2026/2/6 (金) 19:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第1節
入場者数: 15,083人
天候: 曇り|気温: 7.4℃|湿度: 76%
初戦からPK戦へ。前川黛也が見せ場を作り、神戸が勝利
京都サンガF.C.
監督
このハーフシーズン(明治安田J1百年構想リーグ)は勝点3とゼロだけじゃなくて、(90分で同点の場合は)勝点1と2がある変則的なシーズンです。このPK戦による勝点差が最終的にどれぐらいの差になるのかはなかなか想像できないところがありますが、シンプルに90分の中で勝点3を取る戦いをする、引き分け狙いではなく是が非でも勝点3を取るという戦いをしていかなきゃいけないことをあらためて思いました。 そういう意味では、先制されましたけれど、前半から自分たちのリズムで相手コートに進められて、チャンスもたくさん作ったと思います。最後までラインもズルズル下がらず、何回かボールロストがピンチにつながった場面はありましたけれど、昨年の成績に甘んじることなく、自分たちでさらに進もうという試合ができたと思います。 残念ながら勝点1で終わりましたが、勝点ゼロで終わったわけじゃない。神戸さんという素晴らしい相手と、フライデーナイトの初めての開幕戦で、サンガスタジアムへ来てくれたお客さんも非常にインテンシティーの高い試合を楽しんで帰ったんじゃないかなと思います。(就任して)6シーズンの中で一番手ごたえのある開幕戦でした。これを次につなげていきたいなと思います。 --90分のマネジメントや選手交代を考える中で、頭にPK戦のことがよぎることはありましたか?多少はありました。ただ、アディショナルタイムが5分あったので、決勝点を決めるチャンスもありました。それ(PK戦)ばかりを意識して先に動いてしまうと勝点3は入ってこないですし、それは頭の片隅に置いて……でした。試合の90分のデザインとしては、選手たちは非常によくやったんじゃないかなと思います。PKの練習も重ねていますが、今日は神戸さんのGKが1枚上でした。 --攻撃について。完璧ではないんですけれど、自分たちがボールを持って押し込んでいく形は去年と比べてもいろんなバリエーションが見えたと思います。決定的なチャンスを作るところ、ボックス周辺に人数をかけることも、(後半終了間際の)最後のチャンスも含めて、選手たちは意識してやっていました。
ヴィッセル神戸
監督
すごくワクワクするような両チームのかなりインテンシティーの高い試合をご覧になられたと思います。両チームともにプレッシングをしたあと、ボールを勝ち取ったあとに素早い攻撃が見えましたし、そこから大きなチャンスを両チームが得られたと思います。私たちのチームがプレーした内容は満足できるものではありました。もちろん、そのようなインテンシブな試合を90分間戦ったあとに、なおさらPK戦で勝点2を獲得したことに対してとてもうれしく思っています。 --PK戦の評価を教えてください。このようなモードはどのチームも同じだと思いますし、良い準備をしてこられたかなと思います。週の間に練習したり、今日もかなり良いコースに蹴れていました。もちろんウチのGKが止めたことは勝点に値した試合だったと思います。PK戦だけをまとめればそういうふうな試合だったと思います。 --大迫 勇也選手が前半限りで交代したが、アクシデントなどがあったのか?試合を通じて筋肉系の不調というのを彼が感じていたところだったので、このあとは過密日程ということもあり、前半を終えた時点で交代することを決断しました。もちろん交代で入った小松 蓮もすごく良い動きができていたと思うので、彼の仕事ができていたのかなと思います。
ヴィッセル神戸
シーズンを通したら勝点1か2というのはけっこう違ってくると思う。チームとしてもしっかりと準備していましたし、(前川)黛也がすごく良いセーブをしてくれました。もちろん先制していた試合だったので、90分で勝ち切るのが理想でしたけど、アウェイでしっかりと勝点2を持って帰れるのはポジティブかなと思います。 --前半から速くて良いコンビネーションを見せていた。味方との距離感だったりが去年よりも少し近くなったりしていると思う。あとは(井手口)陽介と僕の立ち位置が良くなったことによって、オープンに持てる時間だったり、2人でのパス交換も多少なり増えています。先制点はそこから生まれたので、すごく良い形だったかなと思います。 --試合前に酒井 高徳選手が「チームで一番PKがうまいのはタカ(扇原)」と話していました。実際、落ち着いて決めていました。去年からけっこう練習はしていて、やっと披露できました(笑)。でも、これでまた次、もしPKがあったら相手チームも情報を持っていますし、これからが本番かなと思います。
京都サンガF.C.
GK 1
太田 岳志
PK戦はGKで勝敗を決めることができるので、シンプルに自分の力不足というか、チームを勝たせられなかったな、というのが率直な感想です。 --90分間の手ごたえと、PK戦までに決着をつけることが大事という意味での戦いについて。まずは90分で決着をつけることは、チームの共通理解としてやってきました。実際に今日は前半の時点で逆転できるぐらいのチャンスは作れていたので、そこを決め切らないといけません。そういう意味で、僕個人としては前川(黛也)選手との差を痛感したというか、前川選手はチームを勝たせるプレーができて、自分には少し足りなかったかなと感じています。 --初戦からいきなりPK戦というのはどんな心境でしたか?また、後半が終わってからPK戦に入るまでの間の過ごし方、気持ちの持っていき方や準備について。遅かれ早かれ起こる出来事だったかなとは思っていました。それが開幕戦だったという感じで、特に何か感情というのはなかったです。準備については戸惑いはなかったです。自分の力不足でした。
MF 77
新井 晴樹
先発で使うと言われてから変に意識せず、「キャンプから積み上げてきたものを出せるようにやろう」ということを意識していました。背後への抜け出しや前からの守備は鳥栖でも求められてきたことです。スピードや裏抜けはJ1でもやれる自信がありました。京都でのデビュー戦でそこを体現できたのは良かったです。ただ、自分としての評価は全然高くない。結果がすべてなので、数字に出したら30点ぐらいです。 --前半に新井選手がパスカットから一気に攻め上がる場面でサンガスタジアムが沸きました。このスタジアムで初めてのプレーだったんですけど、あそこで自分もアドレナリンが出て、のびのびやれたかなと思います。 --マッチアップしたのが酒井 高徳選手という実績のある選手でしたが、難しさは感じましたか?いや全然。もちろん選手としてはリスペクトしていますし、日本を代表する選手ですが、J1のSBはそんな選手しかいませんから。その中の1人という捉え方ですね。
DF 5
アピアタウィア 久
--CBのポジションを誰が務めるのか注目される中で開幕スタメン、フル出場でした。そうですね。でも、まだ始まったばかりだし、まだまだな部分もあります。小さいミスをなくせるように、しっかりと練習から突き詰めていきたいです。 --結果はPK戦での負けですが、ポジティブな面もあった試合でした。あまり負けたという感覚はないんです。実際は負けですし、相手は勝点2で、こっちは勝点1なんですが。それでも去年の岡山との開幕戦で散々だった、惨めだった試合に比べたら、良い試合ができたかなと思います。連係の部分だったり、攻撃のバリエーションは後ろから見ていてすごく良いなと思っていました。ビルドアップはキャンプから練習してきたので、そこは出すことができました。