6位・鹿児島と2位・長野の勝点差は『6』。今節で長野が引き分け以上なら、鹿児島のJ2昇格の可能性はなくなる。残り2試合を長野が連敗し、鹿児島が連勝すれば勝点で並ぶが、現時点の得失点差は鹿児島の『+7』に対して長野は『+21』。極めて厳しい状況だが、「われわれが可能性を信じて、サポーターの人たちと一緒に戦う」と金 鍾成監督は意気込みを語る。
前線からタイトなプレスを仕掛ける守備と、縦に速いパスを入れながらダイナミックに展開する攻撃が連動し、鹿児島は3連勝と勝点を積み上げてきている。全体で押し上げて分厚い攻撃を仕掛ける分、裏を取られるリスクを常に抱えているが、前節のYS横浜戦ではGK大西 勝俉がビッグセーブを連発して無失点で切り抜けた。「たとえ昇格の可能性がゼロになっても、100%のプレーで勝利を目指すのが自分たちの仕事」と大西。プロの仕事をまっとうしたい。
対するG大23は、このところ2種登録のユース組が先発の半数を占めることが多く、苦しい戦いが続く。前節・長野戦では川﨑 修平らがスタメン出場し、ベストメンバーに近い布陣で臨んだが、0-1で敗れた。持てる力を振り絞って、上位・鹿児島に一泡吹かせたい。
[ 文:政 純一郎 ]