シーソーゲームを制したFC東京。3試合ぶりの勝利を飾る
湘南ベルマーレ
--3失点したことも含め、今日の結果についてはどう感じているか?失点については、自分たちのミスからが大きかったなと。最後はセットプレーですけど、もったいない失点の仕方だったなと思います。 --分かってはいるけどその形でやられたような印象だった。どう改善していく必要があるか?1失点目は自分たちのビルドアップのミスからショートカウンターでやられてしまった。2失点目は運ばれてゴチャゴチャとなってしまったところを抜け出されてしまった。なので、もう1つ球際に強く行くとか、キャンプから「中央でやらせない」と話していた中での2失点目だったので、そこを進入させないことを意識しないといけなかったと思います。
MF 32
--今日はアンカーでの先発出場となった。どんなことを意識して臨んだか?たくさんボールに触ってゲームを作ること。守備の面では間を防いで中にボールが入ってこないようにすることを考えてやっていました。自分は湘南らしくつぶすプレーが得意ですが、今日はあまりその部分が出せず、攻撃の面でも決定的なプレーだったりアクセントになるパスを試合を通して出せなかった。それでチームは負けてしまったので、ふがいない結果というか、あまり良くはなかったですね。 --ケガ明けの試合となったが、その辺りは大丈夫だったか?一度接触がありましたが、それまではケガも全然気にせずやれたと思っています。
FC東京
監督
難しい試合展開で内容も褒められたものではないと思いますが、よく選手たちが頑張って勝点3をもぎ取ってくれた。非常に大きな勝利だったと思っています。 --SBからのアシストでディエゴ オリヴェイラ選手にゴールが生まれたが?ディエゴは真ん中で起点にもなり、これで2点目なので、これで乗っていってくれると、前線の核になってくれるのかなと期待しています。(中村)帆高のクロスは、右サイドでもあのくらいのボールを上げてくれるとより頼もしいですが、今日は大事な場面でピンポイントで上げてくれたと思っています。昨季の課題であったSBからの得点が5節で生まれたことは、チームにとって非常に明るい結果だと思います。ただ、これを続けていかないといけないので、さらにチームとして得点を取れるように戦っていきたいと思います。 --湘南に押し込まれた時間帯をひっくり返せたことが1つのポイントだったと思うが、どんな指示を与えていた?指示は与えていなかったです。試合前に思い切ってやれと話をして、良くても悪くても選手たちを見守って前半を戦おうと思っていた。前節、湘南が仙台に勝って内容的にも素晴らしく勢いを持って味の素スタジアムに来たことは当然分かっている。1点取って、湘南も気分よくサッカーをしていたと思うので、あの時間帯に選手たちがどういうリアクションをするのかベンチで見ていました。ミスも非常に多くて大丈夫かなと思っていましたが、田川(亨介)の得点が活力を与えてくれたのかなと。あれで蘇ってきたというか、動きが良くなってきたので、ゴールに勝る薬はないなとあらためて感じました。 --90分を通じた試合運びや最後のゲームの締め方についてはどう感じているか?やっぱり序盤戦で勝星を重ねていくまで、よく私は「両目が開くまで」と言っているんですけど、2勝目を挙げるまではチームは勝ちにナーバスになる。勝っていてもどこかで追いつかれたくないと、守りの姿勢になりがちなんですが、前節はそういう形で追いつかれたので、今節は最後までアグレッシブに戦おうと話しました。それでもやっぱり選手はどこかで勝ち切りたいというか大事にいきたいという心理が働いて、最後にガチガチになってしまうのは致し方ないかなと。序盤戦はどのチームもそうだと思いますが、本当に1勝することが大変で、勝っていくと段々チームは乗っていくが、それまではどうしてもリードしていても不安はつきまとうし、自信は勝たないとチームに生まれて来ないので、乗っていくまではどうしてもバタバタ感は否めないと思っています。ただ、そういう中で勝ち切ったことは、よく選手たちが踏ん張ってくれたと思っています。
湘南ベルマーレ
監督
ゲームの成り立ち的にはわれわれが予想していたゲームプランで、今日は先制点を取れると思っていましたし、選手にはそういう話をして送り出しました。点が入ったときに2点目を狙いにいくメンタリティーをあの時間帯は持てなくて、2失点してしまった。悪い流れを断ち切れなかったことは、前半の部分の反省だと思います。後半は自分たちの攻撃のメンタルをしっかり持って、良い形から同点に追いついたときに(勝ち越し点を)狙いにいくんですが、セットプレーのところで、相手の攻撃が終わるまでしっかりマークをすることをおろそかにした結果、ああいう失点をしてしまった。やるべきことをやる時間帯にやることをしっかりできなかった故に1点届かなかったゲームだと思います。 --1点差でもったいない負け方だったと思いますが。そのとおりですね。1点差負けを狙っているわけではないので、そのとおりだと思います。 --勝点1を狙うこともできたと思われるが、そこについてはどう考えているか?もちろんアウェイですし勝点1を狙う戦い方もできました。同点に追いついたタイミングで交代を待っている状態だったので、勝点1だけを狙うのであれば交代しないこともプランとしてはあったと思います。ですがこのゲームは勝点3を取れるゲームだったと思いますし、取りにいった結果なので、勝点3を取りたかったなと思います。
FC東京
DF 37
中村 帆高
--チームとしての課題であったSBからのゴールが生まれたが?個人としてもチームとしても欲しかったサイドのクロスからの得点がやっと形になった。でも、いざ取ってみると、そんなに何も変わらないというか、この1点で喜んでいたら個人としてもチームとしても良くなっていかないと思う。ようやくスタートラインに立ったというそれだけのことなので、あのアシストは忘れて、自分も(中村)拓海も(小川)諒也くんも、もっともっとクロスから攻撃を活性化させていかないといけないと思うので、そのための1歩となったことを今日だけは喜んで、またここから数を増やしていけるように頑張ります。 --左足だったからこそ力が抜けた部分はある?基本的にはずっと右足の練習をしている中で、左SBをぶっつけ本番みたいな感じでやったけど、自分は蹴り分けられるような器用な選手ではないので、あのシーンも狙ったと言えば狙ったけど、狙っていないと言えば狙っていない。本当にこの辺だろうと蹴ったら、うまく力が抜けてよいところに行った。あれを狙って蹴ったと自信を持って言えるくらい左右両足でチャレンジしていかないといけないと思うので、これを機にどんどんアシストを付けていければと思います。 --勝ち切ったことへの手ごたえは?手ごたえは正直誰も感じていないと思います。ゲーム内容で言ったら課題しかない。チームも個人も課題しかないゲームだと思う。その中でも監督がおっしゃっていたのは「こういう厳しいゲームを勝ち切ることに意味がある」と。勝ち切れたことはポジティブに捉えて、次に向けて頑張っていきたい。
DF 4
渡辺 剛
結果的に3点取って勝っているけど、ここ最近、失点が止まっていないので、守備のところにすごく課題が多いと感じています。 --決勝ゴールを振り返って。(小川)諒也がクロスを上げたときに折り返しが来るかなと予測していて、そしたら良いボールが来た。あとは自分のタイミングで飛ぶスペースがあったので自分のタイミングで飛んでうまく当てられたと思います。 --中央大の同期である大橋 祐紀とJ1の舞台でマッチアップしたことに関しては?今までの試合と違った緊張感というか、大橋がすごい選手だということは分かっているので、一番湘南でも警戒していた。大橋もケガに悩まされた中の3年目で、いろいろな背景も知っているので、負けられない気持ちは強かったですね。 --岡崎 慎選手とCBを組んだが、どんな声をかけ合っていた?ミスを恐れないでガンガン行こうよと。消極的なプレーをしてもいいことは起きないので積極的に自分のプレーを出していこうとは話していた。能力のあるマコ(岡崎)は頼もしい存在でした。