「1年間の長いシーズンの中でおそらく一番のどん底なんだろうなという状態に入ってしまったと思っています」 その5日前には明治安田J2第17節で群馬と対戦し、1-2の敗戦。プライドを懸けた“北関東ダービー”で連敗するというどん底からいかにはい上がれるか。今節はチームの威信を懸けた一戦となる。
最大の問題は得点力不足だ。群馬との連戦において、いずれの試合でもボールを支配し、多くのチャンスを作り出すことができていた。だが、決定機で決めることができず、少ないチャンスを決められて敗戦を喫した。もう同じ失態を繰り返すわけにはいかない。
対戦する相模原は前節から指揮を執る高木 琢也監督の下、守備の立て直しが図られている。ボールを支配したとしても、相模原の守備を崩すのは容易ではない。大事なのは焦れずに戦うこと。自分たちで集中を切らしてスキを作ってしまったら相模原の思うツボだろう。攻撃的な姿勢を貫きながらも焦れずに攻め続け、相模原にスキが生まれたときにパワーを出し切ってゴールをこじ開けたい。
今週のミーティングでは「90分間のマネジメント」について話し合いが行われたという。「判断の基準は常に相手。相手の状況を見極めてサッカーをすることが大事」と森 勇人は力を込める。この苦しい状況を抜け出し、はい上がっていくためにも「90分で勝つ」意識をチーム全体で共有できるようにならなければならない。
[ 文:佐藤 拓也 ]