しかし、前節の千葉戦ではしっかりと守備に比重を置き、無失点で抑えることができた。三浦監督も「最後は押し込まれましたが、集中力を切らさずにやれたという意味では、われわれらしい戦いができた」と90分間の戦いぶりを称賛していた。CBの梅井 大輝も「良い守備から良い攻撃につなげられた」と同じように手ごたえを感じていた。また、「セットプレーから得点ができたというのは良い形だったと思う」とゴールシーンを振り返った。
194cmの梅井は千葉戦でロングスローのターゲットになり、「あそこで1つ反らせれば何か事故を起こせるかもしれません」と話していたとおり、白井 達也が決めたゴールの起点になった。また、その長身は当然ディフェンスにおいても強みになる。琉球戦に向けて「失点しないように中をしっかり固めて、外側へ行かせながら最後ははじくところをしっかりやっていきたい」とイメージを明かし、相手の武器であるクロスに対しては自身のストロングが生きると自信をのぞかせていた。
一方の琉球は前節の甲府戦後、「勝ったが、なかなか思うような攻撃ができていないなというところは反省点」と樋口 靖洋監督がコメント。内容に満足した様子はなかったが、その中でも勝ち切ることができたのは今季の強さを象徴しているようにも感じる。また、前々節・町田戦では0-3の大敗を喫していたが、その直後の試合で勝ち切れたことについては「われわれにとって非常に大きな勝点3だった」とも話し、この勝利を「さらに大きくするためにも」といつも以上に勝ちにこだわってくるはずだ。
相模原は新潟や大宮から勝点を奪ったときのように、粘り強いディフェンスを中心にゴールを守り抜き、逆に琉球のゴールを仕留めていきたい。
[ 文:舞野 隼大 ]
