2026/3/14 (土) 15:00 KO
地域リーグラウンド EAST 第6節
79'
入場者数: 24,916人
天候: 晴れ|気温: 12.8℃|湿度: 63%
戦況を動かした10番。1-0で制した鹿島が5連勝を達成
川崎フロンターレ
鹿島アントラーズ
監督
まず、多くのサポーターが集まってくださった中で、本当に気持ちのこもったゲームを最初から最後までしてくれたと思っています。良い時間もあれば、本当に苦しい時間もありましたけれども、その苦しい時間でしっかりとチームが1つになって、やるべきことをやり続けた結果、チャンスのときにしっかり決め切ろうと、そういう強い意志も表れていました。常に攻撃的で、守備も攻撃的でありながら、それでも相手に上回られればしっかり自陣で守るとか、選手の中でいろんなジャッジができてきていると思っています。ハーフタイムにロッカールームに帰ってきても、相手のストロング、ウィークをしっかり把握していましたし、そういう意味で言うと成長を感じるゲームになったと思います。ただ、すぐ(次節・)町田戦があるので、もう一度気を引き締めて戦いたいという思いでいます。 --ゴールシーンに関して。今日も柴崎 岳選手が起点となり、左に移した鈴木 優磨選手を経由して得点に結びつきました。残り15分のマネジメントというか、どういった狙いの下でカードを切って配置を変えたのかを教えてください。相手の勢いもありましたし、守るのではなくどうやって攻撃に振っていくかというところと、自分たちのストロングをどうやって出して、相手のウィークをどうやって突くかと。そこは試合前から選手もある程度把握した中で戦ってくれていたので、本当はもっともっと相手陣でサッカーをやれれば良かったですけれども、点を取ったシーンなんかはやっぱり普段からやっているような形のところで質が合わさった部分だと思いますので、非常に良かったと思います。 --6試合を終えて3失点。本当に守備が素晴らしいと思います。そこについて一言いただけますか。今日のようなクオリティーの高い、攻撃力のあるチームに対して、まず後ろの選手たちですね。深いところまでえぐられるようなシーンもありましたけれども、彼らが最後のところまでしっかりと体を張る。ただやっぱり、常日頃から「守備の始まりは2トップからだよ」という話をしているので、そういう意味で言うと、全員がとにかくハードワークをし続けたこと。今日は特にそのハードワークで勝ちたかったので、そこが最終的に相手のミスを誘うことにもつながったと思います。また、自分たちが集中力を高められた。最後まで誰が出ても、あとから入った選手も含めて、攻撃的な選手だろうと関係なく、最後守備のところはサボらずやってくれた。これがやっぱり大きいかなと思います。
川崎フロンターレ
監督
一言、残念な結果だった、そういうふうに思います。選手たちは攻守にわたって、切り替えのところも持っている力を出そうと、(実際に)出していた場面もたくさんありました。ただ、「ここ取れそうだな」というチャンスのときに取れなかった。「まずいぞ」というときに耐えていましたが、あの1失点に関しては彼ら(鹿島)の形ですね。奥に入れて折り返し。もう日本中が知っている形でやられてしまいました。非常に残念な結果です。 --前半、左サイドが少し不安定に見えたんですけれども、後半に入るときの修正点は?それと、その文脈なのかもしれないですけれども、マルシーニョ選手が入ってだいぶ攻勢に出られるようになったと思います。そのあたりの交代の意図や評価をお願いします。左サイドは攻守にわたって少し後手に回っていた。攻撃に関しては少し縦になったポジショニング、少しボールホルダーと受け手のところが、2人の関係もそうですし、ほかから2人の関係にボールを出していくところ。また守備のところでは一歩、二歩遅れがあったところ、つまり後手に回って相手に優位性を取られていたように、(ベンチから)遠くだったんですけれども(見えた)。スタンドから見ているコーチからの話も含めてそのように把握していました。なので、なかなか修正するタイミングもなかったんですけれども、ハーフタイムは話ができるので、もう少しこうしよう、ああしようというところで、攻撃と守備と両方つながっている、そういうところを話しながら、2人で考えてそれを実行していこうという話をしました。少し良くなったとは思うのですけれども、選手交代も含めてそこで少しパワーを出したい、またベテランの選手たちが多少なり前半の頭からフル回転でやってくれていた中で疲労も見え始めていた頃だったので、そこをフレッシュな選手に交代してパワーを出して、得点を取りにいく、ボールを取りにいく。点数を取りにいくという形を作りたかった。作れそうだったんですけれども、結局取れていなかった。ボールを取る回数はそれなりだったと思いますが、点数は取れなかったので、もう1つそこにつながるような、評価に値するようなアシストや得点につながれば良かったなというふうに思っています。 --鈴木 優磨選手が後半に山原 怜音選手のところにポジションを移しました。対策はされていたと思いますが、相手に上回られたところをどう感じていますか?交代も含めてどうしていこうかというところだった。彼(鈴木)はポイントになる選手。彼が動いたところに自分たちが対応していくことも大事なことですけども、簡単にそこに左右されるのもいかがなものかという面もある。把握している中で結局やられてしまったので良くなかったんですけども、裏を返せばそういう対応、プレーがいくつものポジションでできる相手、代えても質が落ちない、むしろ上がる、そういう相手に対して自分たちも同じように、もしくはそれ以上に対応できるような、攻撃面でも左から右に行ったり、前から後ろに行ったり、そういうことができるようにしていかないといけないと思いました。対応についてはするかしないかの中で、しなかったという判断でした。把握はしていました。
仕留めるチャンスが個人的にもありましたし、そこをしっかり仕留めないと。今日のようなゲームは、逆に向こうはそれをしっかりゴールにつなげたわけなので。そこはやっぱりもう1つ、こだわっていかなきゃいけない部分かなと思います。 --後半、マルシーニョ選手が入ったあとに、かなり左のペースを奪い返せたと思いますが、その辺の評価は?彼の推進力は武器です。ただ、そこに穴が開いたというのも事実。そこで(守備に)戻らないとか、そこで穴が開いちゃうと、ボランチの選手がスライドしたらそこが空いてしまいますし、そういうのは彼が出て良い部分と、少しチームとしてやらなきゃいけないところというか、それは誰が出ても一緒なんですけど、守備で穴が開く回数が多いと劣勢になってしまいます。攻めにいったときは特に、ウイングの背後はけっこうボランチがスライドしたら中が空いてしまう。そういうのは右も左も、また俺らの前プレも、しっかり気をつけていかないといけないなと思います。
--今季初先発かつ初出場でした。チームは負けてしまったので悔しい思いもありますし、次に向けてまた良い準備をしなくちゃいけないなというふうに思っております。個人としては、この3連戦、鹿島、東京ヴェルディ、横浜F・マリノスをケガしてから意識していて、ここら辺を(復帰の)ターゲットに持っていきたいという思いがあったので、計画どおり進めていただいたスタッフに本当に感謝しています。 --丸山選手がしっかりと守備の強度を上げて、周りの選手たちもしっかり声をかけて、守備の部分ではすごくポジティブな面も表現できたんじゃないかなと思います。ご自身のプレーをどのように振り返りますか?正直、まだコンディションが上がっていないというか、絵が合わないというか。感覚がまだ研ぎ澄まされていないので、ワンテンポ遅れてしまったりとか。失点シーンも、ワンテンポ遅れて対応して、結局失点してしまったという、細かい部分は僕の中でもっともっと突き詰めなくちゃいけない部分があります。それは練習からももちろんそうですけど、ゲームをやっていかないとそういった部分は研ぎ澄まされてこないと思うので、まずは練習からしっかりやって、ゲームでしっかりと、今回出た個人課題というのを突き詰めていきたいなと思っています。
鹿島アントラーズ
FW 9
レオ セアラ
--前節・東京V戦でPKをすごく蹴りたそうにしていましたけど、ここで1本結果が出ましたね。試合を振り返っていかがですか?この試合を観てくれた方々は、見ごたえを感じた試合なんじゃないかなと思っています。自分たちの時間帯もあれば、相手の時間帯もありましたし、その中で自分たちが失点せずに勝ち切れたというところはもちろん良い点です。そのために全員が守備で貢献して、全員が攻撃で貢献したというところが大きいのかなと思っています。 --ゴールシーンについて。折り返しが来ると信じていましたか?以前にもどこかで言ったかもしれませんが、良い試合、悪い試合も含めて、1本のチャンスに(対して)まず準備することが大事だと思います。今日に関しては、良い形でボールが前線に運ばれてきたのを鈴木(優磨)選手が折り返してくれるというのももちろん信じていましたし、その1本の準備を怠らずにやり続けた結果がゴールにつながったのかなと思っています。
FW 40
鈴木 優磨
想像以上に相手も、スカウティングよりは全体で守備を頑張ってきていたので、なかなかそこは(攻略に)苦しみました。勝ち切るという、まず目の前の目標は達成しましたけど、課題はけっこう残るゲームだったかなと思います。 --得点シーンは、数的優位ではありましたが、良い形が作れたんじゃないかと思いますが?途中からサイドハーフになっていたので、相手のSBとの空中戦は分があると思っていた。その意図は(味方も)分かっていたと思うので、(柴崎)岳くんもシンプルに使ってくれて、良かったです。 --その前の濃野 公人選手がヘディングシュートを打った場面も、鈴木選手が競ってというところだったと思いますが、そこも含めて?そうですね。フィジカル的には分があると思っていたので。もうちょっと押し込みたかったというのが本音ですね。 --川崎F相手に主導権を握れたという手ごたえはありますか?いや、主導権はどっちかというと握られていたと思います。それでもこういう試合というのはあると思うので。やっぱりもっと押し返したいし、目指す理想は高い。後半も、自分自身もミスが多かったし、前半はみんなもあまりフィーリングが良くなかった。ただ、こういった試合というのはやっぱりあるとは思いますし、こういった試合でもやっぱり崩れず、しっかり守るときは全員が戻って、投げやりにならないというか。危ないシーンは全員で戻るし、チャンスだと思ったら全員で出ていくというのがいまのチームの良さだと思う。これがやっぱりいまのチームの強さかなというふうに思っています。