今季の明治安田J3は残り2節となったが、数字の上では勝点58の2位・鹿児島から勝点52の9位・八戸までがJ2昇格の可能性を残す(※6位のFC大阪は来季のJ2クラブライセンスを交付されていないため、2位以内でもJ2昇格不可)。今季を象徴する混戦状況だが、鹿児島としては残り2節を勝ち切ることに全力を注いで、5年ぶりのJ2昇格を勝ち取りたい。
J2昇格に最も近い位置にいる鹿児島だが、ここ3試合は勝星から遠ざかっており、足踏み状態が続く。「昇格のプレッシャーで普段どおりのプレーができていなかった」と
藤本 憲明。ボランチやサイドなどの攻撃の起点を徹底的にマークされ、思うようにボールを保持できず、受けに回る展開が増えている。「そういう状況だからこそ、もっと大胆に攻めるサッカーをやりたい」と
薩川 淳貴。残り2試合の相手はいずれも前半戦で敗れたチームだが、鹿児島らしいサッカーを貫いて目標達成なるか。真価が問われる。
対する沼津は前節、讃岐に敗れたことでJ2昇格の可能性が消えたが、「(讃岐戦の)パワーや熱量、気持ちを鹿児島にぶつけたい」(
附木 雄也)とモチベーションは高い。前回対戦(第18節/2○0)のようにボールを保持し、圧倒するサッカーで来季につなげたい。
[ 文:政 純一郎 ]