表れた決定力の差。逃げ切った鳥栖はまたもやクリーンシート
柏レイソル
--長期離脱後の復帰戦となったが、今日の感想は?まず神様、家族、柏レイソルのメディカルスタッフに感謝したいと思います。負傷して難しい時期を過ごすことになって、かなりつらい思いをしました。ケガをして、リハビリに励んで極力早く復帰しようと思っていました。今日はピッチ上で最大限力を発揮しようとしたんですが、残念ながらそれが結果につながりませんでした。これからもっとチームに絡んで、貢献していきたいと思います。 --これからチームにどのような影響をもたらしたい?いまチームは厳しい状況ですが、監督のことをみんな信頼していると思うので、必ずこの悪い状況から脱することができると思います。連戦の中で課題を克服し、常に勝利を追求しながら、自分たちの目標に向かってやっていきたいと思っています。柏レイソルは勝者のチームだと思うので、負けることはすごく不愉快です。今後チームが進化するために、全力を出して良い結果を生み出せるよう、頑張っていきたいです。
MF 7
--後半からどういった意図を持って試合に入った?ハーフタイムに監督もかなり強い口調で言っていましたが、「ミーティングでやろうと言っていたことを選手たちが最大限責任を持ってやろう」という話をして入りました。前半を見ていても、なかなかボールを持っている選手にプレッシャーを掛けられていなかったですし、相手も自分たちを見ながら少しずつポジションをズラしたりしたので、難しくなったと思います。ただ、ピッチの中でそれを修正できなかったことで失点してしまい、もったいない45分になってしまったと思います。前への意識だったり、ボールホルダーにプレッシャーを掛けるというところを意識して入りました。 --マテウス サヴィオ選手が復帰したことによるプラス材料は?練習も合流したてで、まだまだコンディション的には難しい状況だと思いますけど、前への推進力だったり、1人で打開する力はチームの中でも抜けていると思います。彼が試合勘を取り戻したり、コンディションを上げるというのは、レイソルにとって間違いなく力になると思いますし、半年以上ぶりの試合であれだけチームのために戦ってくれたのはすごく心強いです。それだけに2失点目はもったいなかったので、チームとしては反省することが非常に多いゲームだったと思います。 --チームの攻撃にどんな課題を感じているか。選手たちにクオリティーは備わっていると思うので、あとはどれだけ相手に脅威を与えられるかだと思います。シュートがなければ守っている選手からしても怖さはないですし、シュートを打てる場面で、まだ打っていない現状があると思います。打てば相手に当たってコースが変わるかもしれないですし、そういうところでより安全なほうにプレーを選びすぎているところが攻撃面では感じられます。後半、細谷(真大)が瀬川(祐輔)にワンタッチで出して、抜けたシーンがありました。クロスはGKにキャッチされちゃいましたけど、そういった複数の選手が絡むような攻撃を意図的にもっと作り出さないといけないと思います。
サガン鳥栖
監督
ミッドウィークの中でたくさんのファン・サポーターが駆けつけてくれて、しっかりと結果を残したことをうれしく思います。ファン・サポーターの後押しというか、12人目の力というのはすごく感じた試合でした。ゲームの内容としては当然、メンバーも替わった中で難しさもありましたけど、初めてのスタメンの選手が複数人いる中で、しっかりとゲームをコントロールしてくれたなと思います。狙いどおりの得点でもありましたし、最後は柏さんがマンツーマン気味でシステムをハメてきたり、そもそもパワーのあるチームなので僕たちが上から目線で言うわけではないですけど、ある程度、想定内の攻撃をしてきた中で守ることができた。あとは後半にもう少し、相手コートでプレーをするということはまだ課題なのかなと思います。ただ、しっかりと勝ち切るという強さは身についてきたのかなと思います。現状に満足せず、突き詰めていきたいと思います。 --今日はメンバーが替わっていた部分もあり、いつものスピード感は落ちた印象だったが、意図的に落としたのか。それともこのメンバーでも出してほしかったのか。個々のキャラクターがある中で、同じことをするというのは難しい。彼らがしっかりと自分の良さを出してくれたらいいなというのはありました。テクニックのある選手たちがたくさん入って、個人で持てる選手が多かったのでスピード感はちょっとダウンするのかもしれません。でも前半と後半の飲水タイムくらいまでは彼らがプレーしたんですけど、僕の中ではしっかりとタスクをまっとうしたと思います。 --監督が重視していた5試合を終えて、4勝1分という成績になりましたが。どの監督も始まって5試合はどうこう言うものなので。僕に限らず、皆さん、スタートダッシュは切りたいと思いますし、これがスタートダッシュかどうかは別として、チームとして失点をしていないこと、しっかりと得点を取って勝ち切れていることは大きい。突き詰めればキリがないので、4勝1分の1分をなぜ勝ちに持ってくることができなかったというところも含めて、また検証したい。誰一人、現状に満足していない。難しい時期も出てくると思いますけど、そういった中でもブレずにいきたい。当然、微調整はしながらももっと前に進んでいけるようにしたい。ホームでアビスパ戦もあるので、勝てるようにやっていきたいと思います。 --開幕から5試合連続無失点。その要因は。選手たちの努力の賜物だと思います。去年の悔しさをキャンプから突き詰めて、選手間で求めながらやってくれたのが要因の1つでもあります。当然、それだけではないですけど、チームとして1つになって戦えているのがそういった要因になっていると思います。当然、無失点にすれば負けはないんですけど、得点が取れていることも含めて、選手たちの自信になっている。おごることなく、過信にならないようにしたい。選手たちがそこに関しては本当に頼もしいです。
柏レイソル
監督
前半に関しては入りから良くない出来で、こちらが狙いとしていたボールの持ち方ができませんでした。後半に入って形を変えて、特に(マテウス)サヴィオが入ってから攻撃のところでテンポが生まれ、ポゼッションする時間帯も増えました。ただ、2失点目を喫してから相手がまた勢いづいたと思います。しかし、後半残り25分くらいに関してはこちらがしっかりボールを握り、自分たちの狙いとしていた攻撃の形、テンポが改善されたと思います。次節に向けてこの教訓を生かしたいと思います。 --マテウス サヴィオ選手の復帰について。昨年に起きたケガの状態は完全に回復していました。ただ、十分にトレーニングを積めていない点でフィジカル的な要素が少し懸念材料で、事前の話し合いの中で30分が限界だろうという話をしていました。これからシーズンが進んでいく中で彼の出場機会は当然増えてくると思いますし、実戦の中で彼のコンディションを上げていかないといけません。彼は違いを作れる選手ですので、彼が入ったことで今日のゲームのテンポが改善されたのは間違いないと思います。
サガン鳥栖
DF 30
田代 雅也
--開幕から5試合連続無失点だが、試合を振り返って。いつか失点するときは来ますけど、なんとか無失点という数字にこだわって、みんなでハードワークしたい。もちろん、キレイに守れるシーンだけではないですけど、ゴール前で体を張って守れているところが良かったのかなと思います。 --J1リーグ戦初先発となりましたが。スタメンのメンバーが替わった中で、僕らの役割が大事だと認識していた。その中で勝点3を取れて、失点もしなかったことはプラス材料になったかなと思います。 --メンバーが替わった中、これまで出ていたメンバーとまったく同じことはできないと思います。今日のビルドアップで意識した部分は。足元だけにならずに裏の動きもしっかり見ること。あとは僕がパスした選手が窮屈にならないように意識していました。 --1点目は相手を引き込んで背後を突く形でしたが、あれはチームとして狙っていたのでしょうか?前半は特にそうですけど、チームが準備してきた形が表れたのかなと思います。
FW 8
林 大地
--複数得点になりましたが。複数得点を取りたいとずっと言っていたので満足することなく、次もどんどん複数得点できるような選手になりたいと思います。 --我慢の時間もあったと思いますが、どういう精神状態を心がけていたのか。守備の時間もあったんですけど、ボールも奪えていたし、ネガティブな守備ではなかった。良い連係からポジティブな守備でボールを奪うこともできていた。その中で自分のところに来たら、しっかり仕掛けて仕留めてやろうとは常に思っていました。