
2026/8/19 (水) 19:00 KO
1回戦
入場者数: 829人
天候: 晴れのち曇り|気温: 28.1℃|湿度: 64%
天皇杯1回戦は“北信越勢対決”となった。2年ぶり13回目の出場となる長野県代表の長野と、15年連続18回目の出場となる福井県代表の福井ユナイテッドFCが、長野県松本市のサンプロ アルウィンを舞台に相まみえる。
長野は県予選決勝で同じJ3の松本と戦い、2-0で快勝した。立ち上がりと終了間際に得点を奪い、その間もほとんど決定機を与えることなく推移。盤石の試合運びで“信州ダービー”を制し、本戦出場の切符をつかんだ。
その翌週に迎えた明治安田J3開幕戦でも勢いのままに勝利。J2から降格してきた山口に押し込まれながらも、藤川 虎太朗のPKによる決勝点で1-0と競り勝った。
しかし第2節・FC大阪戦で2-4と敗れ、今季初黒星を喫した。「また競争がフラットになったと思う。自分も良い準備をして戦える状態でいたい」とキャプテンの附木 雄也は言う。FC大阪戦から中2日での公式戦3連戦に突入。その2試合目にあたる天皇杯1回戦に向けて、気を引き締めている。
最大7試合が控える8月を見据え、小林 伸二監督はかねてから2チーム編成で挑むことを明言していた。天皇杯はいわゆるサブ組が主体となるだろうが、総力の高さを示したいところ。藤川 虎太朗は「このチームは誰が出ても同じことができるのが強み。競争がある中でもっとチームが良くなっていくと思う」と連戦を前向きに捉える。

ここから連戦となる長野。小林伸二監督はどんな11人をピッチに送り出すのか
一方の福井ユナイテッドFCは7月19日の北信越リーグ1部第9節以来、約1カ月ぶりの公式戦となる。北信越リーグ1部では2位と勝点3差をつけて首位に立っており、優勝に向けてはずみをつける意味でも重要な一戦だ。
5月に行われた天皇杯福井県予選決勝では、北信越リーグ2部の坂井フェニックスに2-1で逆転勝ち。前半に先制を許しながらも、終了間際に山口 哲平の2ゴールで試合をひっくり返した。本戦ではJFLのHonda FCを破った前回大会に続いて、格上相手に1回戦突破を狙う。
長野から期限付き移籍中の加納 大にとっては、保有元クラブとの対戦となる。当初は両クラブの対戦に出場できない契約条項が含まれていたが、天皇杯の組み合わせが決まったのちに双方合意のもとで解消。加納 大は「パルセイロと対戦できるのは楽しみ。全力で勝利をつかみにいきたい」と力を込める。

天皇杯の舞台で加納大は期限付き移籍元の長野との一戦に臨む(写真は長野在籍時の2026年J2・J3百年構想第13節・福島戦)
かつて松本を指揮していた柴田 峽監督と、松本から期限付き移籍中の萩原 正太郎は、同クラブの本拠地であるサンプロ アルウィンへ。「アルウィンでプレーする機会をいただけたので、全力で頑張りたい」と萩原 正太郎。それぞれの思いを抱いてJクラブとの対戦に挑む。
両者は福井ユナイテッドFCが前身のサウルコス福井として活動していた際、北信越リーグでしのぎを削っていた。2019年にサウルコス福井が福井ユナイテッドFCとして承継されて以降は初対戦。J1のFC東京が待つ2回戦にコマを進めるのはどちらか。
[ 文:田中 紘夢 ]