『8』→『5』に。清水が見せた“電光石火の試合運び”
清水エスパルス
--ゴールを振り返って。鈴木 唯人選手のドリブルは試合を通して脅威になっていたと思うし、(得点は)彼があそこまでドリブルでえぐってくれて、非常に良いアシストをしてくれました。自分は逆サイドから中央の良いところにうまく入れたので、彼のお膳立ては素晴らしかったと思います。 --前回の横浜FC戦でもゴールを決めて相性は良いという印象か?J2時代、このニッパツでもゴールを決めているので、そういうことはあるかもしれません。 --先発で燃えるものはあったか?前節・札幌戦は非常に悔しい負け方をして、チームとして「まず守備から」というところを平岡(宏章)監督も言っていたので、自分たちは“良い守備から良い攻撃”という、その良い部分を今節の横浜FC戦で立ち上がりから出せたと思います。 --順位を上げる意味でも大事な試合になると思うが、次節への意気込みは?自分たちは良い守備から、ハードワークをして攻撃につなげるという部分を忘れてはいけないし、その姿勢を出せば直近の試合でも勝点3を取れています。湘南戦も同じように良い守備からというところと、あとは攻撃のクオリティー。今日は3ゴールが入りましたが、もっともっと精度を上げていかなければいけないし、もっと攻撃の質を上げていきたいと思います。
FW 11
--得点のシーンを振り返って。横浜FCの選手がボール持っていたときに、自分たちは守備に集中していて、ボールが縦に入った瞬間に取れると思いました。そこで切り替えて、うまくボールを奪えたと思います。そのあとうまく入って良かったです。 --ひさびさの出場だったと思うが、この試合に懸ける思いはどのようなものだったか?自分の頭の中では腐らず、あきらめず練習をしようということしか考えていませんでした。もちろん簡単ではありませんでした。練習で頑張っていてもメンバーに入らないことが多く、悲しかったところもあります。でも、頑張ればチャンスはいつか来ると信じていて、チャンスが来たときに、必ずモノにしようという気持ちで試合に入りました。思ったとおりに、チャンスをモノにすることができて良かったと思うし、これから最終戦まで、練習から頑張ってチャンスがあったときにモノにしたいと思います。
横浜FC
監督
前半は良い入りができなくて、立て続けに2失点してしまったということは大いに反省するべきところだと思います。そのあとも、なかなか自分たちのゲームができずに、特に前半は3失点して、選手たちは下を向いて戻ってくるような前半でした。あのままいけば4点目、5点目を取られてもおかしくないゲームだったと思うので、ハーフタイムでメンバーを3人代えて、いったん前半のことは忘れて、後半勝負。0-0の気持ちでメンバーを入れ替えて、システム、立ち位置を変えて、「これは違うゲームだ」という認識で、「後半しっかり勝ち切るように」という話をしてスタートしました。後半は、自分たちの時間が長くなりましたし、途中から出たメンバーを含めて、かなり流れを変えて、後半に関しては1-0ということで、選手たちには話しましたけど、「最悪の前半があった中で、後半自分たちの時間帯を作って1-0で勝利したことに関しては、しっかり自信を持ってやっていこう」と。いま下を向いても仕方がないので、後半の1-0を、次の中3日のゲームにつなげられるようにしていきたいと思います。 --前半の入りが悪かった要因は?少し不慣れな選手というか、普段使っていないところで使ってみたり、トライをしていました。今週のトレーニングで非常に良かったので、そういう意味ではこのメンバーでいけるかなというところで入りました。それが全体的に、まだオドオドしたというか、ビルドアップのところは特に自信を持ってボールを持つことができなくて、2失点目に関してはビルドアップのミスから失点をしてしまったところもあります。そこはまだまだだなという印象を受けました。 --後半は安永 玲央選手と瀬古 樹選手を置いて、縦関係になるというところでビルドアップが安定したという形になるか?そうですね。ただ、後半は[4-4-2]にしてメンバーを代えて、あのボランチを落とす形はいつもやっていて、3枚でビルドアップするのはいつもやっている形なので、できれば落とさずに2枚でビルドアップをして、前に人数を増やせたらという狙いがあった中で、それがまだまだできませんでした。
清水エスパルス
監督
今回、中3日ということで選手を替えましたが、普段のトレーニングから、私に代わってからも腐らずやってくれる選手たちが試合に飢えていたので、「何かやってくれるんじゃないか」ということで、その期待に選手たちが応えてくれたことに感謝しています。前半の内容としては、立ち上がり5分、6分に先制点と追加点が奪えたこと、そこは非常に良かった。さらにダメ押しの3点目が取れたこと。前半は“守るところは守る”というところを徹底しながら、前半はパーフェクトに近かったと思います。後半は、相手がメンバーを代えながら勢いが出てきたので、それに対して受け身になってしまって失点してしまったところがありますが、その後も焦ることなく、自分たちのサッカーをしながらやれたことは評価できると思います。強いて言えば、後半は奪ったボールを、また相手ボールにしてしまっているところがあったので、そこでもう1つ頑張ってつなぐ、最後まで攻撃をやり切る、そしてまたもう1回守備に入る。この辺も含めて後半できたら、私が監督になってからパーフェクトな試合になったと思います。 --平岡監督が就任してからチーム内に緊張感というか、競争力が高まったと感じるが?前回(前節・札幌戦)は大敗してしまいましたが、ボールや出どころの寄せ、オーガナイズのところができていなかったりとか、そういった緩みや、ちょっとしたところでやられているので、そこをみんなで気を引き締めてやろうということでやってきました。試合に出られる選手、出られない選手がいると思いますが、日々のトレーニングでしっかりアピールしながらやってくれているので、誰が出てもいいように、準備をしてきたと思います。 --前節の札幌戦で「寄せの甘さ」を改善ポイントに挙げていたが、全体を見て、その点はどうだったか?当然、相手があってのことなので、相手も研究をしてきて、立ち位置などを工夫しながら私たちのブロックをかいくぐろうとしてピンチは何回かありましたが、最後のところで今日は立田(悠悟)、ヴァウド、GKの(大久保)択生がしっかりと締めてくれたと思います。 --次節への意気込みについて。今日出た選手たちが活躍してくれたことで、私自身すごく良い悩みになったので、しっかりと出た選手はリカバリーをして、(清水に)残っている選手たちとまたあさってからトレーニングをして、良い準備をして湘南戦に勝ちたいと思います。
横浜FC
MF 6
瀬古 樹
--前後半で変わったゲームになったと思うが、それぞれ振り返って。前半の立ち上がり、自分のサイドから崩されてしまって、チームに良い入りをもたらせなかった部分があるので、そこからズルズルいってしまいました。後半は、逆に切り替えて、ゼロからという形で、チームで話して入った結果が、後半だけ言えば1-0という形になったと思います。 --後半の得点の部分と、試合全体を通しての反省は?自分の得点は、個人的にも数字というところにこだわりを持っているので、開幕戦以来になりますけど、数字を重ねることができたのは良かったかなと思います。ただ、チームとしては、絶対に落としてはいけない試合だと思っていたので、ゲームの入りが悪く、しっかり勝ち切れなかったという部分は、残りの試合で返していけるくらいの力を出さないと、次の年に向かってというところもありますが、これを良い糧にしてやっていかなければいけないかなと思っています。
DF 17
武田 英二郎
--前半の振り返りと、インサイドハーフに入った実感は?今週の頭から「やる」という話になって、そこからいろいろシモさん(下平 隆宏監督)と話しながら1週間やってきましたが、攻撃面で悪かったとは思わないんですけど、守備が前半ハマらなくて、そこで3点取られてしまったというのは、自分のプレーを振り返る以前に、結果が悪過ぎるので悔しいし、残念だなと思います。 --守備がハマらなかったのは、どこが難しかったか?マンツーマン気味で行ったんですけど、うまく取れそうで、取れないで入れ替わってしまって、自分の周りもそうですし、サイドに大きなスペースを作られてしまったので、相手のやりたいことをやられてしまったと思います。もっと自分の予測だったり、ポジションのズレを早く直して、精度を上げていかなければやられてしまうと思いました。