渡邊凌磨がハットトリック。大勝のFC東京が上位争いに生き残る
セレッソ大阪
--厳しい結果になったが、どう受け止める?試合の途中でバラバラになってしまった。修正しないといけなかったのですが、僕たちがまだまだ未熟でした。「試合の中で立て直せるようにしないといけない」というのが率直な感想ですが、来週、大一番が待っているので、引きずっても仕方ない。頭の中をクリアにして、一発勝負に向けて、準備したいです。 --入りは良かったと思うが、山中 亮輔選手の負傷交代を機に少しバランスも崩れた?最初の崩しでFC東京も引き締まったと思いますし、あれから強度も上がった感じがします。なかなか攻めの糸口を見いだせなかったのが正直なところです。こういう人に強く来る相手、強度の高い相手に対してどう戦うか。そこは課題ですし、広島もそういう相手なので、一つひとつの球際の奪い合いや、勇気を持って、人につけられるか、つけられないかの差になる。今日は悔しい敗戦ですけど、学ぶことが多かった試合だったので、来週に向けて切り替えたいと思います。
MF 37
--悔しい結果となったが、J1デビューの感想は?最初は緊張もあったんですけど、1回ボールを触ってから、緊張もなくなって、どうやって攻めていくか、どう自分の特長を出すかに頭は切り替わりました。 --鈴木 徳真選手のアクシデントということで、後半開始からの出場になりました。予想外のタイミングだったと思うが、切り替えてピッチに入った?いつ呼ばれても大丈夫な準備は、体も心もしてきました。どのタイミングで出てもやることは変わらないので、いつでもいける準備はしていました。 --強度やスピードなど、J1のFC東京と対戦してみての実感は?プレースピードも全然違いますし、ユースで通用していたことが、こっちでは通用しなかった。この中で自分の武器や特長を出せないと上には行けないので、日々の練習からもっと意識して頑張りたいです。 --「セレッソの未来だけではなく、日本の未来も背負って立つ選手」という小菊 昭雄監督からの言葉もありました。この敗戦をサッカー人生の中でどうつなげていきたい?「この敗戦があったから、自分はここまでうまくなれた」と何年後かに言えるようにしたいです。すごく悔しい結果ですが、これからもっと試合に絡んで、どんどん成長していきたい。デビューだけで満足せず、ゴールを決めたり、チームを勝たせられる選手になれるように、練習から頑張りたいです。
FC東京
監督
今日の目的の1つだったのは、選手たちにも話したが、より攻撃的にいくこと。それが試合のカギだったと思います。スタイルであるボール保持を自信を持ってできるようになってきた。それに尽きると思います。鹿島戦の前半でも表現したように、ボールを保持しながらゴール方向にプレーする回数を増やしていく。そういうフェーズに入ってきたと思っています。チームは試合開始から勝利を目指して戦ってくれたし、インテンシティーやテンポも高いものを維持できた。今日、すごく満足しているのは、高い強度を保つことができたこと。ほかの試合ではイレギュラーのところがあったが、ここまで浸透させてきた、ボールを保持してゲームをコントロールさせるところと、より攻撃的に、よりゴールに向かっていくところを表現できたと思っています。もちろん、鹿島戦の前半も良かったと思いますが、今日のゲームは今季の中でも特に素晴らしい出来だったと思います。この試合では攻撃と守備のすべてのところで高いものを表現し続けた。そこを評価している。 今季の成長の段階は予想しているとおりです。もっと成長していかないといけないのは当然である。ただ、降格はないし、昨季の平均勝点を上回っている。近年の成績を見ると、順位が下がってきていた中、ここで持ち直せた。メンバー編成は大きく変わっていないが、劇的に1年間でスタイルを変えた。今後の目標は明確で、残り2試合を素晴らしい試合にしたいが、名古屋戦は難しい試合になるだろうし、川崎F戦はおそらく優勝が懸かった試合になると思っている。そういうチームに立ち向かうのは素晴らしい挑戦だと思う。 最後に、(渡邊)凌磨には「ハットトリック、おめでとう」と言いたい。 --今日の試合は、選手たちが自信を持ってプレーできていたと思うが?ゲームによって自信を持ってプレーできるときとできないときがある。そこのイレギュラーが試合毎にあることはもちろんある。ただ、そのイレギュラーをレギュラーに変えていく。常にどの試合でも同じパフォーマンスができるようになるには時間が必要になってくる。われわれは8カ月でマリノスは4年、川崎Fは5年くらい、いまのスタイルでやっている。若い選手たちである(バングーナガンデ)佳史扶、(松木)玖生、凌磨が試合の主役になっているのは、すごく良いことだと思います。
セレッソ大阪
監督
立ち上がりはチャンスも作れて、入りは悪くなかったゲームでした。少し山中(亮輔)のところでアクシデントがあって、そこから少しチームのバランスが崩れてしまったと思います。ハーフタイムにも、少し鈴木(徳真)にアクシデントがあって、交代直後に失点。そして、後半途中でシステムを変更したあとの失点と。相手の強度の高い守備に対して安定して運べないという課題も出ましたし、大きな学びのある敗戦でした。この完敗を、次の(ルヴァンカップ)決勝に向けて、糧にして、しっかりと準備して全員でやっていきたいと思います。 --山中選手の負傷交代後、準備してきたことが出せなくなった部分も大きかったと思います。その山中選手の状態ですが、脳震盪のような状態なのか、骨の異常があったのか。分かる範囲で、現在の様子について。まだ詳しい報告は入っていないですが、ハーフタイムにも、目の下がかなり腫れている状態でした。もしかしたら骨に影響があるのかなと思います。大阪に帰って、明日しっかりと検査をしたいと思います。 --ハーフタイムで交代した鈴木選手の状態について。ひざに違和感があるということで、ファイナルもありますし、無理をさせないように交代させました。彼も明日、大阪に帰って検査して、どういう状況なのか、報告を待つ状態です。 --J1デビューした石渡 ネルソン選手について。セレッソの未来だけではなく、日本の未来も背負って立つ選手だと思っています。前回の試合からメンバー入りをして、今日、出場したのですが、普段のトレーニングから、競争に勝って、権利を得た選手です。もう少し良い形でデビューさせてあげたかったのですが、十分、このような強い相手にもパフォーマンスを発揮できると思い、彼に託しました。
FC東京
FW 22
ルイス フェリッピ
ホームで初ゴールを決められたこともうれしいですけど、ここ最近、ゴールを取れていなかった中で結果を残せたことはうれしかったですね。ボールが来ると信じてあそこに入っていったので、あとは決めるだけでしたね。 --出場時間が限られている中で意識していることは?15分から20分くらいの時間の中で自分にできることを精一杯やろうと思ってグラウンドに入っています。ゴールが足りなかったので、目に見える形で結果を残せたことは良かったです。 --このゴールが良いきっかけになりそうですか?常にゴールは狙っています。次の試合も取れればいいと思っています。ただ、サッカーは難しいので、良い準備をしていきたいと思います。 --残り2試合に向けて。2試合とも全力で勝ちにいきたい。目の前の試合に勝っていくことが一番大事だと思っていますので、勝ちで終えることができるようにしっかり準備していきたいと思っています。
MF 44
松木 玖生
--この3日間でどんな準備をしてきた?湘南戦は前からプレスに行けていない部分があったので、そこを改善しようとなった。C大阪の攻撃はボランチをつぶしにいかないと展開されてしまうと分析でも分かっていたので、そこは厳しく行くようにしていました。 --左サイドは流動的にポジションを変えられていたと思うが?アダイウトンが先発だったので、アダイウトンにスペースを使わせてあげたいのと、(バングーナガンデ)佳史扶くんは後ろよりも前のほうが特徴の出るプレーヤーなので、そこでうまくバランスをとりながら自分のところでボールを握れていたと思いますね。 --今季のベストに近いゲームだったと思うが?結果的にもある程度、点差がついたのでプラスに捉えたいですね。 --残り2試合に向けては?少し中断期間があるので、そこでまずはコンディションを落とさずにしっかりとした準備をしたい。より上位に食い込めるようにやっていきたい。