2020/11/25 (水) 18:33 KO
第29節
入場者数: 11,360人
天候: 曇|気温: 14.2℃|湿度: 75%
家長昭博がハットトリック達成。川崎Fが等々力でJ1制覇を決める
ガンバ大阪
--川崎Fの優勝を見せられたいまの率直な感想は?言葉にするのは難しいですね。それぐらい差があったゲームだと思いますし、優勝して当たり前というか、そういうチームだったので。そこに対してなんとか勝ちにいったんですけど、うまくいかずに悔しい気持ちです。 --川崎Fの強さは勝点にも表れていますが、実際に目の前で優勝を見せられた心境は?今まで何度も目の前で相手が優勝して喜んでいるところを見ましたが、今回もそういう悔しい気持ちになってしまった。ただ優勝は決まりましたけど、まだJリーグは終わっていないし、川崎Fにリベンジするには天皇杯の決勝しかないと思っているので、そこに向けてリーグは2位で終わって、天皇杯でまた試合をやりたいですね。
--山本選手が試合に出るようになってから、これほど一方的にやられた試合はなかったと思います。相手の攻撃のところでシンプルにサイドとか、僕たちのボランチ脇で数的有利を作られるシーンが多くて、そこに対して必要以上に気を使ってしまって、なかなか前に圧力を持ってプレスを掛けられずにズルズルいってしまって、先制点を取られた。そこからもズルズルいくことをうまくピッチ内で変えられず、複数失点を重ねてしまった感じです。 --川崎Fに関して一番すごいと感じたところは?全員がしっかりと一番良い判断をして、ボールをシンプルに動かしながら前に進んでこられたので、全員が素晴らしい立ち位置を取っていますし、イヤなところでポジションを取られて、そこをシンプルに使われて全部後手で動かされ続けるシーンが前後半あったので、そういうところはシンプルなんですけど、一番イヤな攻撃だったと思います。
川崎フロンターレ
監督
優勝が懸かったゲームで多くのサポーターの方に来てくださり、多くのサポーターがテレビを通して見てくれたと思います。そういう方たちに応えるだけのプレーを選手は見せてくれたと思います。スタートから終わりまで自分たちらしい戦いをしてくれたので選手に感謝していますし、誇りに思います。まだリーグ戦は続きますが、サポーターの方々にここまで後押しをしてくれたことに感謝しています。また残りのゲームと、もう1つのタイトルに向かって頑張ってやっていきたいと思っていますので、これからも応援をよろしくお願いします。 --前節・大分戦の悔しい敗戦から、今節の試合前に選手たちに伝えたことは?あらためて気持ちのところで伝えました。あとは前節・大分戦で決められなかったですが、もう一度もらった、巡ってきたチャンス。ここでやらないわけにはいかないだろうという話をしました。選手もずっと頑張ってきて11連勝、12連勝と。やっぱりサポーターの方々もなかなか来られない中でも、ここまで来ました。ある意味、プレゼントをもらったと思って最後の大勢の人がいる中で優勝しようと話しました。とにかく強気でやれるかどうかということを強調して言いました。それを90分間やってくれたので、本当に選手の気持ちの勝利だと思っています。 --序盤はG大阪も力強く入ってきた。どちらに転ぶか分からなかったと思うが。前節もそうだけど、前から来たときに優先順位がどこなのかという話をしていた。それを選手が理解してくれたと思います。また相手が少しボールに来られなくなったら、空いているところをだいぶ理解していた。一番は一人ひとりが怖がらずにボールを握った。常にゴールを意識しなさいという話をしていて、そこに向かい続けたと思います。ゴールを目指さなかったら、このサッカーは怖くないとも言っていたので、本当にゴールを目指し続けてくれたなと思っています。
ガンバ大阪
監督
--川崎Fの優勝を目の前で見て、率直にいまの感想をお願いします。残念に思いますし、今日の試合だけを切り取って言うと、相手チームの良さもたくさん出たと思いますし、われわれが少しパワーが足りなかったなと思います。 --シーズンを通じて川崎Fの強さが際立っていたように思いましたが、G大阪と比較して、どういう点が上回っていたと思いますか。あまり比較はしたくないですし、ただやはり彼らの攻撃的な特徴が良く出た、シーンが多く見られたシーズンだったと思います。もちろん守備に関してもやはり前からのプレッシャーという部分での強さは感じました。 --G大阪はケガ人の欠場などがありましたが、率直に積み上げてきたものの差があったと思います。選手、監督だけでなく、クラブとしてもなんらかの教訓として受け止めてさらに高みを目指していくべき試合だと思いますが、今日の負けをこの先どのようにつなげていくべきだと、いまの段階で宮本監督は感じていますか。そうですね、今季ないしここ数年フロンターレが積み上げてきたものというものは間違いなくあると思いますし、そういったものが今までとは少しまた違った形で出たようなシーズンになったのではないかなと思います。もちろん、いろいろな他のクラブ、われわれも含めてそういうところにしっかりと追いつく努力をしていかなければいけないですし、もちろん現場だけではなくて、いろいろなクラブ全体がそういうところの高みにたどり着けるように、手を取り合うことが必要だというふうに思います。
川崎フロンターレ
MF 14
中村 憲剛
--リーグ制覇しました。最高です。最高以外の何ものでもないですね。こんな幸せな40歳でいいのかと思っていますし、みんなに感謝しています。 今季は新型コロナの影響は避けて通れない話だと思います。僕らだけではなく、地球上のすべての人に影響があったことです。その中で僕らも一時活動が中止してしまう状態になりました。それでも再開するときに、オニさん(鬼木 達監督)がこういうときだからこそ自分たちが日本のサッカーを引っ張っていく、自分たちが元気や勇気を出して、みんなに喜んでもらえるサッカーをしようと言ってくれたことで、みんなの火がついたところもあります。 そこからは過密日程も分かっていたし、その中でいろいろな選手が出て、いろいろな若手選手も経験して成長をした。それを受けてベテランや中堅選手も自分の存在意義を出さないといけないところから10連勝を達成して、1回は止まったけど12連勝という新記録もみんなでコツコツ積み上げながらやってきた。最後は優勝するまで少し時間がかかったけど、今日は素晴らしい試合をやってくれましたし、途中から出た選手も最後まで手を緩めることなく、今季を象徴するようなゲームができたと思っています。それはオニさんのマネジメントも、そこにくっついていく選手の頑張りもありました。
FW 41
家長 昭博
--この日に懸ける思いについて。自分がケガをして2試合出られなくて、優勝が決まらなかった。最後はホームで決められるチャンスがあるときに監督から「出てもらいたい」という話をされたので、選手としてはうれしいです。その期待に応えたい思いでした。 --過去とは違う優勝の喜びもある?2017年、18年で2連覇できて、去年は3連覇を目指した中で苦しいシーズンで悔しかった。それを受けて2020年はもう一度チャレンジする年と、自分としてもチームとしても掲げてスタートした。コロナでいろいろなことが起きたシーズンでしたが、優勝を目指して1年間やってきたので、チームで働いてくれている人もそうだし、応援してくださった方々の思いが報われたので、また忘れられない優勝になったと思います。