YS横浜にとって苦しい日々が続いている。現在4連敗。JFL降格の可能性がある20位がじわりじわりと近づいてきた。
結果が良くないとはいえ、内容については悪くない。前への推進力は以前より改善され、アタッキングサードへの進入やシュート回数は増えてきている。明確な課題は決め切る力。フィニッシュの部分では精彩に欠け、得点が期待できるような場面を思うようには作れていないのが現状だ。
対する沼津は現在2位と、自動昇格圏内に位置している。中山 雅史監督の下、ここまで18試合で30得点という攻撃力を武器に勝点を重ねている。前節・奈良戦は3得点で快勝し、今季ワーストの4失点で完敗した前々節・松本戦から仕切り直すことに成功した。
「意識が甘い」、「もっと自分たちにベクトルを」。試合後にYS横浜の選手たちが繰り返し口にしている言葉だ。チームとしての意識は統一できている。では、どうすれば意識が甘くなくなるのか、もっと自分たちにベクトルが向くのか――。より具体性が求められるフェーズに来ているのかもしれない。
高い壁に直面していても、試合はやってくる。今季ホーム初勝利を果たせるか。
[ 文:小津 那 ]