山岸と遠野が1ゴールずつ。福岡、J1昇格を勝利で決める
アビスパ福岡
--昇格を決めた率直な気持ちは?この日のためにやってきたので、それが報われて、みんなと喜びを分かち合えてうれしい。 --今季、特に印象に残ったゲームは?どの試合でもいろんな選手が活躍して、ここまでの勝点を積み上げることができた。特にこの試合というものはない。一試合一試合積み上げながら勝点を積んできた。一試合一試合が特別なものだった。 --逆に苦しい思い出は?チームとしては夏場に17位まで沈んだこと。結果と内容がついてこない時期がありながら、僕個人としては新型コロナウイルスに感染した時期が一番苦しかった。
--昇格を決めた気持ちは?10月に移籍して、それからこのチームでJ1に上がるとずっと言ってきた。そして、今日、そのJ1昇格を決められ、ホッとしているというのが率直な気持ち。ラスト1試合、徳島との試合があるので、そこでしっかり勝ちたい。ホームのチケットも完売していると聞いている。アビスパのサッカーを見せられたらと思っている。来季J1でやるというのがいまから楽しみで仕方ない。まずは次の試合に向けて良い準備をしたいけど、今日の夜くらいは余韻に浸っても良いのかなと思っている。 --自身の先制点が大きかった。スカウティングでコーチがニア狙おうと言っていたし、相手はストーンが多いけど、自分たちの強みのニアを狙っていこうとしていた。カミ(上島 拓巳)がうまく逸らして、決められて良かった。泥臭いゴールだけど、こういうJ1昇格を決める試合で取れたことは良かったし、これが今後の自分のパワーになればうれしい。
愛媛FC
監督
ホーム最終戦で勝てなくて申し訳ない。これが僕の力で、ファン・サポーターの皆さんを満足させられなくて申し訳なく思う。今日、福岡さんの昇格が決まり、相手チームではあるけど、そこには最大限の敬意を払いたい。心からおめでとうと言いたい。今日は選手は力を出し切ったと思うし、そこには反省も後悔もありません。 --試合の入りは良く、序盤は愛媛らしいサッカーを体現できていたが。大枠としてはやろうとしていることを体現してくれたと思う。その回数も何回か出ていたところもあった。ただ、福岡さんの守備、強度がわれわれの良さを出させてくれなかった。われわれが悪いというより、福岡さんがかなり良かった。その印象が強い。セットプレーで高さのところでやられる。2点目も警戒はしていたけど、その高さのところも対応は難しかった。ただ、後半はそれでもなんとかこじ開けようとしていたし、理屈じゃないところでもなんとかしようとしていた。そういう意味ではもう1つ何か策があれば良かった。 --いま、目が赤くなっているが、やはり感情がこみ上げてきたか?ここ数試合、選手たちの顔を見るとそういう感情になってしまうことが多かった。そして、今日は(感情が抑えられず)もうダメでした。ファン・サポーターの顔を見れば申し訳ない気持ちがこみ上げてきた。最後は顔を上げて挨拶ができなかった。
アビスパ福岡
監督
きっ抗したゲームの中で先制点を取り、前半終了間際に良い得点も取れた。狙いが出ていたところもあったし、守備では無失点に抑えることができた。前節に続き、自分たちのやりたい試合、内容、結果を出すことができた。この2試合だけではないが、この積み上げがあって勝点81を達成し、昇格というところを成し遂げることができた。 --昇格できたことについての気持ちは?喜びもひとしおだけど、41試合消化しているという意味では、医療従事者、またはそのご家族の方、いろいろ大変な中でサッカーができる境遇に感謝しています。 --一番大きなポイントはどこにあったか?1つ挙げるとすれば、チームが1つになって、一体感をもって、同じベクトルで足並みをそろえて福岡が1つになれた。そんな風に思っている。
愛媛FC
FW 9
有田 光希
--後半は頭から主導権を持ってプレーできたが?前半相手が2点リードしていたことで、状況を考えれば相手の守備は堅くなるかなと思っていた。カウンター狙いで来ているのは後半の立ち上がりで分かった。その中で押し込む時間は絶対に増えると思った。なんとか点が取れればと思っていたけど、いつもどおりと言うか、ゴール前に思うように入る危ないパスは少なかったのかなと思う。もう少しそこを増やしていきたかった。 --自身、愛媛の選手としてプレーする最後のホームゲームになったが?試合が始まったら特別な意識は全然なくて、目の前で昇格を決められるのは悔しいと思っていたし、愛媛FCの一員としての感情が強かった。試合が終われば、もうこれで終わりなんだ、という寂しい気持ちになった。また、(次にプレーするチームが)カテゴリーが同じだったら、またここで試合をする機会もあると思う。そのときに今年取れなかったぶんまで得点を取りたい。
DF 4
西岡 大輝
--川井 健太監督のサッカーの集大成を見せようとする意図は見えたが?前半、みんなすごく良い入りをした。球際もそうだし、一歩早く動くこともできていた。気持ちの入ったゲームだったと思う。ただ、2位のチームと下位のチームのクオリティーの差、勝ちグセだったり、そういうものの積み重ねが差になっていた。自分たちの力の無さを認めざるを得ない。ただ、今まで積み上げてきたサッカーというのは自信を持ってみんながやっていた。前回のホーム戦で僕は、ボールを受けたがらない選手、やれる選手とやれない選手の差がハッキリしていると言ったけど、今日に関してはイメージの共有ができていた。でも、結果がすべて。これを未来につながるゲームにしてもらいたい。 --終盤は前線に残り、ゴールを狙おうとする姿勢も見せたが?なんとしてでも1点を取りたかった。相手の圧力もそこまで来ていなかった。(敵陣エリア内で)一度点が取れそうな場面があったけど、トラップミスしてしまった。やっぱり僕はFWじゃなかった。あれが(西岡)大志だったら点を取れていたかもしれない。でも、点を取るんだという気持ちは見せられたと思う。