明治安田Ｊ１リーグは11日と12日に第13節の9試合が行われる。11日にACL決勝の第1戦を戦う横浜FMの試合（vs広島）は6月19日に開催予定となっている。
首位の町田はアウェイで湘南と対戦。前節は京都を下し2連勝と再び調子を上げている。2戦連発中のオ セフンに期待がかかる一方、U-23日本代表帰りの平河 悠と藤尾 翔太の2人にも注目が集まる。対する湘南は前節、鳥栖を下し、10試合ぶりに勝点3を手にした。3戦連発中の福田 翔生が今節も結果を残せるか。
Ｃ大阪vs神戸は、5位と2位の注目の上位対決となる。Ｃ大阪は前節、Ｇ大阪とのダービーマッチに敗れ、4戦未勝利となった。ゴールを量産するレオ セアラ以外の攻撃陣にも結果が求められるだろう。神戸は新潟を下し、2連勝を達成した。開幕戦以来となるゴールを決めた佐々木 大樹がチームにさらなる勢いをもたらせるか。
3連勝で3位に浮上した鹿島はホームに東京Ｖを迎える。前節は柏を2-1で撃破した。2試合連続ゴール中のチャヴリッチに今節もかかる期待は大きい。東京Ｖは磐田を下し、2連勝を達成。9戦無敗で10位に順位を上げている。2試合で3得点とゴール量産中の木村 勇大が今節も重要な役割を担うだろう。
4位のFC東京はホームで柏と対戦。前節は札幌を下し、3連勝と勢いに乗る。3戦連発と絶好調のディエゴ オリヴェイラに今節も期待がかかる。柏は鹿島に敗れ、2連敗となった。調子を落とすなか、U-23日本代表でも活躍した細谷 真大と関根 大輝の2人が救世主となれるか。
名古屋vsＧ大阪は7位と8位の対戦となる。名古屋は前節、広島を下し、連敗を2で食い止めた。古巣相手に今季初ゴールを決めたパトリックが、ここから勢いに乗っていけるか。Ｇ大阪はＣ大阪とのダービーマッチを制し、こちらも連敗を2でストップさせた。勝負強さを発揮した宇佐美 貴史のパフォーマンスが今節もカギを握るだろう。
新潟はホームに浦和を迎える。前節は神戸に敗れ、3戦未勝利となった。苦戦が続くなか、今節は25試合連続で勝ちがない（6分19敗）苦手チームとの対戦となる。加入後まだゴールのない小野 裕二が負の歴史を払しょくする活躍を見せられるか。対する浦和は横浜FMを2-1で撃破した。2ゴールで勝利の立役者となった伊藤 敦樹に今節も期待がかかる。
磐田はホームで鳥栖と対戦。前節は東京Ｖに敗れ、2試合勝利がない。今節は得点源のジャーメイン 良が負傷離脱したのに加え、守備の要を担うリカルド グラッサが出場停止となる。攻守のキーマンを欠くなか、代わってピッチに立つ選手が意地を見せられるか。対する鳥栖は湘南に敗れ、2連敗となった。複数失点が続く守備の修正が求められるだろう。
京都はホームに福岡を迎える。前節は町田に敗れ、2連敗となった。ここまでわずか9得点に留まる攻撃陣の奮起が求められる。福岡は川崎Ｆと引き分け、7戦負けなしとしている。途中出場から同点弾を決めた紺野 和也の起用法がポイントになりそうだ。
川崎Ｆはホームで札幌と対戦。前節は福岡と引き分け、4戦負けなしとした。もっとも勝ち切れない試合が目立つなか、果敢なプレーで攻撃を牽引する山田 新がチームに勝利をもたらす活躍を見せられるか。対する札幌はFC東京に敗れ、再び最下位に転落した。先制しながらも逆転負けを喫しただけに、リード時の試合運びがテーマとなるだろう。
■各試合の見どころをチェック
新潟vs浦和
磐田vs鳥栖
京都vs福岡
川崎Ｆvs札幌
湘南vs町田
名古屋vsＧ大阪
Ｃ大阪vs神戸
FC東京vs柏
鹿島vs東京Ｖ
