ホーム無敗継続。京都が逆転勝利でシーズンを折り返す
栃木SC
--試合を振り返ったときに勝敗を分けたポイントは。全体的にはボールを奪ってから良い形でつないだり、押し込まれている時間帯でも連動して守れていた中で、3失点目は僕のプレーの判断が良くなかったので、そこで失点をしてしまったのが大きなポイントになってしまったと思います。 --ピーター ウタカ選手のポストプレーに対してどうやって抑えようと考えていましたか?ウタカ選手が裏に抜けたときにはCBがついて、下りたときにはCBは行かずに我慢してボランチやSBに任せたりというのは試合前から全員で共有していたので、その対応が100%はできていなかったとしても、7割、8割はやられなくとも残りの1割、2割のところの詰めが甘かったと思います。
京都サンガF.C.
監督
「栃木さんのアグレッシブな攻撃、守備に、冷静に対応しよう」とゲームに入りました。冷静にみんなが戦ってくれた中での勝点3だったと思います。 --序盤からロングボールを多く使っていたが?ショートパスだけが運ぶ作業じゃないですし、自分たちがボールを運んでいくにあたってはサイドを使うボール、裏を使うボール、手前を使うボールもあって、そのへんはずっとトライしてきているところ。有効に裏を使おうとした結果ですね。 --福岡 慎平、谷内田 哲平の若い2人をインサイドハーフに並べたが、彼らに期待していたことは?慎平は守備で安定感がありますし、穴を埋める作業も攻守にできます。本当に幅広くプレーできますし、インサイドの選手に求めている「ゴールに向かってほしい」ということもやってくれて、素晴らしいプレーだったと思います。 谷内田には、試合前に「自分がボールを持ったときには仕切るぐらいの気持ちでやってくれ」ということを言っていました。冷静に周りを見て、いろいろなコンビネーションを生み出してくれましたし、ドリブルの進入も谷内田らしいプレーでした。守備のところもすごく良くなっていて、スキなくやってくれました。2人とも素晴らしかったと思います。
栃木SC
監督
アウェイでの連戦ということで、今日は京都に対してしっかりと相手の個人や戦術を把握して戦いましたが、選手たちはよく闘ったし、最後まで走ったのではないかと思います。もちろん疲労感が出ている選手もいたのですが、チームとしてやるべきことはやっていましたし、最後の最後まで食らいついていたので、結果的に勝点3は取れませんでしたが、今季やろうとしていることを選手たちがよくやってくれたのではないかと思います。勝点を取れなかったのは(ピーター)ウタカ選手の個人的な力の大きさもあったと思います。その辺りがなかなか抑え切れなかったところはこれからの課題でしょうし、シーズンが半分終わりましたが、ここからわれわれのハードワークやプレーの精度を上げて、残りの21試合で今まで以上の勝点を奪いたいと思います。 --ここ数試合は失点が増えている点について、どういう感覚でしょうか。やられ方がカウンターだったり背後を狙われたりしていますが、先ほど言ったとおり、その点は表裏一体のところがあって、われわれがプレッシャーに行っているから相手は背後を狙ってくるのであって、もちろん逆にプレッシャーを掛けたことで奪って点を取っているシーンも多いので、その点を考えれば、一概に失点が多いから問題があるとも言えないと思っています。その辺りの攻守のバランスについてはチームとして検証しないといけないなと思います。
京都サンガF.C.
MF 22
谷内田 哲平
「中盤3枚でボールを持つ時間を長くしよう」という話をしていて、前半は良かったですけど、後半はちょっと課題が残るゲーム運びになったと思います。60分ぐらいからセカンドボールがあまり拾えずに、相手に持たれる時間が長くなったので、そこは改善していかないといけないかなと思います。 --思い切った仕掛けが2点目につながったが?良い位置でボールを受けられて、前を向けました。今日の試合では仕掛ける場面が少なかったですし、あそこは「仕掛けよう」と思い切ってやりました。得点につながったような仕掛けを、今後はもうちょっと増やしていければいいかなと思います。 --プロでは初のアシストだったが、さらにプレーが良くなるきっかけになりそう?今日のアシストで自信がつきました。でも、次はアシストじゃなくゴールも取っていかないといけないと思うので、結果を求めてやっていきたいです。 --ゴール後のパフォーマンスで表現していた内容と、得点者の福岡 慎平ではなく自身が主役になった理由は?闘牛です。昨日の練習のあとにパフォーマンスの話をしていて、「誰が決めても(自分が)やる」ということが決まっていました。
FW 9
ピーター ウタカ
--若い谷内田 哲平、福岡 慎平に要求していたことは?今日、勝つために必要だった特長を彼らは持っています。ボールを持ったときに後ろ向きにプレーするんじゃなく、前を向いてゴールに向かって何ができるというのが彼らの特長。「そういうことにどんどんチャレンジしていこう」という話を、自分からも監督からもしていました。彼らはそれをしっかりやり続けてくれて、その中で得点が取れました。2人は今日のベストプレーヤーに選ばれても納得できるパフォーマンスをしてくれたんじゃないでしょうか。 --1点目は高いディフェンスラインの裏を野田 隆之介が突いた展開からだったが、狙いどおりだった?栃木のサッカーはスカウティング済みだったので、ああいう機会はうかがっていました。ただ、ゴールをしたことより、あのシーンに関してはリュウちゃん(野田)が本当によくやってくれたと自分は思っています。あのゴールがなければ、0-1の状況が続いて非常に難しいゲーム展開になっていたと思います。今日は彼にゴールはなかったですけど、彼が頑張ってくれてわれわれの勝利を手繰り寄せるアシストをしてくれたことは、本当に評価できますし、みんなで感謝しなくちゃいけないと思います。