2024/4/27 (土) 14:03 KO
第10節
ヴィッセル神戸
神戸
0
-1
京都サンガF.C.
京都
55'
原 大智
入場者数: 22,582人
天候: 曇|気温: 23℃|湿度: 41%
最後は専守防衛でシャットアウト。京都が7試合ぶりの勝点3
京都サンガF.C.
GK 94
皆さんが見たとおり、最初からお互いにタフな試合をしている中で、最後は押し込まれる時間帯もあったんですが、みんながよく最後まで守ってくれて、勝利につながったんじゃないかと思います。 --前半終盤のPKストップについて。最近は試合に勝てていなくて、ここで決められたら流れが相手に持っていかれる感じだったので、「絶対に止めてやる」と必死でした。その気持ちがセーブという結果につながったんじゃないかと思います。試合前に大迫(勇也)選手の映像を見ていたんですが、最後の最後までGKを見て蹴っているなという印象があったので、最後の最後まで我慢して「(自身から見て)左に蹴りそうだな」と思って飛びました。 --PKまではVARで中断する時間も長かったが。ベンチにノリさん(鈴木 義宜)とガクくん(太田 岳志)が入っていたので、みんなを落ち着かせてくれましたし、自分も認めたくはなかったんですが、「PKかな……」と思っていたので、体が固まらないようにするなど準備をしていました。 --仲間の守備を後ろから見ていて。最後まで選手たちが「今日は絶対に勝たないといけない!」という強い気持ちを持っていましたし、交代で入ってきた選手たちもその強い気持ちを持っていて、チームに力をもたらすよう試合に臨めました。自分だけを考えるのではなくて、チームコンセプトを考えた上で、守備のところもそうですし、守備から攻撃に切り替わる速度の変化なども良かったです。結果的にCKで得点したんですが、みんなが信じてやってきたので、それが得点につながったんだと思います。 --久しぶりにサポーターとともに勝利を喜べたが?いつも熱い応援をしてくださって、自分たちも勝ちたいんですけれど、なかなか勝てなかったことに関しては本当に申し訳ない気持ちです。選手たちは本当に毎日毎日一生懸命練習に臨んでいますし、その練習に臨んでいる姿勢が今日の結果につながったと思います。今日だけじゃなくて、これからが大事だと思っています。これから長いレースが始まるんですけど、本当に今日からがスタートだと思いますし、希望に満ちたシーズンになると思います。
ヴィッセル神戸
監督
ホームで勝点3を取らないといけない試合でしたが、結果的に負けてしまって、サポーターの皆さんに申し訳ないなと思います。試合に関しては前半も後半も自分たちがチャンスを作り続けたけども、やはりそこを決め切ることができなかった。相手に少ないチャンスをモノにされた。サッカーではよくあることなんですけど、下を向かずにやり続けていくことが勝つ確率を上げることだと思うので、切り替えていきたいと思います。 --前半に点を取れなかった影響は大きかった?前半で点を取れれば良かったんですけど、そこの精度はまだまだ上げないといけないと思います。失点シーンに関してもまだまだ修正しないといけないですし、相手に守り切られたというか、より先制点を取られて守られた印象をもっています。 --京都に上回られた部分は?特に自分たちがダメだったかといえばそうではなかったと思います。ただ、ホームで勝たないといけないと思うし、そこはサポーターの皆さんに申し訳ないということだけです。
京都サンガF.C.
監督
(J1第3節・)川崎F戦で勝点3を取って以来、ホームの(第4節・)横浜FM戦は素晴らしい試合だけど勝点1も取れず、それから「勝点3はこんなに遠いのか」という時期が続きましたけれど、サッカーというのは面白いもので、今日以上に勝てそうな試合がありましたが、実際には勝っていません。 今日は前半から球際やバトルで負けていたとは思わないですし、互角以上の戦いをしながら、(原)大智が素晴らしいヘディングシュートを決めました。そこからちょっと押されて、自陣の深いエリアへのロングボールが増えましたけれど、あらかじめ用意した形があり、選手が戦術理解度を高めて、危ないところで体を張ってゼロに抑えられました。(ク)ソンユンがPKを止めたことも含めて、本当に選手全員の勝利だと思います。 監督をやっていると、勝てないときに「システムが悪いんじゃないか」、「起用する選手がダメなんじゃないか」、はたまた「自分(監督)のマネジメントや戦術が……」などいろんなことを言われますが、この職業はそういうものに圧力を感じて自分を見失ってしまうことが一番ダメだなと、この期間ずっと考えていました。勝てないことで「最強のサンガ、口だけじゃねえか」というような空気を感じる中で、選手がそれをはね返してくれたと思いますし、彼らの成長の邪魔をしないコーチングをして今週に臨んだことが勝点3につながって良かったと思います。 すごく思うのは、水曜日のルヴァンカップ(1stラウンド2回戦・長野戦)で本当にサンガらしいキレのある試合をして、2点リードから3失点して負けましたけど、あの日から連続して出たメンバーは先発では松田 佳大だけですが、ここに来ていないメンバーや今日ベンチにいたメンバーは「サンガというのはこういうものだ」ということを、あの地で取り戻してくれたと思います。相手(長野)の監督が試合後に勝って涙するという状況も含めて、いろんな人にパワーを与えられて今日の勝点3が巡ってきたと思っています。 生きていて良かったなと思いますし、またここから「われわれのゴールデンウィークだったな」と言えるような準備をしていかなきゃいけないと思っています。今日は一瞬喜んで、また明日からしっかり選手と一緒に歩んでいきたいです。 --麻田 将吾選手の左SB起用は、武藤 嘉紀選手に起点を作らせない狙いだったのでしょうか?去年も何回か麻田選手を左SBで起用する形で試合に臨んだことがありました。いまのサンガのベストな力というか、疲労もある中で(起用するのは)誰なのか、ということを考えました。武藤選手のところへ斜めのボールが飛んでくるのは試合を見ていてよく分かりましたし、そのストロングを抑えれば、逆に奪ったあとにカウンターで出ていけるなというところもあります。今日は相手の長いボールを拾うか、拾われるか、みたいな試合になりましたけれど、そういう対策も含めて選手たちはよく理解してやったと思います。 --これまで守り切れない試合もある中、今日は最後まで集中を切らさずに守れていたと思います。「前半で力を出し過ぎて後半に足が止まる」といろんなメディアの方にも言われていますが、自分は一切そういうふうには思っていなくて、やっぱり自分たちの良い流れが来たときに点を取れなかったときの、次のプレーに対する温度が下がっているというふうに見えたんです。一つひとつの現象はすべての試合で違うので、そういうネガティブな空気がチームに流れないように話をして、今日の試合へ送り出しました。 元々ああいう展開になったらゴール前で体を張って守ることは大事にしてきたことです。守るというか、相手のシュートを正面からブロックしていくことは練習してきたので、今日は相手に能力の高い選手がたくさんいるので危ないところにボールを運ばれましたけど、ソンユン含めてみんな落ち着いてやったと思います。 --後半に押し込まれる中、あのタイミングでそれぞれの選手交代を決断した理由は?豊川(雄太)も(松田)天馬もボールへ寄せに出ていったあと、戻るのに足が止まり始めていました。守備の時間だけにならないように(鈴木)冬一や(平賀)大空を入れて、キープしながら時間を作って全体を押し上げて、相手の好きにされないようにしたかったです。そこの指示を入れながら、右サイドの福田(心之助)も少し疲れてきたところがあったので入れ替えました。麻田と(宮本)優太をサイドに置いて、斜めのボールから簡単にやられないようにしました。相手もやりにくそうにしていた印象があります。 ノリ(鈴木 義宜)は開幕前から非常に調子が良かったんですが、ケガをして、この試合に間に合いました。今日は最後、チームをまとめてラインがズルズルと下がらないように役目を果たしてくれました。リーグ初先発の松田 佳大も含めて、あれくらいディフェンスラインを高く保てれば、相手の斜めのボールから良いコントロールをされた折り返しは飛んでこないだろうと思いました。準備してきたものを、ピッチでしっかりと表現してくれました。
FW 14
--決勝点は相手選手と競り合いながら見事に決めたが?マークにつかれないかなと思っていたんですが、つかれてしまって、最初は(自分の動きが)読まれていたので、一度止まってうまくタイミングをズラすことができました。(CKの)あの形は言われていましたし、少し変化を加えた中で見事にボールも来て、コーチの作戦どおりでした。自分もずっと試合に出ている中で、ここまでふがいない結果でした。こうして勝利に導けたことはうれしいです。 --最後は耐える形になったが?途中からは耐え慣れたというか、DF陣も積極的な守備ができていたから、最後までリードを守り切れたんだと思います。今日は新しい選手も入ってきた中で、苦しいときこそ(仲間の)目を見て戦うことを意識していました。チームとして、全員で戦うことができました。神戸に勝てたのは大きいし、強いチームに勝てたことで勢いに乗ることができます。次のアウェイのFC東京戦もしっかりと勝ちたいです。
ヴィッセル神戸
GK 1
前川 黛也
(相手には)決定的なシーンというのはあまりなく、どちらのチームも1点が欲しいゲームでしたが、そこで耐え切れなかったのは僕たち自身の弱さでもあります。多くの得点チャンスを作れたことは継続していかないといけないところですし、点を取れずに勝てなかったというよりも、守り切れずに負けた。自分たちディフェンス陣はそこにベクトルを向けてこれからもやっていきたいと思います。 --失点シーンはセットプレーから決められた。相手はこっちのちょっと弱いところ、スペースがあるところに選手を走らせて得点をしてきました。修正するのはもちろんですが、ああいう形を相手も用意してきていたし、どういうときでも守れるようにしていきたいと思います。
DF 4
山川 哲史
シュートまでは行けていたし、最後のところを決めるか決めないかで勝敗はついたのかなと思います。 --良い形でシュートを打つところまでは持っていけている。神戸の強みをしっかり出してゴール前まで迫ることができていたと思いますし、失点してからの迫力はより出ていたと思います。本当に最後を決めるところでした。京都さんはディフェンスラインを中心に体を張っていました。そういうところは認めるべきところでもありますし、見習わないといけないところだと思います。