2019明治安田生命Jリーグ 2019明治安田生命Jリーグ

開幕への意気込み

レノファ山口FC

山口がショッピングモールで開幕会見。ノべルティーグッズ配布などでPRも

 山口は2月21日、練習拠点から近いショッピングモール「おのだサンパーク」でJ2リーグ開幕前記者会見を行った。

 霜田正浩監督と選手たちは午後の練習を終えた後、会場のショッピングモールに移動し、開幕戦の告知チラシやノベルティーグッズを配布してPR。買い物客らは、突然現れた選手たちに驚きながらも笑顔を見せ、握手をしたり、写真を撮ったりと交流を楽しんだ。

 初めてのショッピングモールでの記者会見についてレノファ山口広報部・冨島勲さんは、「おのだサンパークは、ファン・サポーターだけでなくさまざまな人が集まる場所。多くの人の前で会見を行って話題を呼び、開幕戦への来場促進につなげたい」と話し、地元テレビ局による会見直前生中継の効果もあって約200人の観衆が集まった。

 会見には、霜田監督と三幸秀稔主将が出席。レノファグッズを身に着けたサポーターをはじめ、制服姿の女子高生、買い物途中の親子、白髪の老夫婦など老若男女からの熱い視線に霜田監督は「本当に感動しています。こんなに集まっていただいて、応援していただいて、ますます柏に勝たなきゃいけないと思います」。三幸は「今日もそうですし、プレシーズンマッチ2試合も大きな後押しを受けました。すごく期待してもらっていると感じる分、僕たちは結果にこだわっていいサッカーをして、勝たなきゃいけないと強く思っています」と話した。

 おのだサンパークでは、J2開幕前日の2月23日まで「ORANGE SOULを燃やせ レノファ山口開幕戦応援週間」と題した企画を催している。

■選手・監督コメント

 霜田正浩監督:今年は本当に勝負の年だと思っています。12月から取り組んだチーム編成は、来てほしい選手に来てもらえて、残ってほしい選手に残ってもらえて、非常にうまくいきました。プレシーズンもいい準備ができました。僕自身が非常に楽しみで、誰が出てもレノファらしいサッカーを皆さんにお見せできると思っています。勝っても負けても皆さんをワクワクさせて、そして僕らは勝ちにこだわって最終的には一番望むところへ行きたいなと思っています。応援をよろしくお願い申し上げます。

 ――工藤壮人選手の負傷の影響をどう考えているか。

 霜田監督:チームのエースになってほしくて、彼もそのつもりで来て、初戦が古巣の柏で、本人が一番悔しい思いをしていると思います。その思いを、僕ら周りの選手やスタッフが汲み取って戦わないといけないと思っています。彼が試合に出られない影響というより、彼が試合に出られないことをどうやってチームのプラスにもっていくかということの方が大事だと思っています。

 ――PSM2試合でJ1チームと戦い、柏戦も「いけるぞ」という感触はあったか。

 三幸秀稔選手:(PSMの)広島戦でもC大阪戦でも自分たちがチームで戦えば、一対一で勝てなくても、逆に上回れた部分を感じました。柏は間違いなく強いですけど、自分たちはチームとして強くいられるように、みんなが出し切って粘って戦えれば勝機はあると強く思いました。開幕戦も試合がスタートしていきなり自分たちのサッカーができるよう、エネルギーを前に向けていきたいと思います。

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