鹿島が5位でフィニッシュ。土壇場で追いつくも勝ち越しできず
セレッソ大阪
DF 2
--後半からの出場になったが、ロティーナ監督からの指示や狙いは?指示というか、自分自身、スタメン落ちしたので、絶対に結果を残してやろうと思ってプレーしました。 --後半、相手にボールは持たれましたが、相手の裏を取って何度もチャンスを作っていました。攻撃はうまくいっていたのでは?そうですね。背後は狙っていましたし、メンバーも代わって、(柿谷)曜一朗くんも入ってきたりして、流れがさらに良くなったので、良い攻撃ができたと思います。 --いくつか決定機があった中で、松田選手のゴールが決まりました。素晴らしいゴールだったが手ごたえは?すごかったですね(笑)。自分でもビックリしました。 --それは狙っていた?そうですね。最初は右足で打とうと思ったんですけど、ブロックが来ていたので。マルくん(丸橋 祐介)も走っていたのでクロスを上げようかなと思ったのですが、シュートを狙いました。 --左足でのゴールは過去にありますか?初めてじゃないですか、多分(笑)。 --最終戦でそれを出せたことについては?最後、勝ちで終わりたかったですけど、自分が決めて、まだACL出場の望みがある位置にいられたのは良かったです。
--後半、お互いにチャンスがあったが、率直に1-1という結果をどう受け止めますか?伝統のある鹿島さんのアウェイで、この勝点1は貴重な1点だと思います。勝てれば良かったですが、結果としての勝点1には個人的にも満足していますし、チームとしても満足していると思います。 --同点に追いつかれたあとの時間帯については?鹿島さんは必ずもう1点を取りに来ると思っていました。結果的には、最後は引き分け狙いというか、そういう形になってしまったのですが、やられないようにと思って守っていました。(キム)ジンヒョンさんがスーパーセーブで止めてくれたというのも、今年を象徴するようなシーンだったと思うので助けられた部分も大きいです。 --順位狙いという中で勝点1は勝利に等しい結果だったと思うが、この勝点1が持つ意味については?目指していたところは2位で天皇杯を優勝することだったので、4位という結果はチームとしても個人としてもふがいないというか、満足できないですけど、最低限の順位で終われたと思うので、この4位という順位を来年に生かしてやっていくことが大事だと思います。 --コロナ禍でのリーグ戦、最終節が終わったが、この1年を振り返ると?難しいシーズンでしたけど、やっている選手だけではなく、サポーターや家族も含めてみんなが協力してくれて34試合できたと思うので、皆さんに感謝しないといけない1年だなと思います。 --最後は全員で体を張って守った。今日の試合でもロティーナ監督の堅守が出ていたが、この2年間、ロティーナ監督の下で戦ってきた成果をどう感じている?2年間、充実したシーズンでした。チームとしても、昨季は5位で、今季は4位。セレッソの歴史の中でも安定した戦いができた2年だったと思います。ロティーナ監督とイバン(パランコ)コーチが植えつけてくれた、組織的にポジションを大事にして戦うやり方は、学ぶものが多かったので感謝しています。来年はロティーナ監督ではないですが、今日の最終節は2年間やってきたことを表現できたと思います。濃い2年間だったという印象があります。
鹿島アントラーズ
監督
試合前から分かっていたことですが、相手は引き分けで(ACLの)プレーオフ進出ができるわけだったので、そういうことをしてくるだろうと予想していました。われわれがやらなければいけないのは、勝たなければいけないということで、焦りや急ぎ過ぎたりすることがないようにと言いました。そこから前半の最初にポストに当たってしまったシュートがあって、そのあとはなかなかうまく得点になりそうな状況は作れませんでした。後半の入りは良くなく、失点してしまい、そのあと同点に追いつきましたが、そこから3、4回明らかなチャンスがありながらゴールが入りませんでした。これで残念ながら、われわれに最後残っていた唯一の目標であるACL出場を手にすることはできませんでした。それは非常に残念ですし、来年に向けて気持ちを切り替えて取り組んでいかなければならないと考えています。来年こそ、必ずなんらかのタイトルを手にすることを実現したいと思います。 --最後は温かい拍手に包まれていた。サポーターにメッセージがあればお願いします。今季の序盤、6、7試合くらいは選手が変わって、スタッフが変わって、監督も変わって、全部が一気に浸透するまでには時間が掛かってしまいました。そのあとはだいぶ理解してもらって、実行もできるようになって、良い状態になってきました。ただ、特に序盤は信じてくださった皆さん、支えてくださった皆さんには感謝したいと思います。それ以降も、われわれを信じ続けてスタジアムや画面越しに応援してくれたことは、感謝したいと思います。結果が出なかったことは悔しいですが、来年はしっかりと皆さんの期待に応えられる成果を示すことができたらと思います。
セレッソ大阪
監督
きっ抗した試合展開だったと思います。われわれにとって重要な勝点1を取ることができたという印象です。4位になること、4位を確定させることも重要でした。天皇杯の結果次第でACLに出場できる可能性が残るからです。試合内容自体も、良い内容だったと思います。(松田)陸のゴールの前に決定的なチャンスも作れて、より早く点を決めていればという状況でしたが、その中で陸が素晴らしいゴールを決めました。その後、鹿島は自分たちの力を出し、強くプレッシャーを掛けてきて、苦しんだ中で1点を入れられたのですが、そのまま試合を終えることができました。 --坂元 達裕選手を右ウイングバックにして、高木 俊幸選手を先発させた意図は?タツ(坂元)をあの位置でプレーさせることを決断しました。彼ら(鹿島)も力のある選手はいるので、守備で苦しむことは予想していました。ただ、われわれも狙った攻撃ができれば、鹿島にダメージを与えられると思っていました。(坂元は)前半、守備の部分ですごく働いてくれました。後半も、攻撃で彼の持ち味を出してくれたと思います。今季、彼は素晴らしい活躍をしてきました。それにふさわしい素晴らしいパフォーマンスを今日も見せたと思います。彼がどういう選手かと言えば、素晴らしい攻撃力を持っていて、守備に対する責任感も強い選手です。 --試合終了直後、スタッフと喜びを分かち合う姿があったが、そのときの率直な気持ちは?クラブにとって、4位で終わることはとても重要でした。来季、天皇杯の結果次第ですが、セレッソがACLに出られる可能性が残るからです。選手たちは今季、最大限の力を出してくれました。来季、ACLをプレーするにふさわしい選手たちだと思います。どんな試合でも、終盤に失点して負けることは辛いですが、もし今日、それが起こっていたら、よりダメージを受けていたと思います。UCLでプレーすることは、欧州ではとても重要なこと。アジアでもそれは変わらないと思います。苦しい終盤を耐えて勝点1をつかんだので、喜びが自然と出てきて、スタッフや選手と共有しました。来年、ACLに出るのにふさわしい選手、スタッフだと思います。われわれはやるべきことをやったので、あとはカップ戦の結果がわれわれの良い方向に傾くように幸運を願っています。
鹿島アントラーズ
FW 9
エヴェラウド
正直、まだ正しい言葉や表せる言葉は出てきません。結果も重くのしかかっています。だからといって下を向いているわけにはいかないので、前を向いてやっていくしかないですね。 --先制を許したあと、怒とうの攻撃を見せた。どんな気持ちでプレーしていたのか?90分を通して、鹿島はチャンスもあってボールも多く持っていましたし、チャンスを決められなかったのが大きかったと思います。試合直後で、自分自身も飲み込めていない状況です。悲しいのも含めて、言葉にするのがすごく難しいです。 --Jリーグでプレーしていて難しいと感じたところと、それでもこれだけゴールを挙げられた理由を教えてください。チームのことを言いますと、当初いろいろなものが変化している中で、戦術だったり、選手だったり、その中で慣れるというところで時間が掛かってしまったと思います。そのせいで出遅れてしまったことが今年を象徴していると思います。ただその中でチームとしてハマり始めて、実際に今日もACLの出場枠を賭けた直接対決となりましたし、その意味ではシーズン後半になるにつれて順位を上げ、調子が良くなってきたんじゃないかと思います。 個人的には、Jリーグという早いリズムのすごく強度の高いサッカーをやる上で慣れるのは確かに難しかったですし、やったことがなかったサッカーでした。ただ、1シーズン目に残した記録、数字というものについては周りにも感謝していますし、自分としても良い数字を出せたのではないかと思います。
GK 31
沖 悠哉
--率直な感想は?まず今年いろんなことがあった中でJリーグを、試合を開催できて、本当にいろんな方のおかげで開催できたと思うし、そこは感謝して、シーズンを終われたことにホッとしています。 --ACLをかけた戦いだったが?やっぱり勝たないといけない状況の中で、こういう注目をされる試合になってくると勝敗を決めるのはGKだと思っていた。今日はゲームをやっていて、GKの差で相手は引き分けに持っていった感じもするし、自分はもっともっとレベルアップできるなと感じました。 --1対1のセーブもあり、それが最終盤の猛攻につながったと思うが?あの1対1以外にも危ないシーンはありました。それはフィールドの全員の選手が守ってくれたから、1対1もあのシーンしかなかったけど、GKである以上ああいうシーンはもちろんある。Jリーグの相手になってくるとプレースピードだったり、相手の判断の速さに驚くことも多いですし、それは今日の試合でもそうだった。柿谷(曜一朗)選手や清武(弘嗣)選手は、いつ首を振って逆サイドを見てるんだという驚きもあったし、それはもっともっと自分が試合に出て、高いレベルを経験して見えてくる世界だと思う。またこれも勉強だと思って、なかなか切り替えるのが難しいですけど、代表合宿もあるので、またそこに気持ちを切り替えて頑張っていきたいなと思います。