2020/11/11 (水) 19:03 KO
第33節
入場者数: 3,252人
天候: 晴|気温: 15℃|湿度: 61%
攻めも守りも圧倒。大量5得点で長崎が岡山に快勝
ファジアーノ岡山
DF 4
--プレスがうまく掛からなかった印象ですが。自分たちの売りである前からのプレッシャーというのがハマらなかった。その理由としては相手がビルドアップを始めるときに2人のCBと秋野(央樹)選手が下りて、3枚で回すのに対して、ウチのFWが追い切れないシーンが多かったり、ウチのサイドハーフがつり出されるような形で相手の3枚の脇の選手にプレッシャーを掛ける。それを相手がはがして、ウチはバランスを崩してボールを奪いにいっているので、第一波をはがしたあとには相手が数的有利になってサイドでプレッシャーが掛からない、という後手を踏む守備になってしまった。 --次節に向けて。正直、今日の相手はかなりレベルが高かったなと感じています。球際や戦術面もそうですし、すべてにおいて上回られたなと思います。その中で今日、自分たちの前からハメていく戦い方一辺倒ではなくて、相手の力量も見極めてもう少し、違う戦い方もできたんじゃないかなと思うのでオプションBみたいなものは用意していかないといけない。それは今後の試合に向けて反省を生かせればなと思います。
FW 9
--攻撃面について振り返ってください。相手の守備組織がうまくできていたし、そこから早い時間に失点してしまったことが難しくなった要因かなと思います。攻撃をするにおいてミスが生まれると、なかなか自信を持って前に進んでいけない。ミスを減らしていくことが必要かなと思います。 --次節に向けて。ケガから復帰できたので不安もないですし、これからチームに貢献していけるように頑張りたいと思っています。
V・ファーレン長崎
監督
残り10試合になって、2017年の11月11日が昇格を決めた日という、ゲンの良い日でした。11月11日、相手の岡山は11位で(成績は)11勝11敗。これだけ1を見たら1位を目指すしかないという話をして送り出しました。その可能性を示すような勝ち方をしようということで選手たちはそのとおりにやってくれました。おそらく、(背番号11の)玉田(圭司)が点を取るんじゃないかなと思ったらそうではなかったですね。ただ、岡山のやってくるサッカーに対して、コレクティブに、コンパクトに連動していこうというサッカーが見事にハマって、機能的に点も取れて、無失点に抑えることができた。今日は上位陣に勝点差を詰めることはできなかったが、得失点差ではだいぶ稼ぐことができた。しぶとく食らいついていくための勢いを今日は得たような試合だったと思います。攻勢を強めてひっくり返すそのときまで、最終節まで走っていけるようにやるだけです。 --秋野 央樹が下りてくるのも含めて、最終ラインからの対角線の長いボールが効果的だった印象があります。素早くボールサイドにスライドする岡山の守備をうまく逆手にとっていた印象ですが。 相手の重心を見てサッカーしようというのを今季、心がけてやってきて、2トップのチェイシングと1人のボランチがウチのアンカーに掛かってくるというスカウティングをしたときに相手のサイドハーフが若干、中に絞らないといけない状況になって、サイドを起点に厚い攻撃ができたなというところです。うまく揺さぶって点を取れたのと、岡山が真面目にオーガナイズを組むので、押し込んだときにはバイタルエリアが空いてくるというところから仕掛けのパスやシュートが効果的にやれたゲームになったと思います。ただ、後半は岡山がやり方を変えてくるかなと思ったらそうではなかったので、同じペースでゲームがやれて、無失点かつ得点を重ねることができたなという印象です。 --大勝でしたが今日の収穫は。 距離感を大事に、コレクティブにみんながサッカーをやろうとしていた成果が、攻守両面で出たのが成果だと思います。
ファジアーノ岡山
監督
守備のスイッチがなかなか入らなくて、連動した守備にならずに1失点してしまった。そのあとの2失点目、3失点目のところは自分たちのミスから。ゲームが難しくなってしまったというところでした。選手たちは当然、最後までファイトはしてくれましたが、そういう意味ではなかなか自分たちの形を作れないゲームになってしまった。奪ったあともミスが多かった部分があるのでそのへんは切り替えて、しっかりと自分たちがやれたこととやれなかったことを見極めながら次のゲームに向かわないといけない。 あとはひさびさに先発で使って、いろいろな組み合わせを試している中で良かった部分もあるのでそこは継続していきたい。そうは言っても、まだまだ積み上げないといけない部分は見極めながらやっていく必要があると思っています。中3日でゲームが来るので、切り替えてやっていきたいと思っています。次はホームでできるのでそういうところが大事になってくると思います。
V・ファーレン長崎
MF 18
氣田 亮真
--今日、ポイントにしていたことは。相手のGKのビルドアップがうまいので、チーム全体として右を切りながら左に寄せるという狙いがありました。試合前から自分のポジションが大事になるというのは言われていました。相手GKがうまいからといって下がり過ぎずに攻めの姿勢で相手がイヤがるようなプレーをしようと。いつも攻撃で相手のイヤがる位置を探しているんですけど、今日は守備でなるべく、高い位置でプレッシャーに行ける位置やプレスバックできる位置を取るのが狙いでした。それが特に前半はしっかりできたかなと思います。 --2点目の場面は、少し外に持ち出して相手の股を開かせてそこを通すというイメージどおりだったかなと思います。余裕や自信がないとなかなかできないプレーだったかなと思いますが。自分の状態はかなり良いかなと思います。やっとここまで持って来れたなと。リーグが再開して良いときもありましたけど、少しケガもあってコンディションがなかなか上がらないのもあり、序盤はなかなか貢献できなかった。そういうときでもしっかりと積み重ねてきたものがこうやって自分の良い状態につながってきたかなと思います。2点目はボールを持って左に寄せて、1回またいで、相手をズラして、股を開けてという感じで余裕があったし、あとは一連の動きは狙いどおりでした。
FW 9
富樫 敬真
--得点という部分で焦りはあったのか。基本的にはチームが勝っていれば自分の中ではチームが勝つプレーを意識しているのでOKという気持ちがありつつも、最低限の数字は欲しいという気持ちもあったので、そういった中ではちょっと物足りないなという気持ちはありました。ちょっと焦ってきて、それが得点以外の部分でチームの足を引っ張ったかもしれないプレーも最近はあったので、そういった意味ではもう1回整理して、今日は試合に入りました。得点も良かったし、得点以外もまあまあのプレーはできたかなという印象です。 --状態としてはベストに近い感じでしょうか。ベストではないですけど、これからのベースにしていきたいやり方というか。これまでは焦れて動き過ぎていた部分を今日は修正できて、ところどころでメリハリをつけてやれて、ボール回しでも守備でもチャンスに顔を出すというところもバランスよくやれた。今まで試行錯誤して、今日はそれが自分の中で感覚をつかめた試合だったので、これをベースに残りの試合をやっていきたいですね。 --ほかのアタッカー陣が得点を重ねていることはエネルギーにつながっているのでしょうか。エジガル(ジュニオ)は学ぶべきところが多いですし、もちろん、強烈なライバルの出現でもあるんですが、自分の中ではライバルというよりも学ぶことが多い。盗めるものを盗んで自分に還元していきたいし、チームにそれを還元していきたい。自分以外の若手が最近は勢いもいいし、それは刺激にもなっている。若手を生かすプレーをしつつ、自分でも最後、フィニッシュで終えられるように意識しながらやっていきたい。