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“備えるを、たのしもう。”
東海地区の6つのJクラブが防災のためにチカラを合わせる 「ソナエル東海」を発足

この度、清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津、名古屋グランパス、FC岐阜の6つのJクラブは、2020シーズンにJリーグのかけ声のもと推進している4つの社会連携テーマ(防災、高齢者、子ども、一次産業)の1つである防災をテーマにしたプロジェクトをスタートしました。

本日、9月1日(火)防災の日に記者会見を実施し、プロジェクトの詳細を発表しました。

 

 

1、発足の目的

今後30年以内の発生確率が80%を超えると言われる南海トラフ地震をはじめとしたあらゆる災害に対して「備えるを、たのしもう。」をコンセプトに、地域を中心とした多様な連携先と共に、Jクラブの持つ資源を使って頂くことを通じて、災害から命を守り避難生活に備えるための防災意識を高め、そして、具体的な行動の喚起へと繋がって行くことを目指します。

 

ソナエル東海エンブレム

 

2、主な連携先

主に下記の団体、組織の皆様と社会連携を進め、自治体をはじめ地域の皆さんに「Jクラブを使って」頂くことで防災に関する活動の充実を図ります。

 

・特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)

 

 


活動紹介:
2016年11月設立(2019年12月より認定NPO法人)。
大規模災害時に、災害支援に関わる行政、災害ボランティアセンター(社会福祉協議会)、NPO/NGO、企業などの民間セクター等と連携し、被災された方への支援の「モレ・ムラ」をなくすために、支援活動の調整(コーディネーション)を行っています。
また、災害時にこれら支援活動が機能するために、平時から県域の災害支援に関わるネットワークの構築、これまでの災害支援のノウハウの共有、研修などを通してコーディネーターの育成などに取り組んでいます。

【団体ホームページ】:http://jvoad.jp/

 

ソナエル東海との連携や期待について:

毎年のように大規模災害が日本各地で発生し、また現在の新型コロナウイルス禍において、各地域で災害支援に関わる担い手が必要になっています。今回の「ソナエル東海」との連携を機に、南海トラフが言われている東海地域の幅広い方々に、楽しみながらも防災・災害支援について知ってもらい、いざという時にそれぞれの地域で力を発揮してくれることを期待しています。子ども達にとっても憧れの組織と連携することで、災害支援の視点だけでは出会えない方々との新しい出会い、学びを楽しみにしています。

 

・一般社団法人FUKKO DESIGN

 

 


活動紹介:
一般社団法人 FUKKO DESIGN は、「民間ビジネスの力を結集して新たな”復興”をつくる」をテーマに活動しています。平時のときから行政、民間企業、メディアとのネットワークを構築し、有事の時にすぐにサポートする体制をつくるほか、有事の際の被災地に関する情報発信の支援、復興タイミングにおける地域の魅力発信、企業のマッチングサポート支援などをトータルにデザインしていく団体として活動していきます。

【団体HP】https://fukko-design.jp/

【過去事例】
・FUKKOツイート旅#北海道のここがえーぞ (北海道胆振東部地震からの復興支援)
・日本酒「もっけだの」プロジェクト(山形沖地震からの復興支援)
・「ポケモンぼうさいクラブ」(NHK Eテレで放送)   ほか

 

ソナエル東海との連携や期待について:
皆さまと防災について一緒に取り組みができることを、大変光栄に思います。
シャレン!の活動は、所属する組織を超えて課題に向き合う私たちの考えとまさに一致していて、難しく敬遠されがちな防災を身近なものに感じてもらうきっかけとして、幅広く活動できるようになることを、とても楽しみにしています。
今回、FUKKO DESIGNではネーミングやエンブレムロゴ、ステートメントの制作を行いました。今後も、各クラブのアクションをはじめ、6つのJクラブ合同のアクションなどを連合体として、ファンやサポーターをはじめ、各地域の方々に幅広く「“備える”を、たのしもう」のスローガンが伝わるよう、ソナエル東海を支援していきます。

 

・よんなな防災会


活動紹介:
よんなな防災会は「よんなな会」という47都道府県(全国)の地方公務員と国家公務員が集う会で知り合ったメンバーを基に昨年10月に立ち上げた会です。公務員・民間・社会人・学生問わず、「防災」に関心のある様々な方々が集まった有志団体で、定期的に勉強会や懇親会などを行うとともに、防災の取り組みを支援する活動も始めています。これらの活動等を通じて、メンバー同士が学び合い・繋がり・身近な人や地域などへ防災知識を広めていくなど、全国に「防災の輪」が広がることを期待しています。

<よんなな防災会 Facebookグループページ>

https://www.facebook.com/groups/47bosai/

※メンバー数:514名(令和2年8月31日現在)

 

ソナエル東海との連携や期待について:
今回、藤枝市さんが作成されるリーフレットについて、助言をさせていただきました。防災に詳しいメンバーも多数在籍しておりますので、ソナエル東海の取組を、防災の専門的な知見の面からサポートできればと考えています。また、今後、よんなな防災会で定期的に開催する勉強会について、ソナエル東海での取り組みで活用できるような仕組みが作れればと考えています。
行政が行う防災知識の普及啓発ではアプローチできる層が限られてしまうと感じておりますので、ソナエル東海のコンセプトが「備えるを、たのしもう。」であるとおり、ソナエル東海の取り組みを通じて、幅広い層に対して楽しく防災知識を伝えていっていただくなど、Jクラブの「楽しさ」と「発信力」に期待しております。

 

・株式会社HITOTOWA


活動紹介:
「ともに助け合える街をつくる」を企業ビジョンに、街の中での住民同士のつながりをつくるネイバーフッドデザイン(コミュニティデザイン)事業や、スポーツを通じた社会課題の解決を目指すソーシャルフットボール事業(social football COLO)を展開しています。ソーシャルフットボール事業では、「サッカー防災®ディフェンス・アクション」というサッカーをしながら防災を楽しく学ぶオリジナルプログラムを開発し、各地の行政や地元Jクラブと連携し、首都圏を中心に東海・関西エリアで活動を推進しています。

HITOTOWA INC. HP:http://hitotowa.jp

social football COLO HP:http://colojapan.asia

 

ソナエル東海との連携や期待について:
防災は、人の命に関わることだからこそ、今までも多くの方が真剣に取り組んでこられました。そして、その大事な取り組みをJクラブの力を生かし、さらにより多くの人が「備えるを、たのし」みながら、防災の取り組みが各地で身近になり、深化していくのではないか、と考えています。その先には、災害にそなえることが当たり前、とみんなが思い行動するような風景が広がっていることを期待しています。当社も、今回名古屋グランパスと名古屋市消防団連合会と連携しながら、with コロナ時代に対応した新しいオンライン防災訓練を実施します。今回の取り組みをスタートに、より多くの人たちを巻き込みながら、防災が当たり前になり、災害で亡くなる人をゼロにするために、Jクラブと連携し尽力していきます。

 

3、ソナエル東海の活動について

①ソナエル東海公式LINE powered by JVOAD の開設

昨今の大規模災害発生時の大きな課題の一つとして、正確な情報が届けたい人に届かない、受け取った情報が正しいかの判断がつかない、といった情報の発信に関することが挙げられます。この度、東海ソナエル公式LINEをJVOADと共に開設し、防災プラットフォームとして6つのJクラブのファン、サポーターを中心として各ホームタウンの方々に登録を呼びかけます。

災害発生時には、JVOAD管理のもと正しい情報を登録者にお届けします。また平常時も、正しい防災知識の提供や、6つのJクラブが行う各地でも防災活動に関する情報などを提供していきます。

アカウント名:ソナエル東海公式

登録用QRコード:

 

②6つのJクラブの主な活動計画について

清水エスパルス
■エスパルスオンラインショップに防災グッズ特設ページを開設
エスパルスオンラインショップ内に防災グッズ関連の特設ページを開設します。
オリジナル防災リュックの販売、防災リュックと同時に備えていただきたい備蓄食料やその他防災グッズ等を集約しました。

◇オリジナル防災リュック
防水機能を備え、いざという時には「バケツ」や「浮き袋」になるリュックであり、一般的な無機質の防災リュックとは違いクラブのエンブレムが入っているので、今まで備えをしていなかったサポーターに対して訴求できるものとなっております。

※ソナエル東海オリジナルロゴプリントのリフレクターキーホルダー付き

◇清水エスパルスLOOPS
パラシュートに使われるパラコードという素材を利用し、「防災を意識しなくても、持ちたいアイテムが防災に役立つ」グッズです。緊急時にはブレスレットのパラコードを解き、一本のロープとなりますので、物干しや止血帯になるほか、着火剤としても使用できます。

◇備蓄品、その他防災グッズの販売
オリジナル防災リュックの中に入れるモノ、同時に備えていただきたいアイテムを購入者さま自身でカスタマイズしていただけるよう、エスパルスのパートナー各社が取り扱う防災グッズを特設ページに集約しました。クラブとパートナー、サポーターが一体となって防災意識を高めることができれば幸いです。

掲載品例)ビスコ保存缶、常備用カレー、心臓マッサージ実習キット、BUDDY BOX(大人1人3日分の備蓄食)、5倍巻きトイレットペーパー、オムツ、避難用簡易保護帽etc…

 

■防災に関する啓発動画の発信
災害が発生した際の避難行動に関する注意点について、クラブのマスコットパルちゃんと静岡市の各区PRキャラクターが登場し、楽しく学べる動画をホームタウン静岡市と連携して制作しました。制作した動画は、エスパルス公式SNSや静岡市の公式SNS、地元ケーブルテレビなどで発信していきます。

【動画はこちら】

■エスパルスとともに学ぼう!防災出前講座
静岡市が実施している市民向けの防災出前講座に、エスパルスの選手・スタッフ・OB選手等が参加し、地域の皆さんとともに、防災対策について学ぶ機会をつくります。

 

ジュビロ磐田

■ハザードマップの周知
ハザードマップを幅広い年齢層に知っていただく活動をしていきます。特に若年層に知っていただくためにスマートフォン等のデジタルの活用を進めていきます。

 

■防災ゲーム
小中学生を対象とした「楽しく学べる防災ゲーム」を製作し、子供たちと共に学べる機会を作っていきます。 

 

藤枝MYFC
■防災リーフレット
藤枝市、よんなな防災会と共に、防災リーフレットを制作。
市内全55,000戸に配布のもと8月30日藤枝市防災訓練で家庭内の防災訓練に活用いただきました。

 

■防災に関する啓蒙活動
Jリーグタイトルパートナー及び藤枝MYFCのクラブパートナーである明治安田生命静岡支社 藤枝営業所のご協力のもと市内契約者家庭への啓蒙活動を行っていただいております。
具体的には、お手元に防災リーフレットが届いたことの確認と防災に備えた準備、補助金制度の周知等が目的で、詳しくは市担当課へ誘導されます。

 

■防災授業
藤枝市と連携し、市内小中の代表校にて防災授業を行いました。東日本大震災当時Jクラブで選手として活躍し、現在は藤枝MYFCアカデミースタッフとして活動している養父雄仁が当時の体験から児童・生徒に向けてメッセージを送りました。

 

アスルクラロ沼津
■全力防災隊発足
災害・防災に備え、防災のスペシャリストの集団を育成していきます。
いつ何時起こるかわからない災害に備え、いざという時に使える知識を習得する為に定期的な講習会を開催予定です。まずは自分の身は自分で守る知識を習得すること、そして身近な人々の命を守るために必要な基礎的な知識・技能を取得すること、最終的には災害時に最前線で活躍できる防災のスペシャリストを育てていくことを目的としています。
メンバーはクラブのボランティアスタッフを中心に、地域住民・学生等、同じ思い・気持ちを持った人たちなど幅広い方々を視野に入れて進めて参ります。

 

名古屋グランパス
■備蓄品を楽しく覚える防災キックオフチャレンジの実施
連携先:名古屋市消防局、名古屋市消防団連合会、㈱HITOTOWA
名古屋市消防局、㈱HITOTOWA等と連携し、SNSを活用し、楽しく備蓄品を学ぶ企画を実施します。コロナ禍の状況の中で今一度家庭にある備蓄品を振り返るきっかけにするとともに必要な備蓄品を学び、そしてその活用方法を学べるオンライン授業を実施します。

 

■グランパスオリジナル防災バッグ
「防災グッズ詰め合わせリュック」と「リュックのみ」の2種類を販売します。リュックは10Lと必要なものがたっぷり入り、防水機能もついています。さらに、このバッグに自身に必要なものを加えていくことを通じて、今一度防災を考えるきっかけにしていただきます。
※発売日、商品詳細、価格等については改めてリリース予定。

 

■9/9(水)ホームゲームイベント「SDGsアクション」における防災啓発
名古屋市消防局と連携し、起震車による地震に近い揺れの体験イベントや非常食や簡易家具転倒防止用機材等の配布を行います。

 

FC岐阜
■防災に関する啓発活動
岐阜県が展開する「災害から命を守る岐阜県民運動」と連携し選手やマスコットが登場する防災学習動画の発信や、ホームゲーム会場でのパネル展示、避難所体験コーナーの設置などの啓発活動を実施します。

 

③今後の予定

・各クラブがそれぞれのホームタウンで配布、または防災授業の際などに活用できる「防災ドリル」の制作を検討しています。その他のアクションも含め、今後は決まり次第、公式LINEアカウントにてお知らせいたします。

 

4、各クラブからのメッセージ

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・清水エスパルス 高木純平(クラブOB /広報担当)
僕が子どもの頃から、南海トラフ地震は発生すると言われ続けています。言われ続けているからこそ、危機意識はあるものの、災害に対する準備については少し薄れてしまっている気がします。それは僕だけでなく、思い当たる方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか。ソナエル東海を通じ、みんなで災害に対する知識を楽しく学び、楽しく備え、南海トラフ地震だけでなくあらゆる災害に対する危機意識をもう一度高め、自分自身のみならず、大切な人々の命を守る準備をしましょう。みんなで、ソナエル東海!」

 

・ジュビロ磐田 岡田隆(クラブOB/スカウト部長)
「私も、子どもの頃から南海トラフ地震のことはいつも聞かされてきました。そのため、防災の意識はありますし、我が家でも防災グッズの準備や備蓄を心がけています。でも、いざというときはどうなるか心配です。今回、東海地方の6つのJクラブが一緒になって防災に取り組むことで、楽しく備える、学ぶことができます。そして、いざというときの心配が少しでも軽減でき、知識や意識が高くなってほしいと思います。私も、クラブスタッフとしてこの活動に協力していきますし、お役に立てればと思います。ソナエル東海に期待しています。」

 

・藤枝MYFC 養父雄仁(クラブOB/アカデミースタッフ)
「私は現役時代、東日本大震災を羽田空港で経験しました。その時私は、これまで幾度となく行ってきた防災訓練の知識を役立てることができず動揺し、いかに備えることが大切かを痛感しました。今回、東海地方の6つのJクラブが力を合わせて発足したソナエル東海。藤枝MYFCは備える準備の重要性を子どもたちに伝えることからスタートしました。皆さん、備える、を一緒に楽しみましょう。」

 

・アスルクラロ沼津 尾崎瑛一郎(選手)
「この度、東海地方の6つのJクラブでソナエル東海を発足させることになりました。まず、自分自身が災害に備えること、そして自分以外の周りの方々とも大きな災害に備えることが大切だと思いますし、特にこの地域は、昔から南海トラフ地震という大きな災害が起こると言われている中で、僕自身も大きな地震を経験したこともありますし、ボランティアに参加させて頂いたこともあります。その時に思ったことは、いつ起きるか分からないという災害に対して、周りの方々と、地域の方々と、一緒に準備していくこと、備えることの大切さをすごく学びました。今回、東海地方の6つのJクラブで活動を行なっていくにあたり、僕たち選手も自分たちができることを、まずは地域のみなさまと一緒に、今後もこの取り組みに参加していきたいと思います。」

 

・名古屋グランパス 楢﨑正剛(クラブOB/クラブスペシャルフェロー)
「ソナエル東海の発足にあたり、東海地方の6つのJクラブが連携したということで、大変心強く思います。私自身も、昨年ディフェンスアクションに参加して、日常生活の中から災害に備えることの大切さを学びました。南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないと言われているこの地域で、日頃から備えることが命を守ることにも繋がります。そうしたことを、Jクラブ同士が力を合わせて取り組むことは、非常に素晴らしいことだと思います。この連携を入り口として、みんなで災害に備えていきましょう。僕ももちろんソナエル東海の一員ですし、どんどんメンバーが増えていくことを願っています。ぜひチームメイトになりましょう。」

 

・FC岐阜 前田遼一(選手)
「地震を含めた様々な災害は、いつどこで起きても不思議ではありません。自分自身を守ることはもちろん、家族や仲間、大切な人々を守るためにきちんと災害に備えることは、とても大事なことです。東海地方の6つのJクラブが連携して発足したソナエル東海と一緒に、楽しく備える、を合言葉に、防災に対する意識をみんなで高めていきましょう。」