2026/3/22 (日) 15:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第8節
入場者数: 20,496人
天候: 曇り|気温: 16.5℃|湿度: 38%
変化をつけたC大阪。90分で勝ち切れずも、PK戦を制す
セレッソ大阪
監督
戦術的な視点で、見ている方にとっては興味深い試合になったと思います。非常に良い前半を過ごすことができました。昨日、おとといとトレーニングしてきたことをしっかり出せて、いろんな問題を相手に突きつけることができました。良い状況を作り出すことができました。前半あと2、3点は取れたかなと思いますが、後半は相手も修正して持ち直してきたので、(90分間での)引き分けは妥当な結果だとは思います。その中でも、相手が勢いを増してきたところで、相手のプレスを解放できなかったことが後半の流れになったと思います。ただし、終盤にかけてセットプレーで守備に回る時間も多かった中で、そこをしっかり守り切れたことは、選手たちはよくやってくれたと思います。そのあと、2つ良いチャンスを作り出したので、決め切りたかったなと思います。全体的に言えば、良いパフォーマンスだったと思います。完璧ではないものの、良かったので、この勝点2を取れたのは大きいです。 --「戦術的な視点で興味深い試合」という言葉もありましたが、前半の戦い方についておうかがいします。本間 至恩選手と柴山 昌也選手がゼロトップのような位置で真ん中から下りてきてボールを受けて、数的優位を作りながら相手を引き出して両サイドの背後を狙う戦い方が機能していたと思います。試合前日、前々日に練習されたということですが、今節、この戦術を採用した狙いと、成果についてはいかがですか?今日の戦術を採用した理由の1つが、選手に疲労があったということです。連戦で疲労があり、まずは選手を替えなければいけない、ということから始まりました。その優先度が高かったです。ただ、選手を替えたときに同じスタイルを維持できるかと言えば、そこまで編成に厚みはないので、出られる選手の中で何ができるかを考えました。そして、(前節・)岡山戦の試合後にも言いましたが、かなり間延びして選手間の距離が開いたと。それだとウチらしさが出ない、ウチには適さないスタイルになるので、より距離感を縮めようというところから、ダブルボランチ、ダブル10番という形で、よりゲームをコントロールしていこうという発想で、今日の戦い方になりました。コントロールしながら裏を使えていたので、普段の状況も作れていたと思います。効果的だったと思います。理由はいま話したようなことですが、最後は選手が理解して実行できたことが何よりうれしいです。
ヴィッセル神戸
監督
非常にインテンシブな、テンポの高い試合をご覧になっていただけたと思います。それでも、前半はセレッソが持ってきたテンポに私たちは対抗できていなかった印象です。後半は交代もありましたし、逆にこちらが支配していたと思います。同点になったあとも引き分け(でのPK戦決着)を狙うのではなく、勝ち越し点を狙っていきましたし、(そこに)とても近かったと思います。もちろん相手にチャンスがあったことも忘れてはいけないんですけども、PK戦は本当に運なので、運があったら勝ち、運がなかったら勝たないという感じだと思っています。 --永戸 勝也選手を左ウイングで起用し、山川 哲史選手に替わってカエターノ選手を起用。後半は従来の形に戻したと思いますが、意図を教えてください。まずケガが一番の理由です。例えば山川は最後の練習に出られないだとか、筋肉系の様子を見たいということだったので、ほかの選手が今回はスタメンで出ました。今日のカエターノのプレーに関して非常に満足しています。積極的に守備ができていましたし、良かったかなと思います。交代をした要因としては、彼が前半のうちにイエローカードをもらっていたので、後半、試合が熱くなってきたときにどうなのかなという印象で交代に至りました。 --日髙 光揮選手がJリーグ初ゴール。今季はAFCチャンピオンズリーグエリートで存在感を出して以降、途中出場が続いていましたが、ここまでどう評価されているのでしょうか?また、ゴールの印象を教えてください。彼のここまでの成長に満足していますし、前にプレーする意識だったり、それをやってくれていることが彼の強みだと思います。今日もご覧いただいたとおり、シュートに威力があって、パンチがある選手です。ゴールだけではなく、そのあと、ブロックされた場面もあったと思いますし、しっかりと狙っている選手です。ですので、練習だったり、今までの試合を考慮した上で今日、後半から出るという判断に至りましたし、彼が出たことは間違っていなかったと思います。
ヴィッセル神戸
--相手の2トップが中盤に下りてきていました。うまくCBと連係をとって、ジャンプするときはジャンプしてというのをやっていましたけど、そこのスライドがうまくいかなかったですし、前半は立ち位置、守備のスイッチを含め、ちょっとチームがバラバラだったかなと思います。そういう相手に対して、ファーストDFはもっと行かないといけないですし、スライドのスピードも速くしないと全部が後手後手になってしまう。ボールに行けていないと、相手が中盤の人数を多くしている意味ができてしまいます。後半はうまくボールにも行けていたし、スライドも速く対応できて(C大阪の)数的優位をうまく消せましたけど、前半はそれが全然できなかった感じですね。 --いまはケガ人も多く、踏ん張りどころでしょうか?これをチャンスと捉える選手もたくさんいるでしょうし、ケガ人がいるから勝てないじゃなく、こういうときこそ、チームとしての力を問われる、出番が来ていないときにどれだけ準備できているかが問われる時期だと思います。そういうのも含めて、チーム全員でもう一度やっていきたいです。
--ゴールシーンを振り返って。あまり鮮明には覚えていないんですけど、「ボールが来そうやな」というところでトラップが決まりました。もうゴールしか見ていなかったので、左足を振り抜くだけでした。 --出身は大阪府堺市。このスタジアムにもよく通っていましたか?そうですね。セレッソのゴール裏で応援していました。大阪の家族とか、友人たちにやっと結果という形で見せられたので、本当に良かったなと思います。 --つなぎ役など、ボランチの仕事もしっかりこなしていました。後半、相手の足がちょっと止まってきた中でスペースも空いていたので、うまくスペースを使いながらやれて良かったかなと思います。 --仲の良い佐々木 大樹選手にも良い報告ができますね?もう連絡が来ていました(笑)。このスタジアムにいてくれれば最高でしたけど、1年目の、加入のときからずっと応援してくれている先輩でもあり、お兄ちゃん的な存在でもあり、ずっとお世話してもらっていた人なので、そういう人にも結果として見せられたのは良かったなと思います。
セレッソ大阪
DF 4
井上 黎生人
--前半の戦い方について。本間 至恩選手と柴山 昌也選手がゼロトップのような形で真ん中から下がってボールを保持して攻めることができていました。手ごたえはいかがでしたか?パスコースも多く、取られたあともすぐに守備に行けるメリットもありました。こぼれ球を拾う回数も多かったぶん、セレッソの流れになったと思います。ただ、逆に言えば距離が近くて人数が多かったら、中でゴチャゴチャになる可能性もあったのですが、そこはうまく至恩とシバ(柴山)がバランスをとってくれました。2人とも足元がうまくて狭い中でもプレーできるので、相手からしたらイヤだったと思います。 --今節に向けた短期間で準備した戦い方が機能したことは、自信にもなりましたか?そうですね。ソロ(櫻川 ソロモン)に頼り過ぎていたところもあったので、1つオプションが増えました。チーム全員の自信にもつながったと思います。だからこそ90分で決着をつけたかったです。 --CKからニアで決めた先制点については?その前に1本、CKがあって、ショートコーナーをしたので、その影響か、相手のストーンが前に行っていたぶん、ニアが空いていました。「ここに来そうだな」と思ったら、本当に来ました。シバのボールも良かったですし、うまく逸らせました。
MF 48
柴山 昌也
--アーサー パパス監督は「ダブル10番」という言い方をされていましたが、本間 至恩選手とのゼロトップのような戦い方が面白かったです。プレーした感触や手ごたえはいかがでしたか?見ている人も思ったと思いますが、自分と至恩くんを相手は捕まえ切れていなかったので、それが前半、圧倒できた要因かなと思います。 --今日の戦い方は今後もオプションになりそうか、選手間の受け止めとしては?初めてのチャレンジでしたが、やれると思っていました。1つのオプションとしていいと思いますし、どんどんやっていきたいです。 --先制点につながったCKについて、その前にショートコーナーもやっていましたが?自分が選択していいと言われています。ショートをすることによって相手の目線も変わります。その結果、中のブロックが前に出てきて、リキくん(井上 黎生人)のところが空きました。うまく1本目にショートコーナーを選択して良かったと思います。