明治安田J2・J3EAST-Bグループ地域リーグラウンド第14節、福島はとうほう・みんなのスタジアムに大宮を迎える。前節・長野戦でつかんだ再起への勢いをそのままに、手ごわい相手に真っ向勝負を挑む。
福島は中3日で迎えた前節、直近の試合からスタメン7人を入れ替える大胆な采配で臨んだ。開始早々の7分、右CKの流れから
當麻 颯が先制ゴールを奪うと、その後も最終ラインからテンポよくボールを動かして主導権を掌握。中央に密集を作り、縦パスで相手のプレスを無力化する巧みな戦術が光った。21分には中央突破から
泉 彩稀が待望のプロ初ゴールをマークした。後半、一時は1点差に詰め寄られたものの、
上畑 佑平士が鋭いミドルシュートを突き放し、3-1で快勝。3連敗という苦しいトンネルを抜けた。
対する大宮は、前節・甲府戦で1-2の惜敗。ここ4試合で9失点を喫しているほか、前節は先制を許した2分後に2点目を奪われるなど、守備の修正が急務となっている。一方、グループトップの得点数を誇る攻撃力は依然として脅威。また、前節は17歳の新鋭・
神田 泰斗を先発に抜擢するなど、チームは変革の最中にある。
福島は、持ち前の緻密なビルドアップで大宮のプレスをいかにはがせるかが勝利へのカギを握る。前節で見せたような中央でのコンビネーションを見せることはもちろん、選手を交代しながら強度を保つ戦い方ができれば、大宮を翻ろうする展開も十分に期待できる。
前回対戦では屈辱の0-6という結果に終わったが、攻撃の内容については選手たちも手ごたえを感じていた。そこからどれだけ積み上げ、ホームの声援を背に受けて大宮の個を上回ることができるか。J2勢との4連戦で良いスタートを切るために、そして来たる2026/27シーズンにつなげるための重要な90分が始まる。
[ 文:近藤 健多朗 ]