5連戦の締めくくりとなる隣県対決。ホームの長野は、大敗を喫した前回対戦の雪辱を果たしにいく。
長野は前節、アウェイの札幌戦に臨んで0-2の敗戦。前半はボールも主導権も相手に握られ、シュート0本とチャンスすら作れなかった。逆に後半はボールを保持しながら前進し、7本のシュートを打てただけに、小林 伸二監督は「怖がらずにもっとやってほしい」と要求を高める。
3月末に小林 伸二監督が就任して以降、7試合中3試合が無失点と、守備面は一定の成果が表れている。一方で複数得点は一度しかなく、攻撃面は模索段階といったところだ。システムを可変させたり、選手のポジションを入れ替えたりしながら、連戦下で試行錯誤を続けている。
対する岐阜は直近4試合でわずか1得点と、攻撃面に課題が残る。前々節・札幌戦、前節・松本戦はいずれも0-3で連敗。相手のハイプレスに苦戦し、失点を重ねた。
両者とも直近2試合はゴールネットを揺らせていないが、岐阜は長野に対して良いイメージもあるだろう。前回対戦ではホームの岐阜が5-1と大勝。長野はGKのミスや、一発退場が重なって痛い目に遭った。その試合を最後に藤本 主税監督が契約解除となっており、長野にとっては紛れもなく苦い思い出だ。
長野は“2チーム体制”で連戦に臨んでおり、積極的なターンオーバーを行ってきた。コンディション面における不安要素は少ない。一方の岐阜はある程度メンバーを固定しつつも出場時間をコントロールしながら乗り越えてきた。
互いに攻撃面の課題に向き合いながらも、連戦の最後ということもあって走り切れるかがポイントになる。隣県対決は意地と意地のぶつかり合いになりそうだ。
[ 文:田中 紘夢 ]