若手の活躍でFC東京が勝利。中村帆高はプロ初ゴールを獲得
サンフレッチェ広島
FW 9
--チャンスもたくさんあって惜しいシュートもたくさんあったと思いますが、今日の試合を振り返って。今日は私の日じゃなかった。でも、大事なことはみんなで最後まで一生懸命頑張って戦ったこと。チャンスを作っても決められなかったですが、頭を上げて次の試合に向かっていきたいと思います。こういう日もあると思います。 --次の柏戦に向けて。時間がない中で修正しないといけない部分を見直して修正すること。それといま大事なのは頭を上げること。次の試合に向かっていくことが大事だと思います。 --ゴール前を固めた相手を崩せない試合が今季は多くありますが、こじ開けるためにはどういうところが大事だと思っていますか?試合が終わったあとに言うことは簡単ですけど、ピッチの中でやらないといけないと思います。今日の試合で大事なことはみんなが最後まであきらめずに戦ったことだと思いますし、今日の試合で修正しないといけないところを修正して、次の試合に向かっていくしかないと思います。
FC東京
監督
今日は出た選手の気持ちが本当に素晴らしかったです。何も言うことはないです。本当に素晴らしい勝利だったと思います。 --今日の勝利は長期的な積み重ねの成果でしょうか?今季はローテーション起用で戦ってきました。あとはACLで良い試合をしながらも勝ち切れない試合を経験して、ハーフタイムもこういう試合を勝ち切ろうと話していました。後半もしっかり戦って、良い試合ではなく勝利を収めることができたので、ACLでの悔しさを晴らしてくれたと思います。 --今日はチーム全体でプレーのディテールにこだわった守備が見られました。立ち上がりこそ危ない場面は作られましたが、徐々に守備のリズムをつかんでディテールにこだわってやってくれた。例えば(中村)帆高のスローインも手前に投げるのではなく、シンプルだけど前に投げる。そういうものが失点を抑えるきっかけになった。中村 拓海や品田(愛斗)、また三田(啓貴)のところでボールが落ち着いてクッション役になってくれた。攻守で選手たちが役割を果たしてくれたと思います。 --若い力が発揮された試合ですが、プロ初ゴールを挙げた中村 帆高選手の評価は?帆高もACLで悔しい思いをした1人。できた部分とできなかった部分があった。今日はタフに戦ってくれた。なかなかああいう場面では決められないので、アジアを経験してタフになったと思います。
サンフレッチェ広島
監督
コロナの感染者がまた多く出ている中で、今日も多くのサポーターが来てくれて、われわれの背中を後押ししてくれましたけど、その期待に応えられなかったので本当に残念です。悔しい思いでいっぱいです。 自分たちのペースに、特に後半は持ち込めなかった試合でもあります。力のなさ、監督としての自分の足りないところを思い知った試合でもあります。 --またすぐに柏戦が待っています。柏戦に向けて。まずは心身のリカバリーをして、やれる選手でしっかりとメンバーをチョイスしたいと思いますが、今日の試合を悔しいと思う選手が出ていくと思う。それはピッチに出ていた選手であろうがなかろうが、今日を悔しいと思えない選手はいないと思うので、その選手の中からわれわれらしさを出せるように良い準備をしたいなと思います。 --前半にあと一歩のところまで攻め込んだと思います。やはり前半に1点が欲しかったというところでしょうか。90分を通して得点ができなかったというのは、私の監督としての足りないところだと思うので、もっと精進しないといけないと思います。やはり先に点を取られると、どんどんアクチュアルタイムが短くなっていくことは分かっていたので、自分たちのペースでやれなかったわれわれの問題だと思っています。
FC東京
DF 37
中村 帆高
--今日の勝利の感想は?今日はカタール(ACL)で出場時間が短かった選手や、日本に残っていた選手が試合に出ていて、個人、個人で悔しい思いをこの試合にぶつけて、気持ちで戦おうと思いました。厳しい戦いにはなりましたが、チーム全体の力、底上げもできたということを証明できた。今日のメンバーはもっともっとチーム内でやっていかないといけないと思います。 --プロ初ゴールについては?前半からカウンターで相手のゴールに行けるときが多くて、クロスまで行ったときにマイナスのパスコースが空くと思っていました。チャンスがあれば、逆サイドからのクロスにはあそこのスペースを狙っていました。タマさん(三田 啓貴)から良いパスが来て、無我夢中で蹴りました。自分自身、今年1年試合に出させてもらう中で、得点を取るなどの結果で示すことが一度もできていなかった。個人的にも悔しい思いがありました。その悔しさが一気に爆発した瞬間でした。あまり覚えていないですけど(笑)、勢いでゴール裏に走っていきました。 --点に絡むところを1つの課題にしていましたが、今日はゴールが取れました。選手としていろいろと貢献の仕方はありますし、それぞれのポジションの役割もあります。ゴールやアシストが一番でしょうけど、SBであることを考えると一番はアシストで示すことが自分の価値を示すことでもあり、チームに貢献できる手段です。今日でようやくチームも自分も求めていたスタートラインに立てたと思います。 --何か仲間から声をかけられましたか?特別なことは特になかったです。「ナイス!」ぐらいでした(笑)。 --ACL初戦でPKを与えたプレーを悔やんでいましたが、今日は点を取って挽回したと思います。まだ満足していないのか、そのあたりの気持ちのバランスはいかがでしょうか?率直にまだまだ足りないというか、足りるはずもないです。本当の最初の一歩としてのスタートラインに立てただけで、こんなので満足していたらそれだけの選手で終わってしまうので。次に向けてやらないといけないと思っています。
MF 7
三田 啓貴
--ACLでのスピードやプレッシャーの感覚が残っていて、好影響になった部分はありますか?特にACLというよりも、今日はメンバーも替わりましたし、ACLでチャンスがなかなかなかった選手が結果を出さないといけない、という気持ちで戦えたのが結果につながったと思います。 --出足の速さは気持ちの危機感がおのずとそうさせたのでしょうか?そこがFC東京のサッカーだと思うので、その積み重ねであり、出場機会のなかった選手たちもしっかり練習からやっていたということだと思います。 --三田選手自身もかなりそこが強化された印象です。練習から日頃やってきたことが今日試合に出ましたし、何より勝ち切ったということが今後の自分の経験にもなる。勝ち切ったからこそこれは言えると思いますし、若い選手がそれを感じられたのは東京の未来にとってもすごく良かったことだと思います。 --攻守でつなぐプレーで意識していたことは?若い選手が多い中で、自分が中心にならないといけなかった。キャプテンマークも渡されたのはそういうメッセージだったので、そこは自分でやっていけたらと思っていました。 --アシストの場面は?強引にシュートを打つ選択もありましたが、(中村)帆高がフリーでいたので託しました。「初ゴールおめでとう」と声をかけました。 --あらためて、今後はどんなプレーをしたいか。この1年、長い連戦をやってきてチームの成熟度も高まってきたので、リーグ戦最後の試合、そしてルヴァンカップ決勝へとチームとして高めていきたいです。 --今日はクサビのパスや展開するパスなどを多く出していました。自分にとっての武器はそういうプレーなので。ACLでも経験しましたが、奪ったボールを前につないでいくことがなかなかチームとしてできていなかったので、僕のストロングポイントを試合の中で出していこうと思っていました。