
流れを変えた1つのミス。FC東京、埼スタで2003年以来の勝利
FC東京
まずは今日の試合を見ても分かる通り、浦和も球際のところで気持ちを持って入ってきた。前節(27日の鳥栖戦)もそこで相手にボールがこぼれることもあった。戦術、技術以外のところを整理して今日の試合に臨めました。みんなしっかりできているときはチームが勝っていますし、シーズンを通して波がないようにもう一度みんなが試合前に確認し合うことで、思い出すことで試合に臨める。確認して臨みました。 --チームにとっては17年ぶりの埼玉スタジアムでの勝利です。埼スタ、僕自身も初めて勝ちましたし、今日はチームメートも頼もしかった。今まで試合に出ていなかった選手たちが若手も含めて良いプレーをし続けた。今日は堂々とプレーしてくれた。また新しい選手たちがFC東京に新しい1ページを刻んでくれたと思います。 --出場停止だった鳥栖戦で低調な試合。森重選手も歯がゆさがあったかと思います。自分がいないからというだけではないと思う。いろんな要因はあった。でも、出ている選手たちで、試合の中でその時解決しないといけないことがたくさんある。誰がリーダーシップを取れるかも大事なんじゃないかと思う。経験のある選手がいる、いないは勝敗を大きく左右するところではある。うまくいくこともあれば、うまくいかないこともある。いまは連戦の中で(中村)拓海や(原)大智、いろんな選手が出る中で、彼らの良さがチームの武器になることもある。ただ拓海がヘディングのクリアを中にしてしまうような、今日もまだまだなところもある。今日の試合は勝てましたが、かつ若手にも学んでいってもらえば、チームとしても強くなる。自分だけができることは多くないということを、ここで言いたいと思います。
--ゴールを振り返ると?一発目でうまく当てられなかった。2つ目でしっかりニア上狙えたので良かったです。 --最初、中村 拓海選手のクロスがクリアされたときに、「拓海!ここだよ!」という声が聞こえてきました。拓海はファーサイドにけっこうパンチのあるキックができるので、自分はそこを狙っていた。2つ目でレアンドロの当たり損ないが僕のところに来た。それを決めることができて良かったです。 --今季の2点目が重要なゴール。前節(27日の鳥栖戦)、負けていたので、苦しいタイミングで自分のゴールで勝てたのは良かったです。 --ディエゴ オリヴェイラ選手がいない試合でした。攻撃にタメなどができない中、どうイメージして攻めていましたか?シンプルにえぐれるところはえぐって、何回かチャンスはできたけど最後の精度が低くて追加点を取れなかった。そこは修正したい。 --鳥栖戦での敗戦後の勝利。その意味は?基本的なところをやらないと勝てない。そこはチームとしても継続してやっていく必要があると感じています。
浦和レッズ
監督
FC東京を上回ろうと準備してきて、それを表現したかった。前半で得点を決められなかったところが1つと、ああいう形で失点をしましたけども、あれをはね返すところをもう少し表現したかったなという思いがあります。 --直近の試合に比べてアグレッシブに戦えたのでは?中2日と中3日の違いがが大きかったのではないかと思います。それとフレッシュな選手が入ってきたところ、それは大きいのかなと思います。 --柏木 陽介選手はキャンプから開幕当初までボランチで、再開後は主にサイドハーフで出場していた。最近またボランチで起用するようになった意図は?FC東京さんの戦い方を考えると、中央でボールを散らしたり握ったりすることが有効ではないかという考えからです。正直に言うとコンデイションも上がってきたのでゲームにも使えていますし、そういった状況になったという判断です。もう1つは相手とのかみ合わせのところでということですね。横浜FC戦も相手が構えたところがあったので、後半から真ん中にしました。 --内容的には上回れた部分もあったのでは?球際の持っていかれかたとか、ちょっとしたレフェリーの笛だとかでいろんなことが左右されるよという話はゲーム前からしていたので。そういったところを含めて全部上回りましょうというところでした。 その上でもう1つパワーを出してゴール前のところで枠の中にボールを入れるという作業をトライしなければいけなかった。前半、ボールを握ってボックスの中にも入った形はありましたけども、そこのところを表現し切れなかったことが、やはり後半まで尾を引いたかなという思いがあります。 内容に関しては、積み上げたりチャレンジしていうことは当然、選手は一生懸命やっていますから、結果につなげられなかったところは残念です。ただ前にも言ったことがありますが、悪いところはしっかりと認めますけども、良いところをしっかりと見逃さないようにして次につなげていきたいと思います。
FC東京
監督
難しい試合でしたが、前半から気持ちを出して全員戦ってくれた。なんとか悪い、勝てなかった歴史を変えるということで最後まで集中して戦ってくれたと思います。 --ボールを持たれる時間は長かったですが、守備が堅かった。前節(27日の鳥栖戦で)3失点したので、今日森重(真人)が戻ってきて守備を締めてくれた。全員が前節できなかったことを取り組んでくれた。 --ホームでの試合に続き、浦和に勝利しました。9月9連戦、最後の試合に勝てて10月を迎えられる。前節が前節だけに悪い流れを断ち切れたのは良かった。浦和も懸命に戦ってきたが、そこに勝てたことも良かった。 --このスタジアムでは17年ぶりの勝利。サポーターにメッセージを。東京サポーターの皆さん、喜んでください。昨年の埼スタではアディショナルタイム弾を浴びて同点に。本当であれば昨年悪い流れを断ち切らないといけなかった。交代枠を残して、悔しい引き分けだった。今季同じ轍を踏まないということで、交代も3回使って、時間も使って、昨年の悔しさをみんな十分理解して、下がることなくプレッシャーを掛けた。昨季は下がって最後やられてしまった。悔しい思いがこの勝利につながった。東京サポーターが浦和に勝てないということで、そういう声は届いていた。勝つことができたのは良かった。クラブにとっても幸せな勝利です。
浦和レッズ
GK 1
西川 周作
--失点シーンを振り返って。クリアミスという形でしたが、僕も含めてカバーできる選手がいたので。僕自身もシュートに対してなんとしても体をぶつけたかったですし、カバーし切れないところが非常に悔しかったですね。ミスはだれでも起こるので、その後のカバー、助け合いというところが……。僕自身も止めたかったなと思っています。 --試合の内容について。前半から非常に良い戦い方ができていた中での失点だったので、非常に悔やまれるものがありますけど。自分たちがやろうとしていたことは間違ってなかったんじゃないかなと思います。
FW 9
武藤 雄樹
--興梠 慎三選手との2トップは今季初だったが?興梠さんとは今までプレーした時間が長いので、お互いにやりたいことは理解しているつもりですし、距離感や感覚は共有できていると思っていたので、試合前からそういったところを出そうと話はしていました。テンポだったり、攻撃の中で関係性というのは、良いシーンはあったと思います。 --次は5連戦の最後でホームが続く。1週目で残念な結果になってしまった名古屋が相手で、観客も増える試合となるが意気込みを。制限がある中でもたくさんのお客さんが来てくれていて、なかなかホームで勝利という結果だったり、良いプレーを見せられてないと思うので、そこはすごく申し訳ないと思います。ただ連戦でまた試合が来るので、来てくれるサポーターのためにも次こそ良いプレーを見せて勝利を届けたいと思っています。連戦ということでまたメンバーも替わってくると思いますけど、誰が出てもいいようにしっかり皆で準備して、5連戦の最後に勝利したいと思います。