フアンマ、痛烈な恩返し。福岡がウノゼロで4連勝達成
アビスパ福岡
--大宮との古巣戦にどういう気持ちで臨みましたか?自分にとって特別な試合だったので、試合に出たいという気持ちがすごくありましたし、こういう過密日程ですが、回復して今日の試合に臨めたと思います。そしてチームもうまく回復して、本来自分たちがやりたいサッカーができた。それが勝利の要因だと思います。自分自身も特別なスタジアムで、特別な相手に、得点が取れたことは非常にうれしいですし、それ以上にチームの勝利に貢献できたことが自分にとっては一番うれしかったことです。 --ここにきて少ないチャンスを確実に決めて勝利につなげているが、苦しんでいたときのチーム状況と現在のチーム状況の違いは?ここ何試合は数少ないチャンスで決め切れていることが連勝の要因だと思っている。決定的なチャンスは作れているとはいえ、まだ少ないので、チームの課題としてもっとゴールにつながるチャンスの数を増やさなければ勝ち続けることは難しいと思う。そこは引き続きトレーニングしないといけないところ。
--見事なアシストでした。前半でも同じようなシーンがあったのですが、そのときは前に出なかったので、後半最初に停滞していたところで良いタイミングで輪湖(直樹)選手がパスを出してくれて、良いところにフアンマ(デルガド)がいて、得点ができた形でした。あそこに僕がランニングすること自体は珍しいことだと思うのですが、前半に輪湖選手のところでサポートがないということを感じたり、輪湖選手と話していたりしたので、タイミング的に僕がランニングできる瞬間だったので、あそこでスペースに走った、という感じでした。 --今日のカードは前選手にとって特別な試合。どういう気持ちで臨みましたか?本来、少し前に行われる予定だった試合が、僕のところでの新型コロナウイルスの影響で延期になってしまった、特別な思いがあった試合。そのときにスタジアムに来てくれていたサポーターの方々や、試合に向けた準備に携わっていただいた方々に対して申し訳ない気持ちがすごくあり、そういうことも考えながら入った試合でした。勝利できたことが良かったですし、チームの内容、個人の内容としては、終盤にああいう引き込む形になってしまったというのは改善点だと思っています。
大宮アルディージャ
監督
前半は長いボールの中でのセカンドボールを拾うところが、相手のほうが比重は大きかったかなと思います。ディフェンスで言えばわれわれの左サイドでワイドのポイントを作りながら流し込むというのを、うまく止められなかった。そこが大きく影響しているわけではないですが、ああいうところも含めて90分を通してうまくつかめなかったなと思います。 ただ、うまくラインコントロールをしながらゲーム全体をコンパクトにできていた印象はあります。攻撃のほうも前半は思ったようにできないところもありましたけど、要所要所で相手の動きを見ながらボールを受けることもできたと思います。ただ、やっぱりゴール前の迫力、入っていくタイミング、ゴール前のところの崩し、チャンスを作るというところはうまくいきませんでしたが、後半は逆に前半の相手を見て修正をしながらチャンスを作るシーンはできたと思いますし、後半は福岡さんの得点シーンくらいかなというくらいよく守れていたかなと思っています。 比較的、良いゲームをやっていく中で結果が出なかったのは残念なことだと思っています。
アビスパ福岡
監督
序盤から押し込まれる形が何度かありましたが、ゲームが流れるにつれて自分たちもボールを握ることができて、チャンスになりそうな空気が流れていましたが、大きなチャンスをつかめないまま後半に入りました。後半の最初の時間帯で得点を取りたかったのですが、そうはいかず、チャンスは何度か迎えましたが、そういう意味では後半になってチャンスの数は増えて、最後、得点のシーンは狙いどおりというか、トレーニングをしている、そんな中で良いクロスと、中での良いシュートと、良い得点でした。最後は相手がリスクをかけて前にパワーをかけてきたので、人数を増やして守って1-0のクローズに持っていきました。 --やりたいことができたゲームでは?とりあえずプレーそのものの良い悪いは、いくつかあったと思いますが、とにかく今日はこういうゲームですので、集中力を高く持って維持しながらゲームを進める、それができていた。また、メンバーが何人か替わりながら、これはこれまでもそうですし、これからもずっと続いていくと思いますが、その中でチームが1つになること、それができていたんじゃないかなと思います。プロチームだからこそ、もしくはチームスポーツだからこそ、そういうことが大事であるということをいつも選手に問いかけているのですが、今日はそれが非常に良い形で1つになれたなと感じました。 --直近の第19節・町田戦で先発したフアンマ デルガド選手を中2日の今日の試合で先発させたこと、藤井 悠太選手を右SBで起用したこと、それぞれの狙いは?フアンマに関しては疲労もあると思いますが、本人とコミュニケーションをとりながら、やはり今日のゲームに懸ける思いというのは、彼の中では相当なものだと思います。私も選手時代に移籍したことがあり、そこでのパワーというか、持っている力以上のものが出る可能性がある。それを今日、彼は出しましたよね。良かったと思います。そこに期待していました。 藤井に関しては日頃から良いトレーニングをしているので、彼の本来のポジションではないのかもしれませんが、以前もボランチで出ましたが、そういう意味ではチームの守備面、また前半は特に攻撃面で良い配球をするなど、右サイドの攻撃をけん引して、非常に良かったと思います。
大宮アルディージャ
MF 7
三門 雄大
そんなに悪くもないし、格別良くもないゲームだった。ボールを動かしてもイバに入ったときのサポートだったり、シャドーに入ったときにグッと前向きにスピードアップできれば良かったけど、ボール運びに少し人数をかけているぶん、入ったときに距離が遠いのかなという感じもしています。ただ、ボールを運ぶことに人数を割かないといけない状態というか、なかなかはがして入れるというのをプラス1でやっていかないと失うことも多いのかなと思うので、そこに関してはそんなに悪くないけど、1つはがしたあとに前に人数をかけていかないと、クロスに対しても中にイバ1人ということも多いですし、そこを改善していかないことには点は生まれていかないと思っています。 今日の福岡戦だけではなくて、クロス、崩しに対してかける人数が少ないのかなと思っているので、1点を取られることはどのゲームでもあると思うけど、逆に取れてなさ過ぎているので、それは現実的に捉えて受け止めてやっていくしかないのかなと思っています。
MF 15
大山 啓輔
--後半に投入されたあと、最終ラインとコミュニケーションをとって、最終ラインからボールを持ち上がれる状況を作ろうとしているように見えました。どういったことをゲームメークの面で考えていたのか教えてください。比較的、相手がブロックを引いて守備をしてきたので、前半は片方のボランチが引き出しに下りる形もあったけど、個人的にもそんなに下りてプレーするよりも、できるだけ中でプレーしたい思いがあったので、相手を引っ張ってCBが高い位置でビルドアップに参加できるようにすることを意識していました。