2026/3/14 (土) 14:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第6節
入場者数: 17,009人
天候: 曇り|気温: 10.7℃|湿度: 54%
チャンスを逸した代償。京都、痛恨の逆転負け
京都サンガF.C.
監督
優勝を目指すチームを作っていますが、今日の試合で勝点3を取れば“6試合で勝点12”という非常に良い勝点になっていましたし、それに近づけるような試合内容が前半からできていただけに、非常に悔しいです。 一言で言って、本気で優勝を目指してやっていこうという空気を、選手全員が抱けていなかったと思っています。それは間違いなく監督である僕の働きかけにも問題があったと思いますし、選手も本当にそこを目指すのであれば、(今日の結果は)もう一度向き合う機会になったと思います。 同点に追いつかれたあとも2点目を取るチャンスはありましたし、1-0だった前後もチャンスがあった中で、最後(決勝点の場面)は相手GKのキックから(自陣ゴール前でGKとの)1対1の状況を作られてCKになるという、ある意味で再現しろと言われても難しいような状況が、最後の最後に出てしまった甘さを感じました。 また、チャンスでシュートを打ち切れなかったり、最後を仕留め切れないところもありました。今年のセレッソさんは堅い守備が売りのところもあり、それに対して何度も敵陣深くまで入っていけて決定的なチャンスを作れたところは評価したいんですが、自分たちの目標は別にあります。唯一良かったのは、まだシーズンの3分の1が終わったところだということです。これがシーズンの3分の2が終わった試合でこのようになっていると、とてもじゃないけれど目標は達成できません。あと12試合ある中で、自分たちをもう一度見つめ直して、次に進まなきゃいけない。そういう気持ちです。 --前半の早い時間でラファエル エリアス選手が負傷交代しました。交代選手として本田 風智選手を起用した意図は?アクシデント的なケガでしたけれど、風智はFWでも練習試合などで起用して、良いパフォーマンスを見せていました。起点を作りながら、ゴール前へ入っていけるところで、少しプレー時間が長くて最後は足も止まり始めて交代させましたけど、よく頑張ってくれたなと思います。 誰しもケガは付き物で、それに対して(チームが)パフォーマンスを落としているようじゃ、とてもじゃないけれど目標にたどり着けないと思うので、そこに関しては続けていきたいなと思います。
セレッソ大阪
監督
前半35分ぐらいまではきっ抗した内容だったと思います。ウチもカウンターでチャンスを作りましたが、前半のラスト10分ぐらいは流れを持っていかれました。その流れが後半立ち上がりも続いて失点しました。ただし、失点したあとの選手のメンタリティー、「やるぞ」という気持ちが、試合を落ち着かせることなくチャンスを作ることにつながって、攻撃でもエネルギーを出して迫力を持って攻めることができました。後半を見ればウチが勝利に値するパフォーマンスだったと思います。 --前半の終盤、そして後半の立ち上がりは京都の流れでした。ただし、柴山 昌也選手が入った62分以降、攻撃のスイッチが入って流れが変わりました。そこからさらに2列目の選手も交代で入って、逆転に至る流れにつながりました。もちろん、追いかける展開や、それまでプレーしていた選手が相手にダメージを与えていたからこそ、という側面もあると思いますが、選手交代を機に盛り返せた要因をどう考えていますか?まず柴山を投入した理由はいくつかあります。追いかける展開だったこと、(石渡)ネルソンがイエローカードをもらっていたこと。相手はトランジションで仕留めにこようとしていたので、1枚もらっていることはリスクだと思いました。 自分としては、交代する少し前から立て直せたと思っています。(横山)夢樹やチアゴ(アンドラーデ)がチャンスを作り、そこでさらに攻撃的な柴山を投入することで、ウイングを生かせると思いました。(中島)元彦を中盤に落とすことで、(田中)駿汰のサポートもできると思いました。交代で入った選手がインパクトを与えてくれたと思います。毎回うまくいくわけではないですが、今日に関してはうまくハマった。それは選手がよくやってくれたからです。途中から出た選手もそうですし、先発で試合を作った選手もよくやってくれたと思います。 --櫻川 ソロモン選手が同点ゴールの起点になり、決勝点につながったCKも彼がつぶれたところから生まれました。前半も体を張って収めていました。彼の生かし方について、少しずつチームとしても前進していますか?ソロモンは本当に素晴らしいパフォーマンスだったと思います。多くのFWが得点で評価される中で、自分は得点だけを見ていません。さまざまなプレーでチームに力を与えてくれました。ソロモンにボールが入ったときに全体が関わるプレー、チームがつながる意味でも、素晴らしい能力を持っています。そこは昨年にはなかった部分なので、プラスαをもたらそうと思っていた中で、今日は距離感が良かったと思います。まだまだ良くなる部分もあります。全体的に若いチームですが、彼もまだ24歳です。これからさらに伸びていくと思います。
セレッソ大阪
--同点ゴールを決めた瞬間の思いは?チームとして今日は難しい時間が続いていたので、(本間)至恩くんと「流れを変えてやる」という思いで入りました。そうした中で、同点ゴールでチームに勢いをつけられたことは良かったです。 --入って最初のプレーでしたが、櫻川 ソロモン選手の落としを受けて、ドリブルで運んで、シュートではなく冷静に右サイドへ展開しました。シュートも考えたのですが、シュートを打ったら相手にブロックされると思い、右を見たらディオン(クールズ)がいたのでパスにしました。 --決めたあとは絶叫していましたね(笑)。そうっすね(笑)、メチャメチャうれしかったです。 --プロデビューもこのスタジアムでした。地元・京都で、J1のリーグ(J1百年構想リーグ)で初ゴールを決めた思いは?それまでもたくさんのチャンスがあって、それをことごとく外してきたので。それでもチームメートやサポーターの皆さんはずっと「頑張れ」という温かい声をかけてくださっていたので、ゴールという形で1つ恩返しすることができて良かったです。 --ラストの決定機も決めたかった?「絶対、入った」と思ったのですが、GKがすごかったです(苦笑)。ああいう場面で決められる選手に今後なっていきたいです。
--前半の終盤と後半の立ち上がりは押し込まれる苦しい時間も長かったが、どういう思いでプレーしていましたか?耐えるべき時間は絶対に来るので、そこを耐えることを考えていました。J1の中でもサンガさんは圧力が強いので、簡単にはつながせてくれません。「うまくいかない時間はある。でもチャンスは絶対に来る」という話をチームでしていました。うまくいかないながらも、耐えることはできていたと思います。 --追いついてからはC大阪が押し込みながら、京都のカウンターを受ける場面もありました。その中で田中選手が広範囲に守っていました。途中から中島 元彦選手がボランチに下りて、役割分担がハッキリした面もありましたか?そうですね。役割はハッキリしましたし、シンくん(畠中 槙之輔)とリッキー(井上 黎生人)とも「攻めているときに失点するのはカウンター」という話をしていて、「しっかり集中しよう」と声をかけ合っていました。まずは自分のところでつぶすことができたらいいなと思っていたので、カバーすることができて良かったです。 --決勝点となったCKからのヘディングについては、狙いどおりでしたか?かなりタイトにマークについてくるので、どう外していこうかなと考えていました。比較的、背の小さな選手が僕についてきたので、「絶対に決めたろう」と思いました。それまではファーに入っていたのですが、あの瞬間はニアに来そうだなと思って、相手を引き連れながらでしたが、ニアに入りました。ボールが素晴らしかったので、モト(中島)に感謝です。
京都サンガF.C.
DF 22
須貝 英大
--敗因は?最後の決め切るところだと思っています。自分にも決定機がありましたし、決め切るところですね。 --最終局面まで行ってチャンスを作れていた攻撃には手ごたえがありましたか?そこは自分たちの良さでもあるので出せたと思いますけれど。やっぱり最後のところで決め切るかどうか……。もちろん失点したところも課題ですけれど、もっとラクな試合展開にするためにも、前半に決定機を決め切らないといけませんでした。 --先制したあとに「追加点を決めてしまおう」というものがチーム全体であったのでしょうか?いや、そういうわけではなかったですけれど、先制点をもう少し早い時間帯で取れていたり、追加点を取ることで自分たちのリズムが作れることは間違いありません。良い形で終わるだけじゃなくて、最後の最後でしっかりゴールを決め切るところの質を高めないといけないです。先制しながらホームで逆転負けしちゃうのは、非常にもったいない試合です。失点についても、しっかりと反省していかなきゃいけません。
DF 40
石田 侑資
初先発にも特に意識することはなく、いつもどおりにプレーしようとしました。曺さん(曺 貴裁監督)からも「思い切ってやってこい」と言われていました。長い時間プレーできたのは初めてだったので、やっぱりピッチ内でしか分からない情報などにもっともっと早く対応して、順応していかないといけないと思いました。もっとボールも奪えましたし、そこは課題だと思っています。 --良かったところは?櫻川(ソロモン)選手だったら、わざとトラップさせてから突くなど、相手によって(対応を)変えないといけないところもあります。自分で競り合いにいくのか、うまく背負わせて味方のサポートを待つのか、少しは判断して対応できたと思います。 --ホームで先制しながら逆転負けしたことを、守備陣としてどう捉えていますか?あってはならないことです。強いチームはそこで失点しない。最後はピッチ上にいなかった僕が言う資格はないんですけれど、そこは僕の反省点というか。僕が交代しちゃったことによる影響や、CBで交代枠を1枚使ったことはあったと思います。90分プラスαを戦える選手にならないといけないです。