2026/3/7 (土) 15:00 KO
地域リーグラウンド EAST 第5節
入場者数: 27,571人
天候: 晴れ|気温: 13.7℃|湿度: 22%
このままか、という前後半終盤に。浦和が好機をモノにする
浦和レッズ
監督
前半の立ち上がり数分間は少しカオス的な流れになり、水戸のほうが良かったと思います。非常に突破しにくいゲーゲンプレスによってゾーン1で何度かボールを失い、セットプレーを多く与えてしまいました。 しかし25分を過ぎた頃からわれわれのプレーも良くなり、よりゲームコントロールができるようになりました。サイドチェンジもできるようになって、それが1点目につながりました。非常に良い動きからの得点だったと思います。 しかし前半は、われわれにとってかなり消耗する難しいものとなりました。(安居)海渡、(渡邊)凌磨などボランチの選手たちのハイプレスの体力消耗が本日は激しかったと思います。それでも守備のやり方を変えませんでしたが、後半のほうがゲームコントロールできたと思います。われわれのゾーン1で、前半のように相手に危険な場面を作られることはありませんでした。 非常に良いプレーからPKを得て、相手に退場者が出ましたが、レッドカードのアドバンテージをそこまで生かすことはできなかったかもしれません。ただ、サブの選手たちには非常に満足しています。得点の場面も(中島)翔哉のプレスバックに始まり、最後は(早川)隼平からダイアゴナルランをしているテル(照内 利和)へのパスでした。テルのダイアゴナルランはPKを得たときの(金子)拓郎のように、われわれのウイングにとって重要な動きです。 全体的に、後半は組織的に良い仕事ができたと思います。前節の鹿島戦で痛い敗戦を喫していましたので非常にうれしい勝利でした。われわれが良い方向に進んでいるということが確認できました。ありがとうございます。 --今日はこれまでのゲームと比べて相手ゴール前で中央にボールが入っていた。「サイドチェンジのときに逆サイドのハーフスペースを使おう」という話はしていて、1点目もその形からでした。本日はゾーン3に入ったときの逆サイドのハーフスペースを意識しました。「より中を使おう」という指示はありませんでしたが、「動くことによってスペースやギャップを作ろう」という話はしました。 --最後に得点を挙げた照内選手は今季、出場機会が増えてきている。彼の評価は?プレシーズンキャンプから、彼は大きく成長しています。キャンプ中の練習試合ではトップスコアラーでした。彼は9番、ストライカーとしてもプレーできる選手ですが、いまのチームの現状ではウイングとしてより必要とされています。 --肥田野 蓮治選手がいまの浦和にもたらしているものは?もう少しプレー時間を引っ張ってもと思ったが。蓮治に関しては、われわれもある程度慎重にならないといけません。まだ彼は90分プレーできません。90分プレーできたかもしれませんが、メディカル的な状況もあって余分なリスクは避けました。しかしチームの重要な一員として大事なゴールを取り、良い仕事をしてくれたと思います。
水戸ホーリーホック
監督
水戸ホーリーホック
--悔しい敗戦となりました。振り返ってください。退場者が出て難しい試合になりましたけど、全体を通してみれば、相手のうまさが際立ったところもありましたけど、自分たちのやりたいことができた時間もあった。最後の質のところで今日は負けたと感じています。10人になる前に自分たちの流れもありましたし、前半にも二度のビッグチャンスを作りました。そういうところを決め切れていれば、分からなかったと思う。逆に前半の自分たちの時間帯じゃないときに失点してしまった。ああいうところでチームをもう1つ締めて、流れを引き寄せられれば、違ったゲームになったと思う。 アウェイの環境で、自分たちで自信を持ってボールを動かせたところもあったと思います。そういう意味で前節(・川崎F戦)よりは自分たちのやりたかったことができたゲームでした。ただ、サッカーには流れがあるので、自分たちの流れで仕留められなくて、相手の流れで点を取られてしまった。GKとしては失点してはいけないと思いましたし、全体的にCBが試合に入れていなかったところもあったので、そういったところへの働きかけや、自分のポジショニングでスイッチを入れられたと思います。自分として物足りなさを感じたゲームでした。
圧倒的アウェイの中、選手たちは臆することなくしっかり戦ってくれたというのが第一印象です。こういった環境の中でも多くのサポーターが来てくれて戦えたことは水戸にとって素晴らしかったと思っています。ただ、0-2という結果については残念です。とはいえ、内容的にすべてやれなかったわけではなく、良い時間帯もあったし、良い内容も作り出すことができていました。ただ、ゴール前の一瞬のスキのところはまだまだ見つめ直さないといけない。開幕前から課題としていた部分なので、突き詰めていきたいと思っています。 --ボールを動かすことはできたものの、なかなか中央で起点を作れませんでした。そこからのスピードアップするところで防がれた場面が多かったような気がしました。崩しの場面についていかがでしたか?ハーフタイムにちょうどその話をしました。ポジショニングを取るのが遅いところがありました。なので、間に差しづらい状況が生まれていました。全然やれるよという話をしたのですが、こういう環境でプレーしたことがある選手が少なかったので、そういったところで若干後手に回ったところがありました。本来、われわれが準備してきたことをもっと表現できれば、やれると思っていますし、伸びシロもあると思っています。突き詰めていきたいと思います。 --1試合平均2失点という守備について、問題はどこにあると思いますか?組織として崩されるシーンは開幕から少ないと思っています。ただ、J1の選手のゴール前のクオリティーはJ2とは比べ物にならないと思っています。そこは開幕前から選手たちに伝えていますし、慣れていかないといけない。相手より上回らないと失点を食らってしまう。急には変われないので、少しずつですけど、当たり前のように強度のところや寄せのところにはもっともっとこだわっていかないといけないと思っています。
浦和レッズ
FW 27
照内 利和
--埼玉スタジアム2002でゴールを決めた感想を。決めた瞬間の歓声は本当に鳥肌が立ちましたし、最高でした。 --交代スタンバイをしてから、なかなかボールが切れずに時間がかかっていたが、どんな気持ちで準備していたか。試合を見ながら、とにかく自分が出たらやってやろうという気持ちをずっと持ち続けて準備ができたかなと思います。 --自身の得点シーンを振り返って。(早川)隼平があそこで持って、(パスを)出してくれると思っていたので信じて走って。ゴールがどこにあるかは分かっていたので、あそこに打つと決めて足が振れたかなと思います。 --その前に、中島 翔哉選手からのパスを決められなかったシーンがあった。あれも確実に決めないといけないシーンですし、1点取れたからOKではなくて、そういうところもしっかり突き詰めて2点3点と取れるようにしていきたいと思います。 --ただ、残り時間が短い中でよく気持ちを切り替えられていたのでは?そうですね、もともとは1つ外してしまうとあとに引きずってしまうことが多かったのですが、けっこう切り替えられるようになったのは成長した部分かなと思います。 --前節・鹿島戦はサブメンバーから外れていた。補強があるのは浦和のストライカーの宿命でもあると思うが、どのように向き合っているか。ベンチに入れない期間に何をすればいいのかは去年散々やってきましたし、そこで一喜一憂することなく、自分のやるべきことをやれたかなと思います。 --得点のあと、スタンドのほうに走って飛び上がっていた。あのときは何が頭に浮かんでいたか。いや、もう頭に浮かんでいることは何もないですね。とにかくうれしくて、喜びが爆発して自然とああなりました。
MF 8
マテウス サヴィオ
まず何よりも、今日の試合に勝利できて非常にうれしく思います。水戸は非常にオーガナイズされているチームだと思いますし、自分たちが献身的に頑張って、この大事な勝利をつかめたことでこれからにつながるんじゃないかなと思っています。 --前半は風下で押し込まれる展開だった。どう自分たちのリズムにしようとしていたか。前半は水戸のほうがセカンドボールを取っていたので、自分たちよりも試合のコントロールができていたと思います。ただ、後半に入って自分たちがそこを修正したことで良くなったかなと思いますし、試合全体を見ると攻撃的にできたと思います。 --サヴィオ選手から柴戸 海選手、肥田野 蓮治選手とつながって先制したが、そこはイメージできていたのか。いいえ、オギ(荻原 拓也)に出そうと思っていました(笑)。自分がボールを持ったときに詰まっていたので、本当はオギに出そうと思ったのですが、相手に当たって海のほうに行ってしまった感じです。 --先制点を挙げた肥田野選手は新人ながらすでに今季3得点している。サヴィオ選手から見た彼の良さは?昨年、練習参加したときから非常に良い選手だなと思っていましたし、昨年の(得点を挙げたJ1第37節・)岡山戦もそうですね。去年とはポジションが違いますが、彼はパワーもスピードもあってボールキープもできる選手です。最近のパフォーマンスは良いと思いますし、彼の活躍があってのチームだと思います。非常にうれしく思いますし、今日は彼が交代したあとでもチームとして良い試合ができたのは良かったと思います。