明治安田生命Ｊ２リーグは14日、第41節の11試合が行われた。
首位の大宮は、大分に2点を先行される苦しい展開ながらも、ムルジャが4試合連続得点となる2得点を挙げて同点。さらにムルジャが得たPKを87分に家長 昭博が決めて逆転し、3-2の劇的な勝利で見事に優勝を勝ち取った。大分は2点リードを活かせず、21位以下が決定した。
4連勝中で大宮に勝点2差と迫る2位磐田は、横浜FCのゴールをこじ開けることができず、ホーム最終戦で手痛いスコアレスドロー。勝点1を得るに留まった。
3位の福岡は中村 北斗の決勝点で愛媛を1-0で振り切り、4試合連続無失点で7連勝。怒涛の追い上げで、磐田と勝点79で並んだ。愛媛は4試合ぶりの黒星を喫したが、Ｊ１昇格プレーオフ圏内の5位をキープした。
4位Ｃ大阪と7位長崎の対戦は、佐藤 洸一と梶川 諒太のゴールで長崎が2-0の勝利を収め、4試合ぶりの勝点3で6位に浮上した。敗れたＣ大阪の順位は変わらないものの、5戦未勝利（2分3敗）となった。
東京Ｖはオウンゴールで金沢に先制点を献上するも、86分にアラン ピニェイロの同点ゴールで勝点1をもぎ取り、7位に順位を上げた。
6位で今節を迎えた千葉は、矢島 慎也のPKによる1点で岡山に0-1で敗れ、一気に8位へ後退となった。
水戸は90分に三島 康平のゴールで札幌を2-1で下して逆転勝ち。北九州も2-1の逆転で群馬を破って3試合ぶり白星を挙げた。
徳島は熊本の反撃を1点に抑え、2-1でホーム最終戦を白星で飾った。讃岐は我那覇 和樹らのゴールで3-0で岐阜に快勝。岐阜は敗れるも20位以上が確定した。
京都は1-0で栃木に競り勝って自力で20位以上を勝ち取った。22位の栃木は21位の大分との勝点差が3、得失点差でも大きく離されおり、苦境に立たされた。
今季最終節の第42節は23日（月・祝）に開催される。
