上位対決はドロー決着。新潟は2点のビハインドから執念を見せる
V・ファーレン長崎
MF 20
--得点の場面を振り返って。秋野(央樹)にボールが渡った瞬間にクロスが上がってくるなと思ったので、うまくラインの裏に走り込んだ。うまく決まって良かったです。 --追いつかれての引き分けになりましたが。3点目を仕留めることができなかったので、ああいう展開にしてしまった。自分たちにもチャンスがあったので、そこで仕留めていればああいう展開にはならなかったのかなと思います。 --60分過ぎまでは完璧なゲームだったと思うが、3点目を取れなかった要因は、澤田 崇の負傷でもう一手を打てなかったことが要因でしょうか。たしかにいま言われてみればそれも多少はあるのかなと思いますけど、試合の中でチャンスはあったので、そこで決め切ることができていればもっとラクな展開になったと思うし、1失点したことで相手を優勢にしてしまった。ファウルだったかもしれないですけど、球際とかそういうところにもっとこだわっていかないといけない。 --次戦に向けて。自分たちのやるべきことはできているので、最後の押し込まれた展開でどうするのか。逃げ切るのか、追加点を奪いにいくのか。少しの修正で良くなると思うので、次に向けてやっていきたい。
--クラブ最年少のリーグ戦出場記録になりましたが。前で少し起点になったりすることはできていたと思います。結果はこういう形でしたけど、デビューしてうれしい気持ちと、もっともっと頑張らないといけない2つの気持ちです。 --チャンスをつかめた要因は。練習試合でも試合に出たら常にゴールを狙って点は取れていた。日頃の練習でもFWは点を決めることが大事だと思うので。シュート練習や細かいところでも100%で決めることができていたので、チャンスをもらえたのかなと思います。 --難しい状況での投入でしたが指示は。押し込まれていたので前で起点になることと、前からプレスを掛けて相手にプレッシャーを与えることを監督から言われました。 --大事な場面での出場。堂々としたプレーでしたが。先輩の選手に「出たら堂々とやれ」と言われていたので、気持ちとしてもそういう強気な感じで臨むことができました。
アルビレックス新潟
監督
予想していたとおり、完成度の高いチームとの難しい試合となった。勝負の世界で多くの経験を積んだ選手がそろったチームで、外国籍選手のレベルも高かった。 前半、良いプレーをできた時間もあったが、経験不足や若さゆえのミスもあり、それゆえに失点も犯してしまった。 当然、後半は逆転を目指してスタートしたが、早い時間に失点。チームはそこから立て直し、素晴らしいプレーをした。後半に見せた勝者のメンタリティーは、称賛に値する。後半のプレーには満足しています。 --鄭 大世選手を入れて流れが変わった。もちろんそのとおり。後半、目指していたのはサイド攻撃。彼を含めてゴール前のシュート。彼の存在は重要。ペナの中で生きる選手。幸運にも恵まれてゴールを決めることができた。それプラス、決定的なチャンスも数回あった。ペナで決定的なプレーをしてくれるFWは不足していたので、彼の加入によって補えたと思います。 --後半に失点し、相手が引いたことでチャンスが来ると感じたか。戦術的な駆け引きというより、典型的な流れ。2点決めたチームが守備を固めてカウンターを狙う。同点を目指すチームがより攻撃的にプレーする。そのような展開の中、チーム戦術というより、一人ひとりの勝ちにこだわる姿勢が重要になった試合だと思います。
V・ファーレン長崎
監督
まず、1位と4位の対決で上位対決。お互いに二度ずつしか負けていない。しぶとい戦いを覚悟しないといけない。結果、激闘になったが、自分たちもスキを与えずにスキを突く。良い時間帯の得点。よもやトドメをさせれば。激闘を覚悟した中で、少しラクに持ち込めそうな展開でそれが取れないときに、やっぱりホームの相手は勢いを残している。スタート予定の澤田(崇)がアップ中のケガ、アクシデントに見舞われて、2-1に迫られるまではコントロールの利いたゲームをしてくれた。 やっぱりなんだかんだ言って2列目の運動量がわれわれの生命線なので。そこでの交代の枚数を使えないところが少し、後半に響いたのかなと。2-1で逃げ切れそうなところを追いつかれたのは。ただ、しぶとくやっていけということでしょうから、しぶとくやっていきたいと思います。 --課題と話していたゲームコントロールの部分。改善については。3点目を取れたシチュエーションでしっかり取り切るというところになると、じゃあいつでも3点目を取れるゲームがあるのかという話にもなる。やっぱり、けっこう3点目を取れていたらというところを引きずりながらゲームが進んでしまった。逆に言えば、3点目を取られずに済んだ新潟は1点を取ったら元気づくというところを考えたときに、そのしのぎ方をもっとやらなければいけなかった。 --守りに徹するべきだったのか。中盤の運動量を上げて盛り返すべきだったのか。攻撃の作りのところで深いところまで行って、もう一度その攻撃を続けるということが大事だったのかなと思います。3点目を取れそうなシチュエーションはカウンターで、それはパワーを使う攻撃ですけど、そこで仕留められればいいですけど、そこで仕留められなかったときに自分たちからボールを渡すようなことがないようにしなければ、結局相手は負けているのでダイレクトプレーで放り込んでくる。そうすれば空中戦をやらなければいけなくなるし、そうなってから対応するのではなくて、自分たちがボールをオンにしたときにボールや相手を動かしたりというところを踏ん張らないといけない。 --氣田 亮真と植中 朝日の評価を。緊急登板のような形で氣田にはスタメンのチャンスが来ましたけど、攻守両面で十分、機能を果たしてくれたなと思います。植中は非常に難しい状況で入りましたけど、その中でも新人初出場のわりにはものすごく厳しいところに飛び込んでいった。そこには勇敢さはあったなと思いますから、労はねぎらいたいなと思います。
アルビレックス新潟
FW 49
鄭 大世
--ゴール場面について。ミーティングで(石末 龍治)GKコーチから「徳重(健太)は、ああいうふうにシュートがこぼれる」とビデオで見せられていたので、それをイメージしながら、こぼれ球を拾おうと意識していた。ゴールのあとも2回くらいあって、もう1点取れたらもっと良かった。でも、新加入でゴールするのは難しいけれど、1点取ると一瞬でチームに溶け込めるので、自分にとっても新潟にとってもありがたいゴールでした。 --ビハインドで入ってから攻撃の威力が上がった。前半から気になっていたのは、相手の2トップの守備の仕方がそんなに良くなくて、FWとボランチの間にスペースはあったけれど、ウチは怖がっていたのか、サイドばかりだったから相手も読めるし、追い込まれる。(本間)至恩とか(渡邉)新太とかに、「もっと間で受けて前を見るといい」と言い続けていたら、流れが良くなったので、みんなのおかげです。 --今後に手ごたえの残る一戦になったと思う。今日の勝点1は勝ちに等しい。首位相手に0-2からの2-2なので、選手にとってもすごく自信につながる勝点1。1-2で負けていたら、差は13に広がっていたから、自分たちにとったらデカい。これで負けなしで自信を携えて磐田戦に向かえるので、この雰囲気を継続していきたいです。
MF 10
本間 至恩
--ゴールについて。チームが負けている中で、同点弾を決められてとても良かったです。 --0-2から追いつけたことについて。2点追いついたのは、力があるチームにしかできない。力があるなら、それを最初から出せたら勝てたのかなと思いますけど、今日一番影響を与えてくれたのは、(鄭)大世さん。「もっと前からプレッシャーに行こう」という、戦う姿勢を見せてくれた。あのプレーを見てやっていかないと、J1に上がれないのかなと思いました。 --得点に絡む場面で、ペナルティーエリア中央に入り込んでのプレーが増えている。ポジション的に、真ん中で最近はプレーする時間が多くなってきて、結果がついてきているので、これを続けていければ。もっと前で怖さを出す選手になりたい。クロスとかにもっと入らないといけないときもあるので、もっと走れるように、どん欲にいきたいです。 --第13節・京都戦でも、同点に追いつく大事な点に絡んだ。チームにとって、頼りになる選手になれている?結果的に。大事なときにしっかり最近は決められている。でも、今日のゴールはチーム全員で勝ち取ったゴール。チームのみんなが頑張ったので追いつけたと思いますし、みんなのおかげです。