ホッとしている。 --ゴールシーンを振り返って。タツくん(田中 達也)があれだけ相手を引きつけていたので、もしかしたら足裏で落としてくれるのではないかと思って後ろに入ったのだが、うまい具合に相手に当たってこぼれてきたので良かった。 --苦しい時間帯を耐え、先制後は大分に勢いが出たが、やはりこのサッカーは先制点を取ると自分たちの流れに持ち込めるという手ごたえがあるのか。1つは鹿島さんのプレスが少し弱まったのかなと思う。前半の相手には勢いもあり、こちらが後ろでつなぐにあたっても、僕自身もほとんどミスで、前半は本当に苦しかった。後半は少し余裕ができたところから、徐々に自分たちのペースになっていき、ああいうゴールでまたさらに余裕が持てたのではないかと思う。
鹿島アントラーズ
監督
まずは前半は非常に主導権を持ってゲームをコントロールした。ほぼ前半は相手がウチのゴール前に行くことはなかったんじゃないかと思います。前半の中で多くのチャンスを作ることができたんですけど、なかなかそれを決めることができませんでした。後半からエンジンをかけようと思って交代選手を入れようと思ったんですけど、今までの試合のように交代選手に思うような効果が出なかったかなという思いでいます。毎回うまくいくわけではないけど、イメージしたとおりの動きができなかったかなと思います。こういう下位のチーム、あるいは運動量だったり闘争心、最後まであきらめない部分を示すチームに対しては、われわれがかなり手こずっているかなと思います。前節(・湘南戦)もそうだったり、今節もそうなったと思います。 --連勝が7で止まりました。試合後、選手たちにはどんな声をかけたのでしょうか?連勝が止まったことは非常に残念で寂しい部分です。いつかはそうなるのですが、それがホームでなってしまったのは非常に残念です。まだ残り試合が14か15あるので、まだ盛り返すチャンスがあります。当然、連勝していれば気持ちは乗ってくるのですが、1敗したところでお互いの信頼や信用を失う必要性はないし、それを継続していくという話を選手たちにはしました。試合数を考えると1位を目指すことはやらなければいけないことで、それを僕はずっとミーティングのときも話をしたし、終わったときもそういうところを目指し続けるということを言いました。1敗すると終わってしまった感じがあるかもしれませんが、物事をやり続けるということ、信頼関係をもっと深めることは重要なことかと思います。 --ハーフタイムでエヴェラウドと名古 新太郎を代えました。それは疲れもあったからでしょうか。どういう狙いがあって、それがどれくらいうまくいったと考えていますか?エヴェラウドに関しては連戦の疲労があると前半で見受けられました。名古選手は残念ながらケガが繰り返しあったところで、いまのメンバーの中では一番試合に絡んでいないので、もしかしたらリズムや試合勘が足りなくて力を発揮できなかったのかなという部分があります。そこで決断して後半に入ったんですけど、ハーフタイムに出した指示・要望というのは、前でもう少しボールを収めてほしい。収めることでウチが前に行ける形になります。それが残念ながらできませんでした。もう切り替えて次のガンバ戦に合わせてみんなで準備を進められたらと思います。
大分トリニータ
監督
われわれは7連戦の最後、鹿島さんも連戦。鹿島さんは今日の試合までに7連勝されていて、本当に勢いのある鹿島さんらしい戦いで勝点を積み上げている。今日のゲームもアウェイで戦う中で、非常に厳しい試合になるだろうと覚悟を持って臨んだ。 お互い連戦の疲労というところがありながらも、われわれも鹿島さんも球際激しく、コンタクトのあるバトルを逃げずにしっかりと強い気持ちを持ってチャレンジしようと選手に伝えて送り出した。90分間通して、セカンドボールや中盤の攻防、ゴール前で体を張る部分、選手は切らさず集中して戦ってくれたと思う。本当に選手を誇りに思う。疲労している大変な中、7戦目でこういう気持ちの入ったプレーをし、勝点3につながったことを、選手に感謝したい。 やはり鹿島さんの個の能力や、外国籍選手含めて非常にクオリティーの高い選手がいる中で、粘り強く戦わなければ勝点は取れないと思っていたのだが、得点というところの狙いは選手もすごく理解してくれていて、ゲームの中で役割をまっとうしてくれた。そういう中で2得点を挙げることができたし、勝点3につながったと思う。 本当にしんどい試合だったが、選手の勝ちたい気持ち、集中した戦い、ファイトするバトル含め、よくやってくれたと思う。この戦いをベースとした中で、今後の10月のゲームはまた連戦もあるし、次のホーム・清水戦でもそういったところを出せるように、しっかりと準備して勝点を積み上げ、目標を達成できるように頑張っていきたい。
鹿島アントラーズ
DF 16
山本 脩斗
--今季リーグ戦では初出場でした。試合を振り返ってください。前半は良い入りができましたし、チームとして守備も前から行けてハマっていたと思うんですけど、なかなか最後のフィニッシュのところで決め切れなくて、後半はちょっと相手のやりたいようなサッカーというか後手後手に回ってしまって、先に点を取られてしまって難しい試合になってしまったかなと思います。 --ハーフタイムにはどんな指示がありましたか?守備のところでもっと前からチーム全体で行こうということは話していました。 --後半はうまくいったのでしょうか?やっぱり失点もしていますし、ちょっと前半より後手後手になって守備の部分でうまくいかなかったとは思います。 --ご自身のコンディションについては?初めて先発で出て、まだまだな部分もありますけど、いまできるものを出そうと思って試合には臨みました。
MF 26
荒木 遼太郎
--後半頭からの出場だった。どう振り返る?引かれている相手に対してどう崩すか、前半のうちから監督からも「見ておけ」と言われて見ていたんですけど、それで後半から入って、頭の中ではイメージできている部分もあったんですけど、うまく得点まで結びつけることができなかった。次は自分が得点したり、チームに勢いをつける選手になりたいと思います。 --頭の中で描いていたイメージとはどういうイメージだった?1回、遠藤(康)さんからパスを受けて、そこから(永木)亮太くんに出して、松村(優太)が裏に抜け出していったっていうような、近くで3人で崩していくものを描いていました。 --ザーゴ監督は前線で収めてほしいと言っていました。上田 綺世選手が収めて、そこに荒木選手が絡んでいくみたいな指示があったのでしょうか?綺世くんにボールが入ったときに、自分が下で受けるか裏に抜けるかで綺世くんが出すところが変わってくると思っていた。そこは自分の仕事だと思っていたので、そういったところを意識してプレーしていました。 --連勝が7で止まったことについてはどう捉えていますか?今日は勝ちたかったんですけど、終わったことなんで、切り替えて、次の試合に向けて全力で、またイチからみんなでトレーニングに励んでいけたらと思います。 --試合後のロッカールームの雰囲気は?ほんとにみんな切り替えて、また一致団結して、次の試合に臨むというふうに、前向きに捉えていました。