2026/5/23 (土) 14:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第18節
アビスパ福岡
福岡
0
-1
ヴィッセル神戸
神戸
45+5'
入場者数: 9,573人
天候: 晴れのち曇り|気温: 26.6℃|湿度: 61%
飛び道具の流れから。ワンチャンスを生かした神戸が首位通過
アビスパ福岡
監督
前半の最後のプレーがすべてを物語っていると思います。この百年構想リーグで、われわれがやりたいと思ってやってきた攻撃がうまくできたところと、(得点を)取り切れないところ、そして我慢できずに失点してしまったところ。そこが相手にとってはポジティブに出てしまったなと思います。ただ、中盤のところからペナルティーエリアに進んでいくという点で良い形も出たとは思うので、そこの質を上げること。(前半)最後の失点は、対角のフィードを入れられて大迫(勇也)選手がすらせて相手のスローインになったところからでしたが、ああいうことは分かっていたので、(対角のボールを)入れさせないプレッシングや競り合いのときの体の向き、また誰が競るのかを含めて細かいところを詰めていかないと、失点にまでつながってしまうと思う。そのあたりの細かさで神戸さんはしたたかというか、90分のマネジメントができているなと感じました。 ただ、今日の夜のゲームでどういう順位になるか分かりませんが、あと(プレーオフラウンドの)2試合があるので、そこでしっかり勝って、課題と感じていることをしっかり修正したいと思います。 --今日のように押し込みながらも失点を喫してしまうということが続いています。改善するには?前半はわれわれが押し込んで中央から、またサイドからペナルティーエリアに入るという、トレーニングでやってきたことはたくさん出ました。ただ、もう少しシュート本数は欲しかったというのはあります。失点場面に関しては、何でもないといったら語弊がありますが、右サイドのプレッシングが一瞬弱くなって、2、3メートル下がってしまって、そこで対角のフィードを入れられた。そのあたりは個人の意識だと思います。ただ個人に言及するだけではなく、トレーニングのときから、あと一歩詰めていく、ということを徹底していくしかないと思うので、もう一度、練習の中で厳しさを作り出すという点で自分自身の反省もありますし、スタッフ全体でそうした意識を変えていくことだと思います。 --右ウイングバックに山脇 樺織選手を、左のシャドーに藤本 一輝選手を先発で起用した狙いは?山脇選手は走力を生かして、背後を突くこととしっかり戻ること。相手は長いボールを入れてくるので、縦に前と後ろにしっかり走れる選手を、という意図で入れました。今日はすごく良いものを出してくれましたし、悔しい思いをしてきた選手で、少しずつ階段を踏んで上がってきてくれているという印象です。ただ、最後のクロスの質や1つの寄せ、空中戦は課題として取り組んでほしい。でも、成長はしているので、良い方向に進んでいると思います。 藤本選手に関しては、個人で突破できるので、対面にンドカ ボニフェイス選手が出てくると思い、そこに対してポジティブな面が出るだろうと考えました。結果、その左サイドからの崩しは増えましたし、点は取れませんでしたが、枠内シュートも数回打てました。その良かったという面と、(一方でゴールを)取り切るとかアシストとか、数字をつけるところはもう少しあってほしいと思っています。
ヴィッセル神戸
監督
この試合で勝てばグループ首位が決まる状況でしたが、立ち上がりから少し緊張していたのか、チームとして流れをつかむことができませんでした。ただ、戦う姿勢とか「負けないぞ」という姿勢は崩れなかったので、徐々にペースをつかみ、押し返した試合でした。 --決勝ゴールの場面を振り返ってください。ロングスローはウチの攻撃の強みでもありますが、その流れから武藤(嘉紀)選手のパーフェクトなクロスを自分がヘッドで決めることができました。 --後半の守備について。個人的な見方ですが、相手は攻撃に人数をかけられるようなフォーメーションで臨んできて、対する私たちは3バックで臨むようになってまだ日が浅い中での対応なので、経験値の部分で少し劣っているように思いました。しかし、われわれとしては2つ、3つとフォーメーションを変えながらでもしっかりとした試合運びができるような力はついてきたと思います。そういう中で最後のところはやらせない、そういう守備が今日はできたと思います。 --鹿島とのプレーオフラウンドに向けて。鹿島は今季初めから質の高い試合をして、余裕を持って東地区の1位になっているので、本当に強い相手だと見ています。選手個々、それからチームとしての質、能力は高いですし、監督の采配能力も高いので、非常に難しい2試合になると思いますが、毎年タイトル争いを演じることは非常に良い経験になると思うので、必ずモノにしたいなと思っています。
--前半は苦しい展開となりました。とにかく我慢すること。先に失点しないことをみんなで意識していました。悪い時間帯は90分の中で必ずあると思っていましたし、それをみんなで乗り越えることができました。 --自身の決勝アシストの場面について振り返ってください。こぼれ球になった時点で中に味方が残っていることは分かっていました。後ろに下げてやり直す、という考えもありますが、あの場面ではそうするよりは時間をかけずに自分が仕掛けてクロスを上げるほうが良いと判断した、狙いどおりのクロスでした。 --J1百年構想WESTグループでの首位を決めました。もちろん、もう少し早く決めたかったという思いはありますし、内容も伴って最高の出来で(グループ)優勝したかったとは思いますが、優勝できた、という事実がうれしいですし、しっかり受け止めて、次の(プレーオフラウンド・)鹿島戦に臨みたいと思います。
序盤は勝つことに対するプレッシャーで少し硬くなっていたように思います。時間が進むにつれて試合をコントロールできるようになったと思います。もちろん得点を挙げた時間帯は素晴らしかった。後半は修正したところがうまくいっていたかな、という印象ですし、相手を自分たちのゴールから遠ざけることができたと思います。その中で相手のロングボールは注意しなければいけませんでしたが、それは分かっていたことでもあったので、3バックとウイングバックの5人でしっかり対応してくれたと思います。今日の試合だけではなく、開幕から難しい試合が続く中で、西地区の1位としてハーフシーズンを終えることができたことをうれしく思います。 --ハーフタイムにどのような修正をしましたか?前半の悪かった点は、少し受け身になって、相手に押し込まれて自分たちのゴール前まで来られてしまったこと。そこを修正するために、もう少し前からアグレッシブに守備をしてほしいと伝えました。それによって後半は相手がパスの出しどころがなくロングボールの回数が多くなり、それによって相手を自分たちのゴールから遠ざけることができたと思います。 --マテウス トゥーレル選手が前節・長崎戦に続いてゴールを決めました。ここまでのトゥーレル選手の働きについて。攻守における空中戦とスピード、それからパーソナリティーも含めてチームを助けてくれている非常に重要な選手です。今日も先週に続いて良いクロスが入ってきて、良いヘディングをしてくれたと思います。 --1週間後に鹿島とのプレーオフラウンド第1戦が控えています。まずは鹿島について分析するところから始めたいと思います。鹿島がこのハーフシーズンでどれだけ良いチームだったかは、結果を見るだけでも分かりますので、そこをまずは分析するところから。いまの段階でセットプレーに警戒しなければいけないことは分かっています。あとは、相手のことはもちろんですが、自分たちが持っているクオリティーをしっかり出すことを主眼に置いて準備したいと思います。
アビスパ福岡
DF 5
上島 拓巳
--惜しいゲームになりました。ゲームの主導権は、特に前半は握ることができていたと思いますし、自分たちが目指している戦い方は徹底できたと思います。前半終了間際の、あのワンプレーで、今日のゲームを難しくしてしまったという印象です。 --後半について。ハーフタイムに「逆転に向けてエナジーを出していこう」という話はしましたが、後半の入りは少しパワー不足だったように思いますし、60分、70分くらいまでは相手の戦い方につき合ってしまった感があります。交代選手が出てきてから盛り返すことができたことを考えれば、後半の入り方がもったいなかったなと感じます。 --ワンチャンスを決められての敗戦。神戸にしたたかさを感じましたか?結果論で言えば、そうなるのかもしれません。でも、十分に勝ちにもっていけるゲームだったと、僕自身は思っていますし、神戸さんとしても、内容はともかく結果が得られて良かった、と感じるようなゲームだったのではないでしょうか。
MF 33
山脇 樺織
--今日の自身のプレーをどう振り返っていますか?ミスもありましたし、相手のウイングバックの背後を取ることが自分の強みでもあり、そこを取り続けることが監督からの指示でもあったので、出せた場面もありましたが、もっとそこを出せれば良かったなとは思います。 --J1百年構想WESTグループ地域リーグラウンド第12節・岡山戦以来の先発で気合いも入ったでしょう。第14節・C大阪戦での途中出場や、その後の練習試合でも手ごたえを感じることもできていたので、「やれる」という自信を持って試合には入ることができました。 --自身のゴールがVAR判定の結果、取り消しになりました。取り消しになるとは思っていなかったので悔しかった。でも、あそこで取り切れないところがいまの僕自身を表しているとも思うので、もう1つ殻を破れるように、これからも積み上げていきたいなと思います。