AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝第1戦、G大阪はグループステージでも対戦したラーチャブリー(タイ)と再び相まみえる。
ラウンド16では浦項との日韓対決に臨んだ。「韓国の強い相手に対して、突破できたのはこの先に向けて大きい」(
半田 陸)と手ごたえを得る勝利をつかんだが、G大阪が目指すのはJリーグ勢初となるACL2の制覇。
半田 陸はこうもコメントしている。「浦項に勝って、『いける』という雰囲気になるのは良くない。アウェイは暑いし難しい試合になるので、ホームでまず複数得点を絶対に取らないといけない」。市立吹田サッカースタジアムで行われる第1戦でのベストシナリオは、可能な限り得点差をつけて勝つことだ。
直近の明治安田J1百年構想WESTグループ地域リーグラウンド第4節・清水戦はPK戦の末に勝利を手にした。そこから中3日で迎える第1戦、注目はACL2で4試合続けてゴールを挙げている
山下 諒也の状態だ。
J1百年構想WEST第3節・岡山戦で右足首を痛めた影響もあって清水戦は欠場したが、「ACL2には必ず出られるよう、そこを目標にしている」と本人が語るとおり、ラーチャブリー戦の出場を視界に入れる。攻撃面はもちろん、献身的な守備でもチームを支える“ACL2男”は、そのスピードでラーチャブリーを翻ろうするはずだ。
また、
デニス ヒュメットもゴールを豪快に射抜く本来のすごみが戻ってきており、現在公式戦3試合連続でネットを揺らしている。献身的な守備も含めて、攻守にわたって頼もしい存在になっている。
一方で、負傷者続出のDF陣でも経験豊富な男が状態を上げてきた。清水戦で
三浦 弦太が本来の姿を取り戻し、対人戦で強さを見せたのは、強力な外国籍アタッカーを擁するチームが多いACL2の戦いにおいて朗報だ。「海外の選手と対戦すると自分にも良い刺激が入る。マッチアップで負けないようにしたい」と
三浦 弦太は意気込む。
三浦 弦太はグループステージのラーチャブリー戦において、ホーム・アウェイともに先発し、無失点での勝利に貢献した。ノックアウトステージに向けて新戦力を加えたラーチャブリーの外国籍選手をどう封じるかは、大きな焦点になるだろう。
昨年12月11日のグループF最終節でG大阪に0-2で敗れたラーチャブリーとしては、リベンジを期して大阪の地に乗り込む。
ラウンド16ではプルシブ(インドネシア)を2戦合計3-1で撃破。前述のとおりノックアウトステージに向けて新戦力を加えており、プルシブ戦にも出場したブラジル国籍のアタッカー・グレイソンはそのうちの1人。昨季まで岡山や大分でプレーしており、日本サッカーを熟知する存在だ。元U-20ブラジル代表のネゲバや、デニルソン ジュニオールを含めたブラジル国籍トリオには最大限の注意が必要となる。また、2025年に約半年間C大阪に在籍したタイ代表のジャルンサックウォンコーンも新たに加わっている。
そんなラーチャブリーを返り討ちにしたいG大阪にとっては、まずホームの利を生かして勝利を手にすべき一戦だ。
[ 文:下薗 昌記 ]