北九州は9月初め、YS横浜は8月末の監督交代でチーム状況の改善に動いたが、その効果は対照的。北九州は小林 伸二監督就任後の7試合で挙げた勝利は初戦の明治安田J3第26節・八戸戦のみで、現在は4連敗中かつ6試合未勝利で最下位から抜け出せない状況。一方、YS横浜は倉貫 一毅監督就任後に6勝2敗。現在は3連勝中で、監督交代時の18位から11位へとジャンプアップしている。
北九州の改善点は明確。ここ3試合すべてが0-1の敗戦で、そこに守備の健闘に対する得点力不足が表れる。うまくボールを前に運べるが、アタッキングサードでのパワーとアイディア不足、乏しい決定力を補う好機の複数創出も不十分な状態。前向きのパワーをどう作り出すか、その整理と実践が求められる。
YS横浜は現在の好調の維持がさらに順位を上げるテーマか。3試合連続無失点の粘り強い守備、アタッキングサードに入ってからの高い連動性による効果的な崩しに、さらに磨きをかけることで連勝を伸ばしたい。
今季一度目の対戦は第11節で、北九州が
前川 大河のゴールで先制したが、YS横浜が
藤原 拓也の同点ゴールと、夏に湘南へ完全移籍した
福田 翔生の後半アディショナルタイムのゴールにより逆転勝利を収めている。
[ 文:島田 徹 ]