中野誠也、サックスブルーに漂った暗雲を振り払う
ギラヴァンツ北九州
DF 6
--途中からプレスの効きが悪くなったのは暑さのせいでしょうか?あるいは磐田の選手のボールの回し方がうまかったからでしょうか?それともほかの理由がありましたか?一番は自分たちに問題があるかなと思っていて、後ろからの押し上げが遅くなっていきましたし、いつもの勢いがなく、何回もサイドを変えられたことで、自分たちが今までやってきたプレスというのが掛からなくなっていきました。そこは自分たちでも分かっているんですけど、なかなかそこを絞らせてもらえなかったことです。なぜそうなったかというと、暑さもあったでしょうし、もちろん磐田さんがうまかったというのもあると思います。 --後ろからの押し上げが遅くなったのは、磐田の2トップが予想と違ったことも影響しましたか?(村松)航太とも話して、(予想とは異なる2トップだったことは)あまり意識せずにやろうとなっていたのですが、やはり良いボールが出てくるというところで、今までの対戦相手よりはゴールに直結してくるボールが出てくるので、そこは少し2トップの選手というよりも出し手の選手のクオリティーのほうが気になって、少し後ろ体重になっていたのかなと思います。 --PKを永井 堅梧選手が止めて流れが来るかなと思いましたが?そうしたかったのですが、耐えられなかった。後ろは最後の最後にチャンスは来るだろうと思っていたので、ラインを上げつつ、ゴール前に持っていかれても我慢して我慢して、と思っていたのですが、ああいう形でやられてしまった。久しぶりの失点でしたが、試合前に航太とも「失点してからが俺らの見せどころじゃないけど、成長した姿を見せよう」という話もしていたので、(1失点目を喫してからも)少し落ち着いていたのですが、2点目を失ってしまった。そこは反省するところです。 --4試合ぶりの失点、4試合ぶりの敗戦。気持ちをどう切り替えますか?悪いところも出ましたし、まだ始まったばかりで長丁場なので、これから磐田さんのようなチームを相手にどういう試合をしていくのか。自分自身にも課題は見つかりましたし、自分たちがやりたいことをやろうとせずに終わったのなら後悔もするのでしょうが、やろうとした結果がこれなので、反省して、あとは点を取るところと、夏場になるので、誰が出てもいいように良い準備をすることが大事だと思います。
MF 26
--1点をリードされてからの出場。どんなプレーをしようと考えていましたか?僕も(第1節・福岡戦以来で)久しぶりにメンバーに入れてもらったので、結果が欲しかった。リードされていたので、ゴールかアシストをしようと思って入りました。 --出場後すぐにシュートを打ちましたし、その後も間のスペースでボールを受ける場面もありましたが?1本目のシュートはパスが来ると思っていたので準備はしていたのですが、そこの精度はもっと上げないと、と感じましたし、ほかの場面ではもっと落ち着いてプレーできたんじゃないかなと。間で受けたり、もっと前との連係をとってラクに前にボールを運べたんじゃないかなと思うので、もっと練習していかなきゃと思いました。 --敗戦となりましたが、個人的には手ごたえを感じたのでは?負けてしまいましたが、個人的には一歩前に進めたなというのは少しあるんですけど、まだまだこれからなので。スタメンで出られるように日々頑張っていきたいと思います。
ジュビロ磐田
監督
まず、今日は最近非常に良い結果を残している北九州との対戦でした。前半は苦労して、われわれの攻撃が機能しなかった。ただ後半は、徐々にやりたいことができてゴールも決められた。そして今日は、何よりも勝利が欲しい試合だったので、それがつかめたことが一番だと思っている。 --先発を大幅に入れ替えた意図は?まずこれが3連戦の最後だったこと。フレッシュな選手を投入する、それが1つの目的でした。リーグは非常に長くて、過密だということ。そのためにはすべての選手が必要なので、固定せずにフレッシュな選手を使っていく。そういう2つの意図から多くの選手を起用しました。
ギラヴァンツ北九州
監督
立ち上がりの15分というのがすごく大事だというところでは、すごく良い入りができたと思います。そういうところでチャンスをモノにできれば良かった。その後のハイプレッシャーが少しもつれたところで崩れたなというところがあります。あと押し込まれた自陣で、全体が動いて徹底していくというのは、前半よりも後半はできたんじゃないかなと思います。いくつかのピンチをうまく防いだのですが、(先制を許した場面は)ちょっと飛び出すタイミングが(ほかの選手と)違うんですね、中野(誠也)選手は。そういうところでやられたなと思います。 残念なところはありますけれど、(交代)カードを切りながらもう少し新しい選手でパワーアップできなかったかな?と思います。次にジュビロさんと対戦できるときに、もう少し成長してやれるように頑張っていきます。決して自分たちがボールを運べなかったわけではないので、そこは大事に、チャンスをモノにできるように、またチャンスをもう少し増やすことができるように、しっかりやっていきたいと思います。
ジュビロ磐田
FW 16
中野 誠也
--ピッチに入るときにはどんな指示があった?裏に抜ける、動き出しの部分は言われましたし、ボールホルダーの状況によっては自分が落ちて受けろとも言われました。自分としては簡単に(ボールを)はたきながら、長所でもある背後への飛び出しは比較的できたのかなと思っています。 --中野選手らしいゴールシーンでしたが?試合の入りの段階でもフィーリングが良くて、裏へ抜けるタイミングも良かった。大森(晃太郎)選手が持った時点で相手との距離は感じていたし、スペースがあることも分かっていたので、オフサイドにならないことだけを意識した。あとは大森選手のパスが素晴らしかったので、ファーストタッチで止めるところと気持ちで決めてやるというところが出たゴールだったかなと思います。
MF 8
大森 晃太郎
--先制点のアシストシーンについて。(中野)誠也が良い体の向きを作っていたので、そこにパスを出すことができたことが良かったと思っている。(普段から)固定したメンバーで練習もしていないけど、けっこう誠也とは練習でも意外とやっていた。アイツの特徴をつかめていたことは(アシストする上で)大きかったと思っています。 --勝利のポイントはどこだったか?PKを外したこともあったけど、90分間で2-0にできたということは、それだけ僕たちがきっちりとゲームを運べていたということだと思うし、そんなに怖いシーンもそこまでなかった。そういうところでは、うまく90分間戦えたかなと思っています。