Jリーグが秋春制に移行して迎える2026/27シーズン。福島は寺田 周平監督体制3年目、超攻撃的サッカーの確立とJ2昇格を目指し、ホームでの開幕戦に臨む。明治安田J2・J3百年構想リーグでは20試合で42失点と守備に課題を残しており、その安定が今季のカギを握る。今夏は大幅な入れ替えを避け、鳥栖からDF上原 牧人、長崎からDF佐々木 奈琉、水戸からFW奥田 晃也をピンポイント補強した。在籍11年目、今季からキャプテンに就いた樋口 寛規は「目標であるJ2昇格をつかみ取るため、覚悟を持ってシーズンを戦い抜く」と力強く語っており、開幕戦から白星発進で勢いに乗りたいところだ。

今季から主将に就任した樋口寛規。J2昇格へ、チームをけん引する(写真は2026年J2・J3百年構想第14節・大宮戦)
対する讃岐は、J2・J3百年構想リーグでは、20試合17得点にとどまった得点力不足が最大の課題として残った。この夏はFWを4人補強し、克服に力を入れている。その中で鹿児島から完全移籍で加わった米澤 令衣は2ケタ得点を目標に掲げており、彼の活躍がカギを握るだろう。

得点力不足解消のキーマン、米澤令衣は2022年以来の2ケタを目指す(写真は鹿児島在籍時の2026年J2・J3百年構想第13節・鳥栖戦)
ともに負けられない開幕戦、今季初勝利をつかむのは果たしてどちらか。
[ 文:近藤 健多朗 ]