Ｊリーグは24日、ヤフー株式会社（以下Yahoo! JAPAN）とＪリーグサポーティングカンパニー契約を締結することを発表しました。
同日に記者会見が行われ、同社の宮坂 学代表取締役社長 CEOとＪリーグ村井 満チェアマンが登壇。今回の契約の目的などを語りました。
村井チェアマンは観客動員を現状のＪリーグの課題として挙げ、そのための施策として海外の事例を挙げながら、デジタル技術の活用の重要性を主張。「1人でも多くのお客さんにＪリーグに触れていただきたい。ライトなサポーターをコアにするために欠かせないのがヤフーだった」と、今回の契約の経緯について述べています。
一方、宮坂社長はYahoo! JAPANのメディアパワーでＪリーグを支援することを明かし、「『見る』から『観る』。そのお手伝いを一緒にやらせていただきたい」とコメント。また「映画を見たり、食事をしたりするのと同じように、スポーツ観戦を気軽に楽しめる文化にしたい。Ｊリーグは全国各地にチームがあり、地域ナンバー１のエンターテイメントになる可能性がある」と、Ｊリーグの未来像についても言及しています。
今回の契約に伴い、具体的な連携施策第1弾として、本日よりYahoo! JAPANが子会社のワイズ・スポーツ株式会社と協力して運営する日本最大級のスポーツ情報サイト『スポーツナビ』において、『明治安田生命２０１５Ｊリーグチャンピオンシップ』特集ページを公開。決勝(12月2日、5日)では『スポーツナビ』トップページがチャンピオンシップ仕様のデザインに変更されます。
またチャンピオンシップ以降については現時点では未定ながら、「インターネットの力でスタジアムを満員に」をテーマに掲げ、Ｊリーグの露出を高め、観客動員の増加などに寄与していく考えを示しています。
